【韓国ライフ】住んで驚いた「韓国の家」について(in 京畿道)
皆さんこんにちは、KOARIキュレーターmimoです。
2023年6月から韓国在住となった私ですが、実際に住んでみて驚くことが多い韓国。
“近くて遠い国”と言われる理由もわかってきました!
そんなリアルな韓国ライフで感じたことを、キュレーターのお仕事を通して発信していけたらと思います^^
今回は、「韓国の家」についてご紹介します♪
※世帯向けマンションのに比較的多い事例です。住居タイプ、居住面積、築年数等によっても異なります。
〇日本と違う!?韓国の家の作り
最近の日本では、韓国のドラマや芸能番組が簡単に視聴できるようになったり、コスメや食品なども国内で買えるようになり、以前より韓国がグッと近い存在になりましたよね!
そんな身近な存在になった韓国ですが、実際に現地で生活してみると日々文化の違いを感じ驚きの連続なんです。
今回は韓国で暮らす私がこの文化の違いで驚いたことの中から、家の違いに焦点を当ててご紹介していきたいと思います。
☆驚き1 :玄関からリビングが直結
日本では玄関を開けるとまず廊下ががあり、廊下に沿って各部屋が配置されている作りが多いと思いますが、韓国は玄関を開けるとまず거실(コシル)と言われるリビングがあり、この거실(コシル)というリビングに沿って、各部屋が配置されています。
日本人の私からすると、玄関や廊下とリビングを区切るドアがついていないのが不思議で仕方ありませんでした。
そのため日本はリビングからトイレへ行くとき、写真のように一度廊下に出なければいけませんが、韓国の家の多くは廊下を挟むこと無くトイレへ行くことができます。
☆驚き2: ユニットバスが一般的
日本ではトイレとお風呂場が分かれている家が多いですが、韓国ではユニットバスがほとんどでシャワーのみの家もあります。
韓国は日本のように毎日お風呂に浸かるという習慣はあまりなく、家ではシャワー、湯船に浸かりたいときはチムジルバンやサウナへ行くことが多いそうです^^
☆驚き3 :備え付けのエアコンが少ない
日本では夏に気温40度を超える地域も多く、各部屋ごとに1台エアコンをつける家が多いですが、韓国では10年ほど前まで現在のように気温35度を超えることがほぼ無かったため、リビングや大部屋にのみエアコンがあり、各部屋にエアコンをつけていない家が多いそうです。
☆驚き4 :オンドルと2重窓で万全の寒さ対策
韓国の冬は気温−20度まで下がることもあり、一般的に、家の各部屋にオンドルという韓国式床暖房が組み込まれています。
そして家の窓は2重窓になっているなど、冷たい外気から部屋を守り、暖かさを維持できる作りになっています。
極寒の冬を乗り切るためには、無くてはならない存在ですよね!
☆驚き5 :靴箱がとても大きい
韓国アパートの靴箱は比較的築年数が浅かったり世帯向けマンションの場合、日本の賃貸マンションよりかなり広く、奥行きもあるため靴箱兼物置棚として使えます。
また靴箱の対面には大きな備え付けの鏡がついていることも多く、身だしなみに抜かりのない韓国らしさを感じられる一面ですね^^
☆驚き6 :部屋にスピーカーがついている
日本のマンションでは騒音の注意書きや清掃の案内などはポストに紙が入っていることが多いですよね?
韓国では靴箱同様、築年数が浅かったり世帯向けマンションの場合、各部屋についてるスピーカーから室内放送されることがあります。
主婦層がひと段落する時間に案内が流れることが多く、朝の10時または夜の20時など決まった時間に放送されることが多いです。
☆驚き7 :玄関の鍵は暗証番号式
日本では鍵を使うのが一般的ですが、韓国はほとんどの家が暗証番号式になっています。
マンションのエントランスは指定の暗証番号を入れてロックを解除し、自宅では自宅の暗証番号を入れてロックを解除します。
韓国では鍵を所持するという習慣があまりないため、身軽にお出かけできるのが嬉しいポイントです^^
〇文化の違いを知ると理解が深まる
今回は、日本と異なる韓国の家事情をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
違いを知った上で韓国ドラマを見たり旅行に訪れると、今まで気づけなかった点に意識が向き、より韓国を知れるのではないかと思います^^
今後も日々暮らす中で感じた日韓の違いを皆さんにお伝えできればと思いますので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです♪
それでは、次のコラムでお会いしましょう~!
【キュレーター】:mimo |
韓国在住。休日は、韓国のローカルグルメ探しを楽しんでいます。 |
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(最終更新日:2024/02/01 関連記事追加)