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2021.07.07 12:00

『悪魔判事』チソン、視聴者を虜にする善悪演技!

チソン、悪魔判事

 

[韓国エンタメニュース]

 

俳優チソンが“悪魔判事”カン・ヨハンとして華やかな初登場を知らせた。

 

tvN土日ドラマ『悪魔判事』で仮想のディストピア・韓国の中で新しい司法改革を導入した裁判長カン・ヨハンに完璧になりきったチソンの変身が注目を集めている。

 

まず秩序が乱れた韓国で裁判長カン・ヨハンは、国民が陪審員として参加し、その選択が裁判の結果に莫大な影響力を与える“国民示範裁判”を導入、司法改革に新しい風を吹き込んだ。特に示範裁判に対する問題提起に「僕が権力です。韓国、全国民から委任された司法権を行使します」と言い、誰よりも国民の味方であることを露わにし、議論を一蹴した。

 

これにチソンは誰の言葉にも振り回されず、自分の思い通りに引っ張っていくカン・ヨハンの冷徹なカリスマを表し、キャラクターの性格を確実に納得させた。乱世の中でカン・ヨハンというキャラクターがなぜ必要なのか、カン・ヨハンが持つ鋭い眼差しや口調などを自然に溶け込ませたチソンの演技が序盤から視聴者を虜にした。

 

しかし誰よりも国民の味方に立ち、法の基準で公平な裁判を繰り広げているだけようなカン・ヨハンに引き続き釈然としない姿が捉えられ、共に緊張感も高まった。何よりも最初の“国民示範裁判”で被害者遺族を温かく抱きしめ、共感と哀憐を表したかと思ったカン・ヨハンがあくびをしながら涙を流すシーンは見る者に衝撃を与えた。チソンはその現場を見た相手の眼差しを避けたり慌てる様子を見せず、何気ない笑顔で対応し、鳥肌を立たせる演技力で雰囲気を180度変えた。

 

このように善と悪の境界線を行き来しながら、どちらの味方なのか分からないミステリーなカン・ヨハンはチソンの立体的な演技と出会い、さらにシナジーを生んでいる。全てのことを自分の計画のまま動かすカン・ヨハンの愚かな行動を節制して描き、視聴者の興味を刺激し、ドラマはもちろんキャラクターに向けた好奇心を刺激している。

 

それだけでなくチソンはこれまで卓越した作品選択能力とそれに比例する演技力で多くの者に“信じて見られる俳優”という信頼を得てきた。今作でその真価をもう一度証明するのか、チソンが披露する熱演に注目が集まっている。

 

一方『悪魔判事』は、韓国にて毎週土日夜9時より好評放送中だ。

 

 

写真提供:tvN

 

 

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