2023.07.12 12:00

『密輸』チョ・インソンら、強烈な6人6色キャラクター

[韓国エンタメニュース]

映画『密輸』がメイン予告編とキャラクターポスター6種を公開した。

公開されたメイン予告編は、青い海をバックに軽快なリズムのOST「沿岸埠頭」とともに始まる。チョ・チュンジャ（キム・ヘス）とオム・ジンスク（ヨム・ジョンア）を筆頭に海中の品物を拾い上げ自由に泳ぐ海女たちの姿の後、グンチョンで繰り広げられるドラマが観客たちの興味をくすぐる。

加えて地上では、海上とは差別化されたアクションのカタルシスを披露するクォン上士（チョ・インソン）とチャン・ドリ（パク・ジョンミン）のアクションシーンが集中力と没入感を最高潮に高める。さらに密輸を取り締まる税関係長イ・ジャンチュン（キム・ジョンス）と、韓服と70年代ファッションを着こなし多彩な姿を見せてくれるコ・オクブン（コ・ミンシ）まで、俳優たちの多彩な変身が、見どころ、楽しみどころのある映画への期待感を高める。

同時に公開されたキャラクターポスター6種は、多種多様な個性がしっかりと現れている。まず、成功のために密輸の世界に飛び込んだチョ・チュンジャ役のキム・ヘスは、“私が行き止まりをぶち抜いてやる”という台詞とともに今年最も煌びやかなたてがみヘアを誇っている。

義理に厚い海女たちのリーダーオム・ジンスクを演じるヨム・ジョンアは、きっぱりした表情とともに“密輸品配達は子供のままごとじゃない”という台詞でカリスマとリーダーシップを見せている。

全国区の密輸王クォン上士役のチョ・インソンは、余裕の笑みと相反する“俺と単独で会うとどうなるか聞いてるだろう？”という台詞で緊張感を引き出した。

また険しい表情の炎のブロッコリー頭チャン・ドリ役のパク・ジョンミンは、ハンマーを手に“俺をなめ腐ってんじゃねえぞ”とクォン上士とは異なるゾッとするような雰囲気を醸し出し、破格の演技変身を暗示している。

一方、銃を片手に端正な制服を身に着けている税関係長イ・ジャンチュン役のキム・ジョンスは、“密輸品を売り買いするのは全て脱税だ”という台詞で彼の断固とした性格を見せてくれている。最後に70年代レトロ風ファッションを完璧に着こなし眩しい笑顔を見せるコ・ミンシは、“水商売する人間がこの程度の計算もできないの？”という台詞とともに明るく笑っている。

『密輸』は海に捨てられた密輸品を回収して生計を立てていた人々が一生に一度の大きな戦いに巻き込まれる海洋犯罪活劇。韓国で来る26日公開予定。

映画『密輸』メイン予告編