キム・テリら、ミステリーな三角構図
[韓国エンタメニュース]
SBS新金土ドラマ『悪鬼』に出演するキム・テリ、オ・ジョンセ、ホン・ギョンのポスターが公開された。
本日(15日)『悪鬼』側は3人が並んでいるポスターを公開した。赤黒い血と全てを飲み込んでしまいそうな漆黒の暗闇が対比を成し、もの寂しい雰囲気が強烈な没入を披露する。
『悪鬼』は悪鬼に憑かれた女とその悪鬼が見える男が謎の死を暴くオカルトミステリードラマ。公開されたポスターでは鬼気が宿る古い大木を背景にク・サニョン(キム・テリ)、ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)、イ・ホンセ(ホン・ギョン)が悪鬼を巡るミステリーの中心に立っている。
何より、彼らの視線の先に何があるのかあらゆる想像力を働かせる眼差しが注目を集める。父ク・ガンモ(チン・ソンギュ)教授の遺品として受け取ってはいけない物を受け取ってしまい悪鬼に憑かれた公務員試験準備生サニョン。伏せた目と歪んだ視線によって今見えている彼女がサニョンなのか悪鬼なのか見当が付きにくい。
鬼と神が見える民俗学教授ヘサンは何かを目にしてしまい恐怖に怯えているようだ。一方、ソウル庁強力犯罪捜査班の刑事ホンセはどんな小さな手掛かりも逃さないという鋭い眼差しで周りを注意深く見ている。
このように3人は各自のキャラクターと叙事を徹底的に分析し、それを演技にひとつひとつ刻み込んでいる。キム・テリはサニョンを「人と同じような平凡な暮らしを夢見る20代の若者」とし、悪鬼については「既に命はないが、どの生命よりも生きることを渇望する存在」と説明した。そのため「サニョンの顔に現代を代表する若者の苦労が溶け込んでいるとしたら、欲望だけが残った悪鬼では子供じみた姿を表現しようとした」と伝えた。
実体のない悪鬼が見えるヘサンを演じたオ・ジョンセは「初めは慣れず難しかったが、信念を持ち続けていたら少しずつ無形の存在が見えているような気がした」と明かした。3人のうち唯一悪鬼が見えず混乱に陥るホンセを演じたホン・ギョンは「発現されるものに集中しつつ、その瞬間に感じた思いや裏面を表現しようと努力した」とした。
『悪鬼』制作陣は「ポスターの背景になっている古い大木は悪鬼を紐解く重要な手がかりで、よく見て覚えておくと本編をより一層楽しめるようになっている。どんな物語が繰り広げられるか期待してほしい」と伝えた。
一方『悪鬼』は、韓国で来る23日夜10時より放送スタート予定だ。
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■キム・テリ、歴代級の演技変身…“見えてはならない私が見える”
写真提供:SBS
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