2020.10.30 18:00

デビュー10年目！俳優パク・ボゴムの歴史

[韓国エンタメニュース]

俳優パク・ボゴムがtvNドラマ「青春の記録」でもう一つの人生キャラクターを構築した中、映画「バトル・オーシャン海上決戦」の“里芋少年”から国宝級俳優に成長するまでの彼の演技史が注目を集めている。

2011年映画「ブラインド」でデビューしたパク・ボゴムは、映画「チャ刑事」「最後まで行く」、ドラマ「カクシタル」「ワンダフル・ママ」などドラマと映画を行き来しながら着実にフィルモグラフィを積んだ。

2014年映画「バトル・オーシャン海上決戦」では、日本軍に最後まで立ち向かった末に命を落とした将軍の息子“スボン”役を演じ、インパクトのある存在感を表した。父親を亡くして泣き叫ぶ姿で涙腺を刺激し、戦争が終わった後にチェ・ミンシク(イ・スンシン役)に里芋を分けてあげるシーンで感動を与え、“里芋少年”という愛称を得た。

その後は映画「コインロッカーの女」、ドラマ「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」「君を憶えてる」など、作品ごとに多様なキャラクターに変身したパク・ボゴムは、2015年ドラマ「応答せよ1988」の天才囲碁棋士“チェ・テク”役を通じて人気俳優となった。優れたビジュアルで保護本能を刺激しながらも、誰よりも大人びた内面を持ったキャラクターを立体的に描き出し、視聴者を魅了した。

続いてドラマ「雲が描いた月明り」では、見た目は不愛想だが内面は温かい朝鮮の皇太子イ・ヨン役を演じ“国民の皇太子”に生まれ変わった。顔の後ろに鋭いカリスマと強靭さを兼ね備えた君主の姿を説得力をもって描き出す一方、恋人に対する一途な純愛まで描き、女心を揺さぶった。パク・ボゴムの魅力は韓国を越えて海外のファンまで虜にし、名実共に“アジアの皇太子”として地位を固めた。

そしてドラマ「ボーイフレンド」では、“国民の彼氏”や“グローバル彼氏”として生まれ変わった。心温まるポジティブ青年“キム・ジニョク”を通じて、爽やかな魅力を発揮したのはもちろん、愛に向かって真っ直ぐ走る正直な姿で視聴者を魅了した。

このように毎作品、多彩な演技を披露してきたパク・ボゴムは、今回のドラマ「青春の記録」の“サ・ヘジュン”役を通じて、現実の若者の姿をそのまま描き出し、視聴者に多くの共感と癒しを伝えた。

いつも間にかパク・ボゴムは、デビュー10年目の俳優となった。デビュー後、これまで美談が絶えないほど温かい人柄と誠実さの持ち主であり、俳優としては様々な作品を通じて着実にフィルモグラフィを積みあげながら、大衆の愛と信頼を受けてきた。

今回「青春の記録」では一層深まった演技力で“信じて見る俳優”の真価をもう一度確認させ、今後さらに期待される俳優であることを立証した。また、公開を控えている映画「徐福」「ワンダーランド」などで見せる彼のもう一つの変身に期待が集まっている。