ヒョンビン&イ・ドンウク、トロントを盛り上げた映画『ハルビン』
【この記事のポイントは?】
◆ヒョンビン主演『ハルビン』がトロント国際映画祭で初公開された
◆映画祭にはヒョンビン、イ・ドンウクがウ・ミンホ監督と共に出席
◆上映会では映画終了後にスタンディングオベーションが起こるなど熱い反響を見せた
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[韓国エンタメニュース]
映画『ハルビン』がトロント国際映画祭のワールドプレミアを成功裏に終えた。
『ハルビン』は1909年、一つの目的のためにハルビンに向かう者たちとそれを追う者たちの息詰まる追跡と疑惑を描いたスパイアクション映画。
9月8日(現地時間)、『ハルビン』が第49回トロント国際映画祭を通じて全世界に初公開された中、劇中で安重根を演じたヒョンビン、イ・チャンソプ役を演じたイ・ドンウクがウ・ミンホ監督と共にレッドカーペットに登場し、観客と交流した。『ハルビン』の主役たちは、長い間待っていてくれたファンに笑顔で挨拶しながら入場し、映画上映直前までファン一人一人と挨拶を交わすのはもちろん、サインや写真撮影など特別なファン愛を伝え、雰囲気を盛り上げた。
『ハルビン』のワールドプレミアは、映画祭のメインシアターであるロイ・トムソン・ホールで行われた。約1,800席が観客で埋め尽くされ、映画への関心を証明した。映画に先立って観客と会ったヒョンビンは「韓国のために献身し、犠牲になった独立軍の方々への感謝の気持ちを観客の皆さんにも伝えたいと思い、全てのシーンを心を込めて撮影しました。皆さんに少しでもその気持ちが伝わればと思います」と語った。
イ・ドンウクは「招待していただき心から感謝していますし、監督、ヒョンビンさんと一緒に来ることができて、より光栄です。映画を楽しんでいただき、映画に込められた意味ももう一度深く考えてほしいです」とした。ウ・ミンホ監督は「歴史的な事件を背景にした物語を映画的に表現しようとしました。特にビジュアルとサウンド、音楽に気を配ったので、この部分を注意してご覧いただければ、映画を楽しめると思います」と感想を述べた。
映画祭に参加した様々な海外の観客からは、映画が終わるやいなや歓声と拍手が沸き起こったのはもちろん、「俳優の眼差しだけでも感動が伝わる」「美しい映像美と驚異的な演技で完成された作品」など、韓国の歴史を扱った新しいスタイルのスパイ映画に爆発的な反応を見せた。
公式上映後に行われた質疑応答でウ・ミンホ監督は「皆さんに様々な感情を感じてほしいと思って作ったのですが、映画に没頭して熱心に観覧する姿を見て、私がもっと感激し、胸が熱くなりました」と感謝の言葉を述べた。その後、観客は異例のスタンディングオベーションを送り、劇場を熱烈な反響で埋め尽くした。
一方『ハルビン』は韓国で12月に公開予定だ。
写真提供:CJ ENM
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