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2021.04.21 11:00

『ヴィンチェンツォ』ソン・ジュンギ、名アクションシーンのポイントは?

ソン・ジュンギ、ヴィンチェンツォ

 

[韓国エンタメニュース]

 

tvN土日ドラマ『ヴィンチェンツォ』でソン・ジュンギの強烈でインパクト溢れるアクションが話題を集めている。

 

キャラクターのコンセプトを確実に生かしながら、見る面白さを与えたアクションシーンたちは俳優と制作陣の完璧な呼吸が作り出した結果物だった。ホ・ミョンヒ武術監督は、ヴィンチェンツォがマフィアという設定を重要視し、アクションシーケンスを構成した。

 

ホ・ミョンヒ武術監督は「ヴィンチェンツォとチョ社長(チェ・ヨンジュン)のアクションシーンで2人のアクションの質を変えたかった。チョ社長は私たちが良く知っているテコンドー、合気道のようなコンセプトを与えた」と伝えた。ヴィンチェンツォの技術については「腰の上に蹴りを出さない」とし「彼はマフィアなので足の技術はほとんど使わない。ヴィンチェンツォは打撃よりは制圧に熟練した技術を持っている。キャラクターに関する部分を設定に入れてそれを守ろうとした」とディテールさを説明した。

 

ソン・ジュンギ、ヴィンチェンツォ

 

マフィアヴィンチェンツォの怒りと本能が爆発した第10話の銃撃戦、16話のエンディングはまた違う部分に重点を置いてアクションを構成した。武術監督は「10話の銃撃戦はヴィンチェンツォがなぜマフィアなのか見せねばならないシーンだった」と明かした。続けて「銃を持った時にヴィンチェンツォ本来の姿が出て来るだろうし、ほぼ初めて登場した銃撃戦だった。準備過程で多くの選択が出来なかったシーンなので個人的に残念だったが、多くの方が良く見て下さったようだ」と視聴者に感謝を伝えた。

 

またこのシーンのビハインドについて「実際に銃撃戦はもともと単純だ。銃を撃って避けるだけという退屈なシーンになりかねないシーンに接近戦を入れて、殺し屋たちとぶつかりながら制圧していくことまで、起承転結を作らねばならない。ドラマ全体にも起承転結が必要だが、アクションシーケンスの中でも必要だ」と語った。

 

ソン・ジュンギ、ヴィンチェンツォ

 

16話のエンディングではヴィンチェンツォの感情を重要とした。武術監督は「16話のアクションシーンは、ヴィンチェンツォが感情の最後に進むシーンだったのでアクションの質を変えようと努力した」とし「僕はそのシーンをアクションシーンというよりは感情シーンだと思う。僕が要求したのは、アクションをする時に眉をしかめずに表情を強調させてほしいということだった。ヴィンチェンツォが熾烈に戦うのも良いが、アクションよりは彼の感情表現に重点を置きたかった」と説明した。

 

ソン・ジュンギのアクションについての称賛も忘れなかった。彼は「アクションが本当に上手で習得力、理解力がある。修正事項があればなぜ間違いなのかすぐに認識して修正する」と称賛を惜しまなかった。

 

一方『ヴィンチェンツォ』は、韓国にて毎週土日夜9時より好評放送中だ。

 

 

写真提供:tvN

 

 

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