韓国映画興行ランキング[2024年12月]
2024年12月に韓国の映画館・劇場で公開された映画の興行ランキングをご紹介。12月に韓国で一番観られた映画をチェック!
【韓国 映画興行ランキング】 2024年12月(KOBIS調べ)
1位 消防士
2位 モアナと伝説の海2
3位 ウィキッド ふたりの魔女
4位 ヒドゥンフェイス
5位 ライオン・キング:ムファサ
『消防士』
1位に輝いたのはチュウォン、イ・ジュニョクら主演の『消防士』。
実話をモチーフにした『消防士』は、2001年ソウル・弘済洞周辺で発生した火災事件当時、劣悪な環境の中で火災鎮圧と全員救助を目標に出動した西部消防署の消防士たちの状況を描いたヒューマンドラマ。
本作は2020年に撮影を終えて翌年の公開を予定していたが、コロナパンデミックにより公開が延期、また当時主演のクァク・ドウォンが2022年10月に飲酒運転で摘発されていたことが分かり、公開が無期限延期となっていた。自粛中である彼のシーンは一部編集されて公開された本作は、主演チュウォンの繊細な演技力や実話が与える真正性で観客の心に響き、根強い人気を見せた。
『ヒドゥンフェイス』
4位にはチョ・ヨジョン、ソン・スンホン、パク・ジヒョン主演の『ヒドゥンフェイス』がランクイン。
『ヒドゥンフェイス』は、行方不明になった婚約者スヨン(チョ・ヨジョン)の行方を追っていたソンジン(ソン・スンホン)の前にスヨンの後輩ミジュ(パク・ジヒョン)が現れ、失踪したと思っていたスヨンが彼らと最も近い秘密の空間に閉じ込められ、彼らの素顔を目撃することから始まる密室スリラー。同名のコロンビア映画が原作。
ベテラン俳優チョ・ヨジョンとソン・スンホンが映画『情愛中毒』以来10年ぶりの共演となった本作。主演陣の破格の演技変身や衝撃的なストーリーが観客を危うい関係と欲望に没頭させ、予測出来ないジャンル的な面白さを披露し、特に20~50代の観客から熱い支持を得た。また、本作は過去5年間に公開された青少年観覧不可の韓国映画の中で観客100万人突破という新記録を残した。