チソン主演『悪魔判事』、独特な世界観の核心ポイント3
[韓国エンタメニュース]
tvN新土日ドラマ『悪魔判事』が独特な世界観で放送前から期待を高めている。
『悪魔判事』は、仮想のディストピア韓国を背景に全国民が参加するライブ法廷ショーを通じて正義に対するメッセージを投げかけるドラマ。
演技力はもちろん、大衆の信頼を得ているチソン(カン・ヨハン役)、キム・ミンジョン(チョン・ソナ役)をはじめ、ライジングスターとして注目を浴びているGOT7 ジニョン(キム・ガオン役)、パク・ギュヨン(ユン・スヒョン役)が集まったしっかりしたラインナップでキャスティングのニュース段階から熱い話題と関心が集まっている。
特に“善悪共存法廷ライブショー”という従来の法廷ドラマとは異なることを予告しており、期待が集まっている状況だ。『悪魔判事』はどのような背景やコンセプトを盛り込んでいるのか世界観の核心ポイントを整理してみた。
1. ここは仮想のディストピア韓国
今作は現時代の私たちの生活を越えて視聴者を仮想のディストピア韓国に案内する。ディストピアという言葉のように、暗黒の世界そのものであるこの場所は社会指導層に対する不信と嫌悪が広がり、略奪と混乱が日常化してしまった世界だ。
このように秩序が崩壊した仮想の社会の中で判事カン・ヨハンという人物は新たな変化を予告する。そのため、この社会ではどんな理念が通用し、カン・ヨハンはどのような変化を起こすのか、今作が具現する仮想のデストピア韓国に向けた様々な想像力を掻き立てる。
2. 全国民が参加するライブ法廷ショー
仮想のディストピア韓国では悪を処断する強力な手段の一つとしてライブ法廷ショーという新しい形の裁判が登場する。これは全国民が見守る中、生中継で行われる裁判で、まるでショー番組のスタジオのような法廷と近寄れない雰囲気の法服などを取り揃え、現実世界とは異なる仮想の世界であることを認知させる。
法廷を一編のリアリティショーに作り上げる張本人はまさに司法裁判部の裁判長カン・ヨハンだ。彼はここで罪を犯した人なら誰でも容赦なく戒める。痛快な判決は国民をあっという間に熱狂させるが、どこか怪しい彼のやり方に誰かが疑念を抱き始める。果たして“カン・ヨハンは英雄なのか、法官の仮面を被った悪魔なのか”という好奇心を刺激する。
3. ノブレス・オブリージュの象徴、社会的責任財団
ライブ法廷ショーを率いる裁判長カン・ヨハンがスター判事として地位を固めているなら、この世界には国民の信望を受けるもう一つの組織、社会的責任財団が存在する。慈善財団を率いて疎外階層を助けてきた社会的責任財団の力は、社会指導者層を牛耳る権力として作用し、財団の言葉はまさに国民の声に化けるパワーを持っている。
ここには常任理事チョン・ソナが魅惑的なとして君臨している。彼女は偽善に隠された人間の欲望を武器にして、簡単に自分が振り回せるように権力者たちを操る。カン・ヨハンの強力な宿敵になるチョン・ソナと社会的責任財団が劇中どのように描かれるのか注目されるポイントだ。
『悪魔判事』は仮想社会という背景と共に新しい形の裁判であるライブ法廷ショー、社会的責任財団など今作ならではの世界を設計し、予備視聴者の期待を一層高めている。
一方『悪魔判事』は、韓国にて7月3日夜9時より放送スタート予定だ。
写真提供:tvN
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