ユ・スンホ、初の演劇挑戦が成功裏に終了!
【この記事のポイントは?】
◆ユ・スンホが初挑戦した演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』が閉幕した
◆劇中ユ・スンホは性的マイノリティのウォルター役を熱演
◆閉幕を迎えユ・スンホは観客や共演者、スタッフに感謝を伝えた
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[韓国エンタメニュース]
舞台上のユ・スンホは誰よりも輝いていた。
ユ・スンホは去る28日に閉幕した演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』でルイスの恋人であり、ワスプ出身の性的少数者(性的マイノリティ)プライヤー・ウォルター役を演じ、破格的な外見と熱演でキャラクター変身に成功した。
『エンジェルス・イン・アメリカ』は1980年代のアメリカを背景に人種・政治・宗教・性向などを理由に疎外される人物の物語を描いた200分の大作演劇で、ユ・スンホは恋人と別れた後、不治の病で衰弱していくキャラクターを切なく描き、数多くの“ユプライヤー派”を生み出した。
デビュー後初めて演劇の舞台に立ち、見慣れないが魅力的な姿を見せたユ・スンホ。天使の呼びかけに未知の世界へ手を差し伸べて劇を終えたプライヤーのように『エンジェルス・イン・アメリカ』で挑戦の翼をつけ、演技スペクトラムを広げたユ・スンホの活躍を探ってみた。
#マニキュアから減量まで…破格的な外見に“挑戦”
ユ・スンホは紫色のシルクコートとウェーブヘアで登場し、高貴な家系出身のプライヤーを華やかな外見で表現した。前作ドラマ『取引~友達を誘拐しました~』での姿とは対照的な姿でキャラクターの品格と堂々とした雰囲気を表現し、観客の目を引いた。
特にユ・スンホは練習の時から爪にマニキュアを塗ったり、多様なアクセサリーを活用してニューヨークで最も有名なプライヤーになりきるために努力をした。彼は公演期間中もマニキュアの色とパターンに差をつけ、キャラクターのディテールを活かすと同時に見る楽しさを与えた。
作品のために体重を6kg減量したユ・スンホは病気と試練にもがくプライヤーになりきり、キャラクターの悲しみと悲惨さをそのまま伝えた。
#ドラァグアーティストから余命まで…限界のない演技の“跳躍”
ユ・スンホは繊細な手振りと声で、プライヤーの別れた後の悲しみから闘病中の切なさまで、感情の起伏を細かく描き出し、深い余韻を残した。
ユ・スンホの熱演は、プライヤーとルイス、そしてハーパーとジョセフの会話が鋭く交差する2幕9章で目を引く。彼は愛憎が入り混じった涙と叫びを通じて、一緒に住んでいた家から離れようとする恋人ルイスに「愛? 君は愛が何だか知っているのか? 僕たちは4年半も一緒に暮らしたんだ!」と悲惨に崩れ落ちたプライヤーの感情を劇的に披露し、観客の涙腺を刺激した。
また、華やかな衣装に紫色のガウンで視線を奪ったユ・スンホは、幻想的な眼差しと話し方でプライヤーの夢の中のドラァグアーティストに変身し、劇の雰囲気を盛り上げ、演技的な新鮮さも加えた。
ユ・スンホは所属事務所を通じて「これまで一緒に笑って、泣いて、温かい関心とエネルギーを送ってくれた観客の皆さんのお陰で、無事にやってこれました」とし、「最後までたくさん悩み、激しく練習して、素敵な舞台を一緒に作ってくれたスタッフの方々、先輩や仲間の俳優たちにも感謝しています」と最後の公演を終えた感想を伝えた。
続けて彼は「柔弱ですが、しっかりしたプライヤーと一緒に過ごしたこの夏は沢山の愛を受け、学んだ有意義な時間でした。『エンジェルス・イン・アメリカ』の旅を共にしたすべての方に感謝し、皆さんのすべての瞬間に愛が宿ることを願っています」と愛情のこもった挨拶も伝えた。
写真提供:YGエンターテインメント
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