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「王になった男」キム・サンギョンのキャラクターティーザーが公開された。
 
tvN新月火ドラマ「王になった男」は反乱と王位をめぐる権力争いによって混乱がピークに達した朝鮮中期、王のイ・ホン(ヨ・ジング)が自らの命を狙う者たちから逃れる為、瓜二つの道化師ハソン(ヨ・ジング1人2役)を宮廷に迎え入れ、繰り広げられる物語だ。15日、「王になった男」側は 都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)の決意に満ちた表情が緊張感を高めるキャラクターティーザーを公開した。
 
公開された映像は、便殿の中心で佇むイ・ギュの姿から始まる。続いて壮大な太鼓の音が鳴り響き、狩りに乗り出した王イ・ホンと渾身の踊りを披露する道化師ハソンの姿が素早く交錯する中、血まみれの罪人がクローズアップされ、その先に立つイ・ギュが冷たい声で「お前の背後にいるのは誰だ」と発し、見る者の手に汗を握らせる展開となっている。
 
そして映像は将棋を指すイ・ギュのシーンから、暴君イ・ホンが狂気のこもった表情で無残に刀を振り回すシーン、チョ内官(チャン・グァン)が「殿下の狂病がぶり返したようです」と走るスピード感のある展開が続き、見る者の緊迫感を煽ると共に「私を守る方法を探れ」というイ・ホンのナレーションが危機感をさらに高めている。
 
映像の終盤では、何かを決心したかのように固い表情で最後の将棋を指すイ・ギュの姿が。将棋盤の王と言う文字が刻まれた二つの駒がクローズアップされると、「本当に王になって、私と共に新しい世界を夢見てみますか?」という決然としたナレーションが流れ、彼の本心は一体何なのか、見る者に疑問を抱かせるエンディングとなっている。
 
特に今回公開された映像では、30秒という短い時間の中で繰り広げられるヨ・ジングとキム・サンギョンの熱演が注目を集めている。鋭いヨ・ジングの表情とキム・サンギョンの苦悩に満ちた表情はそれだけで見る者を圧倒する。このように、わずか30秒で強烈な印象を与えるティーザーは本編に対する期待感をさらに高めている。
 
一方、「王になった男」は2012年に韓国公開されたイ・ビョンホン主演映画のリメイク作品で、韓国にて来年1月7日夜9時30分より放送スタート予定。
 

 
写真提供: tvN「王になった男」ティーザー
 
 
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