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2015.11.26 01:33

【会員レポ】11/22「JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015」大阪公演レポ

グンちゃんの今年最後の公演となる「JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015」。
三連休の中日となった11月22日(日)18時に、インテックス大阪(5号館)でその幕が切って落とされました。

ステージ後方中央から登場したグンちゃん。
光沢のあるジャケットの下は、ベトナムのアオザイのようなロングTシャツ、そして、ガウチョパンツにブーツというコーディネート。
チェーンの四連のネックレス、ゴールドのバングル・リング含め、中性的な衣装でグンちゃんにとっても似合っていて本当にステキでした。
衣装チェンジ後も、白×黒のプレイドシャツに、帽子とデニムは白であわせ、足元はブーツ、それもステキで…。新しいスタイリストさんのコーディネート、とってもいいと思いました!

最初の曲は「メリは外泊中」OSTから『お願い、My BUS』。
続いてはTEAM Hの『Beautiful Change』『Driving to the highway』。
初日ということで、皆少し周りの様子を伺ったりしていている、とMCで言っていましたが、最初から会場中、大盛り上がり・大歓声状態でした。

今回のライブはもともと計画されていたものではなく、歌手デビューする前にOSTで歌った曲を中心に韓国うなぎちゃんたちの前で公演しようということで9月にソウル公演を開催したところ、日本での公演もおこなうことになったとのこと。
「ほとんど韓国語の曲でごめんね」と言いながらも「セットリスト通りやるしかない」と開き直るところがまた笑えました。

けれど韓国語で歌うことについて、グンちゃんがMCでこんな風に説明してくれました。
「表現するには言葉よりも手紙のほうが“心”が入るものだけれど、自分はアーティストだから歌・曲で表現する。ただ、韓国語・日本語・英語・中国語の四ヶ国語を話せるけれど、その中で一番難しいのが韓国語。“チャン・グンソク”という発音からして難しいし、韓国語の母音は日本語の倍もあるし、歌うときのキーの高さが違う」
そして「心からの正直な感情は、もちろん韓国語の曲のほうが表現できる。韓国語で歌っても日本のうなぎはわからないかもしれないけど“メッセージ”や“本気”は理解できるのでは?みんなの前で公演できることが幸せだ」と。

また、「『Live』という単語は“住んでいる” “生きている”という意味があるけれど、生きているチャン・グンソクの今の舞台を、うなぎといっしょに作りたい」とも言ってくれました。
(あ、でもそろそろ、「今でしょ~!」ってのはもう古いって誰かグンちゃんに教えてあげてください…笑)

グンちゃんはどんどん日本語が上手になっていくけれど、やっぱり韓国人であるグンちゃんだから、その「想い」は韓国語に載せることでより伝えられるんだろうし、そういう意味でも、今回の公演は歌・曲では韓国語で、MCはしっかり日本語なので、グンちゃんもしっかり伝えることができ、私たちもきちんと受け止めることができたのではないかと思います。

続くセットリストは、懐かしいOSTの曲がたくさん!
「ベートーベンウイルス」「イケメンですね」「メリは外泊中」のOST曲は、ゴヌやテギョンやムギョルのグンちゃんやドラマのシーンが目に浮かんできます。
『相変わらず』では「ファン・テギョン~!」の掛け声もかかっていました。

「ボーカルトレーニングもしてなかったし、もっと若かったし…」と当時のことを振り返りながら、自分にとって「とても意味のある曲」ということで、ステージに座って歌ってくれた『オットカジョ(どうしよう)』と『聞こえますか』。
この2曲は絶対に聴きたかった曲なので、ソウル公演だけでなく、日本でも歌ってくれて本当に嬉しかったです。
とても丁寧に、しみじみと歌いあげてくれて、俳優でもあり歌手でもあるグンちゃんだからこその表現力に、歌の世界に引き込まれました。感動的でした。

また「1回しか歌ったことないけど、歌ってみていいですか」と言って歌ってくれた『空と君と』。
この曲の時には、グンちゃんは花道の先端で高くリフトアップ。
大丈夫なのかなとちょっと心配しましたが、声がとてもよく出ていて、歌い終わってからグンちゃんも大満足な様子で…。今まで歌わなかったのがなぜ、という感じでした。

