チュウォン、消防士の苦悩と成長をリアルに表現
【この記事のポイントは?】
◆チュウォン主演映画『消防士』が驚異的なスピードで観客176万人を突破した
◆劇中チュウォンは新人消防士チョルウンを熱演
◆彼の繊細な演技力は観客に深い感動を与えている
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[韓国エンタメニュース]
チュウォンの真心のこもった演技が光を放った。
4日の公開と同時に驚異的なスピードで観客176万人突破を成し遂げた映画『消防士』で、チュウォンは西部消防署の新人消防士チョルウン役を演じた。
『消防士』は2001年ソウル・弘済洞周辺で発生した火災事件当時、劣悪な環境の中で火災鎮圧と全員救助を目標に出動した西部消防署の消防士たちの状況を描いたヒューマンドラマ。
本作でチュウォンは、新社会人として激しい現場に飛び込み、苦悩と共に成長していく主人公の変化の過程を深く繊細に表現した。
本作の後半で表現されるチョルウンは、自然と人命救助しながら生きる本物の消防士であり、初出動に戸惑っていた新人チョルウンの姿とは、呼吸から違って見える。
阿鼻叫喚の中では、何もできずに震えた声と怯えた瞳で緊張した人物の状態を表現して現実感を高め、大切な人を火災で失い、大きな喪失感に落ちたその瞬間は観客の胸を詰まらせた。また、聡明で逞しかったチョルウンが経験を重ね、挫折と苦痛に悩んだ時間を経て消防長のジンソプ(クァク・ドウォン) と対峙するシーンに至るまでの過程は密度の高い完成度を見せている。
キャラクターの感情を静かに表現するチュウォンの繊細な表現力は、ストーリーに深い響きと感動を与えた。
一方『消防士』は、韓国で絶賛上映中。
写真提供:Ghost Studio、BY4M STUDIO
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