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2019.09.24 01:25

韓国ミュージカルの伝道師!田代親世さん直撃インタビュー

今回のKOARIインタビューのお相手は、韓流ファンの間でも知られている田代親世(たしろ・ちかよ)さんです♪

韓国エンターテインメントナビゲーターの草分け的存在で、今も広くご活躍なさっており、最近は特に韓国ミュージカルの第一人者である田代さん!今注目度急上昇中の韓国ミュージカルについて、気になることを色々お伺いしちゃいました!

 

田代親世,韓国ミュージカル,インタビュー,
田代親世さん
(フリーアナウンサー/韓国エンターテインメント・ナビゲーター&脚本家)

 

─この度は、インタビューに応じてくださりありがとうございます!
田代さんは「韓国エンターテイメント・ナビゲーター」としても幅広くご活躍なさっていますので、KOARIの読者にもご存知の方は多くいると思いますが、KOARIとはほぼ初めてのお付き合いになりますので、まずは、KOARIの読者の皆さまにご挨拶をお願いします!

田代親世(以下、田代):こんにちは、韓流ナビゲーターの田代親世です。韓国エンタメの中でも、とくにドラマとミュージカルの魅力を語って見どころをわかりやすく解説したり、韓流イベントの司会や韓流コミュニティー「韓流サロン」の主催などをしています。
今度からKOARIで韓国ミュージカルについてのあれこれをお伝えしていきます!
よろしくお願いします^^

─こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!
田代さんは、近年は韓国ミュージカル分野でもご多忙でいらっしゃいますよね。韓国ミュージカルにはいつ頃からご興味を持たれましたか?また、ハマったきっかけを教えてください!

田代:2006年のチョ・スンウリュ・ジョンハンが来日しての「ジキル&ハイド」を見て、なんと歌がうまいのかとびっくりしてそれ以来興味はありましたが、頻繁に見るところまで行かず、2009年にチュ・ジフンが「ドンファン」に出たり2010年に東方神起のユンホが「宮」に出たりしたあたりから見始めて、2011年にアン・ジェウクジャック・ザ・リッパーをソウルで見てあまりにも良かったので、そこからハマった感じです。

─日本のミュージカルもご覧になるそうですが、韓国のミュージカルと日本のミュージカルの違うところ、似ているところは、どんなところでしょう?

田代:日本のミュージカルはお芝居中心で物語の整合性を重視している感じですが、韓国ミュージカルは歌が中心という印象を持っています。韓国の方が公演期間も長いせいか美術セットが派手で豪華ですね。

韓国俳優はとにかく歌がうまい!そして演技も情熱的です。ダブルトリプルキャストは当たり前なのも韓国の独特の文化ですね。

─韓国は一般の人々の舞台に関する意識や、舞台と客席との距離感が身近なように思います。何がそうさせるのでしょうか?

田代:難しい質問ですね(^-^;
「マダン」文化の名残があるのかもしれませんね。
舞台と客席とバチっと分かれているというより、広場(マダン)で見世物を観衆が盛り上げながら見るという一体感の名残が。

─なるほど!
では、韓国ミュージカル初心者が見る上で注目すべき点、また、初心者が見るのに向いている作品をあげるとしたら、何でしょうか?

田代:初心者にはまず俳優たちの歌のうまさやセットの豪華さ、舞台の迫力に打ちのめされて欲しいのでとにかく大劇場作品をお勧めします。

そして予習が大事なので予習しやすい日本でも上演されたことのある有名な作品がいいです。予習とはあらすじと曲のメロディーを耳になじませておくということです。
例をあげればエリザベートレ・ミゼラブル、日本でも上演されたことを考えればフランケンシュタインなどですね。

─素敵な作品がたくさんあると思いますが、田代さん一押しの作品があれば教えてください。

田代:キャストによるんですよね~。つまり、〇〇さんの「◇◇」という感じです。
それで言うならパク・ヒョシン「ファントム」リュ・ジョンハン「フランケンシュタイン」「シラノ」

「ファントム」はミュージカルにオペラとバレエを取り込んだ最高級総合芸術という素晴らしい舞台なんです。そしてパク・ヒョシンの劇場を一瞬にして湿原地帯にしてしまう切なき魂の叫びが歌になっていて胸が震えます!
友情が憎しみに変わる人間関係の描き方、一人二役になるキャスティングの妙、楽曲のすばらしさととっても優れたクセになる作品です。

「フランケンシュタイン」は、とくにリュ・ジョンハンのマッドサイエンティストぶりがハマっていて素敵でした!

「シラノ」は主人公シラノの男気のある崇高な生きざまが尊くて、切なくも優しい気持ちにさせられる作品で大好きです!

─ずばり、今お気に入りの俳優さんはいますか!?

田代:リュ・ジョンハン、パク・ヒョシン、チェ・ジェリム!

─では、これから人気が出そうな注目俳優がいれば、こっそり教えてください!

田代:ヤン・ヒジュン!←彼が何かに出演するなら、そのために海を渡ります~^^

─ここまで田代さんを惹きつけてやまない韓国ミュージカルの魅力とは、ずばり何でしょう!?

田代:俳優たちの歌のうまさと情熱的な演技です。それらがまさしくドラマチックで胸が高鳴ります。

 

田代親世,韓国ミュージカル,インタビュー
メディアを通じて韓国エンタメを幅広くご紹介されている田代さん

 

─最近は、韓国ミュージカルの日本公演やコンサートだけでなく、日韓両国の俳優が共演する舞台作品も増えてきました。
田代さんはインタビューやレポート取材などを通じて、そんな「舞台日韓交流」の一翼を担ってこられた「韓国ミュージカルの伝道師」的存在ですが、今後韓国ミュージカル分野で新しくやってみたいことや目標があれば、差支えない範囲で構いませんので、ぜひ教えてください!

田代:多くの日本のミュージカル好きの方に韓国ミュージカルを知ってほしいので、とにかくまずは韓国まで行って観てほしいんです。

なので現在もミュージカルツアーをやっていますが、これを引き続きやっていきたいですし、韓国のミュージカル俳優さんをお招きしてのドラマ仕立てのミュージカルコンサートなどの企画もしてみたいですし、いずれは日本に韓国ミュージカルの公演をお呼びして1週間くらい上演してもらいたく、そんな活動ができたらいいなと思っています。

とても個人では難しいので協力者を求めています!

─好きなことをお仕事にして企画や運営にまで携わるって、本音で生きてる感じでかっこいいですね!^^
本日は貴重なお話をありがとうございました~!

 


 

韓国エンターテイメント・ナビゲーターとしてテレビやイベントで活躍中の田代親世さん!
田代親世さんもスペシャルサポーターとしてご参加頂いています!

 


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