今回のライブのMCでは、グンちゃんは「夢」についてたくさん語ってくれました。
子供の頃から有名だったけど「イケメンですね」で大ブレイクして、東京ドーム公演も成功して。
その時から目標がなくなってしまったような気がしていて、以来約4年、新しい目標や夢を探していたんだそうです。その答えがようやく出たんですね。
生きてると思う瞬間は「今」であり、歌手としてはステージの上で歌う瞬間、俳優としては、カメラやステージの上で演技する瞬間…死ぬ瞬間までみんなの前で歌うことが新しいドリームだと言ってくれました!(問題はグンちゃんよりもほとんどのうなぎが年上であること!?)
「うなぎがチャン・グンソクのうなぎであることを後悔しないためにがんばる」とも言ってくれました。うなぎにとって、これ以上の言葉はないですよね。

さらに大阪での夢は、「京セラドーム公演」。
京セラドームでは「きみはペット」のイベントをしたことはありますが、それはグンちゃんいわく「俺のじゃない」。
私もぜひ、グンちゃんの京セラドーム公演に行きたいです。実現するよううなぎががんばらないといけませんね。

夢はもうひとつ。
うな男の前での公演、だそうです。100人でもいいから、って。うーん、実現するんでしょうか?(笑)

公演後半、ビッグニュースとして漢陽大学の教授になったことを報告してくれました。(博士になるためにはまだ1年かかるんだそうです)
そして、グンちゃんが監督として今回撮った短編映画について。
中央(チュンアン)大学に在学している女優さんが短編映画を撮って釜山映画祭のレッドカーペットに行ったので、漢陽大学の先生達が対抗心を燃やしてしまい「俺たちにはチャン・グンソクがいる!」「お前に任せた!」「お前は漢陽大学の未来だ~!」と、全然関係ないグンちゃんが巻き込まれてしまったのだそうで、ものすごいプレッシャーだと笑っていました。
再来週、韓国で試写会だそうです。映画祭に出品することになれば私たちが見れるのは、もっと先になってしまうのでしょうか…。

アンコールは『一緒に作ったメロディー』と『Feel the beat』。
その中で、グンちゃんがみんなにお願いがあると言いました。
グンちゃんのお母さんがとうとうグンちゃんみたいになって、1週間に4回もお誕生日パーティーをしたのだそうです。しかも、まだ東京でもあると…。で、そんなお母さんにみんなで「おめでとー!」って言ってと。
会場中が「おめでと~!!」と大合唱。こーんないい息子を持って、グンちゃんのお母さんは本当に幸せですね。

今回のライブ、セットリストもすごくよかったし、声もしっかり出ていたし、衣装もよかったし、MCですごくしっかり話してくれて、しかもグンちゃんの内面の話とかも多かったし、ライティングやステージバックの映像もきれいだったし、セグウェイに乗って会場に降りてきてくれたし、何よりグンちゃんが楽しそうで…本当に大満足の公演でした。
今までも「自分の中でこれが一番」と思えるグンちゃんのライブはあったし、9月の「JANG KEUN SUK LIVE IN SEOUL 2015」もとてもよかったのですが、間違いなく今回の「JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015」が私の中で、グンちゃんのベストライブになりました。
新しいアルバムのツアーや、TEAMHのライブももちろん楽しみなのですが、これからも時にはこうやって、昔の曲をやってくれるライブがあるといいですね。

【公演詳細】 “JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015”

2015年11月28日(土) 開演18:00  幕張メッセ(展示ホール2・3)

2015年11月29日(日) 開演17:00  幕張メッセ(展示ホール2・3)

主催:(株)フラウ・インターナショナル

協力:TreeJ Company JANG KEUN SUK JAPAN OFFICIAL FANCLUB

特設サイト: http://www.jang-keunsuk.jp/live_japan/

ライブビューイング:http://t-joy.net/live_japanlv/