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2020.06.03 10:30

田代親世コラム☆コロナにも負けない人気ミュージカル作品は…?

田代親世のゆるふわ韓国ミュージカルDays

【田代親世のゆるふわ韓国ミュージカルDays】

 

日本を始め、ブロードウェイもロンドンのウェストエンドも劇場は上演を取りやめている中、韓国では、キャンセルになるものもある一方で、しっかり公演を続けている作品があります。

代表的なのが『ドラキュラ』や外国人キャストによるワールドツアー公演の『オペラ座の怪人』

 

韓国ミュージカル,オペラ座の怪人

 

3月の一番コロナ感染が危険そうな時期も公演は続けられていましたが、4月1日に『オペラ座の怪人』のアンサンブル俳優さんがコロナ陽性になり、結局3週間の休演を余儀なくされました。コロナの前までは連日満席でしたが、中断を経ての再開後は空席もけっこう目立っていて、座席占有率は50%水準だそうです。

でも本来6月27日までの公演でしたが、なんと8月8日までの延長が決定。このあと上演予定だったイギリスの演劇『ウォーホース』がキャンセルになったために劇場が空いたということと、俳優やスタッフが本国に帰っても仕事がないから可能なんでしょうけれど、この臨機応変さはファンにとっては嬉しいですね。

 

『ドラキュラ』も『オペラ座の怪人』チームで感染者が出たのを受けて3週間休んだものの、4月21日から再び上演を開始。

『ドラキュラ』はジュンスチョン・ドンソクリュ・ジョンハンといった韓国でも大人気のミュージカル俳優たちが出演する作品だけに、ソーシャルディスタンスを取ることもなく、全座席普通に売り出されていて、空席を見つけることの方が難しいほどのコロナにも負けない人気ぶりです。

 

韓国ミュージカル,ドラキュラ,キム・ジュンス

韓国ミュージカル,ドラキュラ,キム・ジュンス

 

でも一方で、公共施設の劇場を使う公演は自由に行うわけにもいきません。同じジュンスが出る舞台でも『モーツァルト』は当初は6月11日に開幕予定だったものが、コロナの第2波襲来に危機感を覚えた政府の防疫強化措置を受けて16日からの開幕に延期されました。

またソウル郊外の劇場で地方公演として上演予定だった『レベッカ』は結局キャンセルに。これは座席と座席のあいだの距離を取るべしという政府の要請に対して、企画会社がすでにチケットが完売している公演だけに、今さらシートの調整は不可能だからということになったそうです。

 

韓国ミュージカル,レベッカ

 

大劇場だけでなく、小劇場作品『キム・ジョンウク探し』『ラフマニノフ』などは最前列は空けてあるけれど、あとは普通に売っていますね。貞洞劇場などの公的機関の劇場は、座席も一つ置きに販売されています。

もちろん中止になった公演も多いですが、なんとかコロナと上手く付き合いながら夏のシーズンに突入するといった感じです。

 

(文・写真:田代親世)


 

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