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2021.01.30 15:00

『哲仁王后』キム・ジョンヒョン×シン・ヘソン、視聴者を魅了する熱演の秘訣とは?

 

[韓国エンタメニュース]

 

ドラマ『哲仁王后』シン・ヘソンとキム・ジョンヒョンが笑いとときめきでお茶の間を魅了している。

 

tvN土日ドラマ『哲仁王后』に対する反応が熱い。想像を越えるダイナミックな展開の中で機知に富んだ台詞と演出からコミックとロマンス、相反する状況を絶妙に行き来する演技が調和を成してフュージョン時代劇コメディの真価を発揮している。

 

熱い反応を受ける人気の秘訣は笑いとときめき、相反する瞬間まで“面白さ”フルパッケージ名シーンを披露したレジェンドコンビのシン・ヘソンとキム・ジョンヒョンの熱演にある。毎話、刺激的な笑いを抱かせる2人の俳優のシナジーはまさに個性的だ。

 

この日公開された撮影現場の裏側からもその熱演の秘訣がうかがえる。現代の自由奔放な魂が宿った王妃キム・ソヨンは、様々な状況と感情の変化を深く表現をしながらもコメディをリードしなければならない。また哲宗もコメディだけでなく幼い頃のトラウマ、王の怒りなど複雑な感情線を表現せねばならない人物だ。主な感情線を壊さずに笑いを与えることは決して容易ではない。自然な笑いを溶かすために台本を研究するシン・ヘソンと、撮影の直前まで感情線を壊さないように集中するキム・ジョンヒョンの姿が目を引く。特に前回の放送で哲宗は、王のカリスマを発散して劇にギャップを与えた。冷たさと温かさを自由に行き来する変化に富んだキム・ジョンヒョンの演技がさらに光を放った瞬間だった。

 

ときめきと笑いを同時に与えながら話題を呼んだ“床入り”未公開カットも公開された。キム・ソヨンは生き残るために哲宗を監視しろという提案を承諾するしかなく、哲宗はキム・ソヨンの本心が知りたかった。酒に酔って眠ったキム・ソヨンの前に現れた哲宗、予想外の2人の口づけと床入りは視聴者を興奮させた。目を覚ますや否や向き合った哲宗の姿に驚いたキム・ソヨンの混乱は14話の最高のハイライト。一晩で急変したキム・ソヨンの行動ときょとんとした哲宗の姿は笑いを誘った。笑いとときめきの境界を行き来せねばならなかっただけに、シン・ヘソンとキム・ジョンヒョンのやり取りが輝いた名シーンだ。

 

 

 

シン・ヘソン、キム・ジョンヒョン、哲仁王后

 

 

視聴者の涙を誘ったタムヒャン(カン・チェウォン)の活躍も外せない。キム・ソヨンから習った現代語でお茶目な魅力を発散、小さな面白さを加えたカン・チェウォンの微笑みが愛らしい。前回の放送でタムヒャンは勇気ある行動で王妃キム・ソヨンを救ったが、大王大妃の怒りを買い、不敬罪で捕まった。助けてほしいというキム・ソヨンの切なる願いにも、大臣たちの圧迫によって毒薬を下すしかなかった哲宗。恨みをぶちまけるキム・ソヨンに2人だけが知っている“嘘”のサインを送った哲宗のエンディングは爽快なカタルシスを披露した。

 

 

 

 

哲宗が力を持ち始めると新たな勢力の動きも加速化した。これと共に哲宗の助力者として疑われているキム・ソヨンにも危機が訪れた。2人はタムヒャンの事件をきっかけに変化を迎える見通しだ。キム・ソヨンと哲宗が危険な宮殿でどのように生き残るのか、哲宗は積弊を改めて国を立て直すことができるのか注目が集まっている。

 

 

 

一方ドラマ『哲仁王后』は、不意の事故で韓国代表の見栄っぱりな男の魂が宿りハイテンションになった王妃キム・ソヨン(シン・へソン)と、2つの顔の王・哲宗(キム・ジョンヒョン)の間で繰り広げられる魂家出スキャンダルを描く。韓国にて毎週土日夜9時より好評放送中だ。

 

 

写真提供:tvN

 

 

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