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2013.10.21 11:04

【会員レポ】10/18 ZIK ZIN LIVE TOUR 直進 in ZEPP 札幌レポ

㈱フラウ・インターナショナル主催「2013 JANG KEUN SUK ZIK ZIN LIVE TOUR 直進 in ZEPP」

10月に入ると北海道は日増しに気温が低くなり、寒さの苦手なグンソクさんに申し訳ない気持ちの中、10月18日金曜日の札幌公演初日を迎えました。

快晴の札幌、Zepp会場には今からやっとグンソクさんに会えるという喜びや嬉しさで、
自然と笑みがこぼれる多くのファン(ウナギちゃん)が、ABCのブロック番号順に掲げられたプラカードを頼りに会場周辺の歩道や小さな川沿いの狭い遊歩道に、偶然隣り合わせた方とのグントーク(グンソクさんの話)を楽しみながら並んでいます。

今回、私の席はBブロック後方、約1000人後からの入場になりました。
会場全体の様子もよく分かる様にメモとペンを片手にブロック内を端へと移動しました。

会場が暗くなり、期待と興奮が高まる中、ステージ全体を覆う白い幕に「直進」の文字が浮かび上がります。
バンド演奏が始まり、白い幕の向こうにはグンソクさんのシルエットが見えます。
歓声はさらに高まり、幕が降り、私達の目の前でグンソクさんが歌い出します。

ステージに立つグンソクさんはグレーのパーカーにフードをかぶり、まるで先ほどまでフードで顔を隠して札幌の街を散策して、コンサート会場へ戻った様なラフなスタイル。
グンソクさんのヴォーカルが加わるとリズムを刻んでいただけのモノクロの世界が、光輝くカラーの世界へ変わった様に感じました。

「サッポロもっと声出して!」
歌いながらステージを左右へと移動し、歓声があちらこちらから湧き上がります。

「Crazy Crazy Crazy」では、以前にも増してパワフルなヴォーカルとロック色の強いサウンドを感じ、「さぁ、今日はコンサートでCrazyに盛り上がろう!」というグンソクさんからのメッセージに聞こえました。

ステージ後方には、3面の長方形のスクリーンがあり、グンソクさんや風景が映し出されます。
今回のスタンディング形式は、隙間からステージの一部を見る事になるので、サウンドを楽しむ事は出来ても、歌うグンソクさんの姿は時々しか見えません。
スクリーンにグンソクさんが映ると歓声が上がります。

やがてステージは動から静へ。
「Serenade」では、スクリーンに雪が津々と降り積もる冬の景色が映し出され、ステージ中央でスタンドマイクを両手で優しく包み込む様に持ち、ヴォーカルが会場全体に優しく静かに広がります。
ウナギちゃんが両手を合わせて作った韓国式のかわいいハートが、客席のあちらこちらで左右に揺れていました。

ここでトークの時間に、ウナギに心を許した親しみやすく飾らないグンちゃんがそこにはいます。

「サッポロには何があるのかと思ったけど、昨日は何もしないで、今朝は寒くて10時に起きた」
「ふゆいとき…寒い時に来てたから、夏に来たら何があるの?」
「今回雪はなかったけど、寒い」
「北海道に着いて、窓を開けたら、かんぞう???え?かんぞお?かんそう? 乾燥する。寒い、北海道、今ヤバイ!」
「乾燥で不安な気持ちがあるので、40本水飲んだ。喉は良くなったけど、Jumpするとお腹が重い!」

「考えてみたら、僕のアルバムの曲は北海道で歌っていないので、今日が初めて、オレの曲は全部知ってる?」

こんな風に観客席に向かって話しかけてくれていました。

そして「Nature Boy」「Indian Summer」
「フッフー」という掛け声は福岡会場でのウナギちゃんの練習の成果だと思います。
札幌会場の私達も福岡会場のウナギちゃんと同じ様に「フッフー」で時を越えて一緒に盛り上がり、楽しませていただきました。
“これからも飾らないありのままのNature BoyはZikzinし続けるよ”
そんな力強いメッセージソングにも聴こえました。

そして初めて照明とスクリーンがオフになり、会場は真っ暗に。
視界がほとんど無くなると、ステージとの距離は感じられなくなり、グンソクさんの心地よい声だけが耳に響く、不思議な体験をしました。
「海に行ってみようか…」
「冬の寒い海、今、僕たち、海にいるよ。イカが、ウニが、オレの手から一緒に食べるか?」
「こんなに寒いから…君と一緒に海を見ながらHugしたいな。」
と、グンソクさんと二人っきりで海に来ているような気分を味わいました。

「Rain」「I Will Promise You」
グンソクさんが椅子に座って歌っている姿は残念ながら見えませんでしたが、アコースティックギターやキーボードのシンプルな音色は、グンソクさんの温かい歌声と重なり心に深く染みました。

今回の公演初の「Beautiful Change」ロックバージョン。
ウナギを喜ばせる為に、いつも密かに準備を重ねているグンソクさん。
本当に嬉しいサプライズをありがとうございました。
3月のTeamH公演の思い出が重なり、会場から歓声が沸きあがります。

Zikzinラベルのタバコとビールが登場し「夏に北海道に来たい!夏に会いましょう!乾杯!」
右手にタバコとお酒を持ち、左手のマイクで歌うグンソクさんは、タバコもお酒もアクセサリーに変えてしまう程似合っています。

「Save me」「Turn off」この2曲はグンソクさんがスランプの中、救いを感じられた特別な思いのある曲。
「歌のタイトルはSave meだけれど、心ではSave youという気持ちで歌っているよ。」

最後に力強い声で「暑い夏に会いましょう!バンドのみなさんに挨拶しましょう。みんなオツカレ!」

そしてアンコール曲が終わり、グンソクさんが去った後、バンドの皆さんへ客席のウナギは感謝を込めて手を振りました。
バンドの皆さんもそれに応えて手を振ってくださいました。とても素敵な光景でした。

エンドロールには「Save me」が流れ、スクリーンの中には素顔のグンソクさんのZikzinTourリハーサル風景が映し出されました。
不思議な事に、もうグンソクさんは、ステージにはもういないのに寂しくはないのです。
会場全体でグンソクさんへ心を込めて「Save me」を歌う時間です。
同じ時間、同じ場所でグンソクさんと過ごしたZepp札幌公演。
それぞれのグンソクさんへの想いが伝わってきて胸が熱くなりました。

過酷なスケジュールのドラマ撮影を控えている俳優、グンソクさん。
「キレイオトコ、オレしかいないじゃん!」
「似合うな人間だと思います。」
「最高のキレイな男を作る為に頑張ります。」
それから、「みんなと一緒に過ごした時を思いながら、撮影最後まで頑張ります。」

幼い頃からモデルで俳優だったグンソクさん。
学生、DJ、歌手、クリエイター、多彩な才能のある美しい人。
本当に映画のストーリーの様な人生。
孤独で走り続けているから、ウナギがパワーを送ります。
いつまでも輝き続けてほしいと心から願います。

最後に、グンソクさんがウナギにもっと近づく為に選んだZepp会場では、今までの広い公演会場で体験した事のない様な、ドラムの振動が、ギターのサウンドが、グンソクさんの歌声が、体全体にダイレクトに響いてきます。
さらに嬉しかったのは、会場の中程にいる私の距離でも、グンソクさんの吸うタバコの香りを感じることができて、本当に同じ会場の中で同じ空気を吸っているという事をさらに実感する事ができました。