2015年11月1日幕張メッセで開催された「TEAM H HALLOWEEN PARTY」に参加してきました。

今日はオーラス。ひとつとして同じものがないのが二人の創りだすステージの醍醐味。
おのずと期待が膨らみながら、回を重ねるごとにクオリティーが高くなっていく観客の思い思いのコスチュームにみとれていると「スリラー」の曲が流れ、これから始まるパーティの世界へと導かれていきます。

すると後方から「ハナ　トゥ　セ　ファイティーン‼」の掛け声が漏れ聞こえてきました。
DVDのメイキングでしか見ることができない楽屋での円陣でしょうか。気合が入った力強い声です。

緊張感が私にまで伝わりドキドキしていると、二人のアニメストーリーがスタート。
親分(チャン・グンソク)とBB(BIG BROTHER)の二人が日本語で吹き替えを披露です。
棒読み風の口調と親分のティンカーベルの裏声がとても可愛らしく、いい味を出していて笑いを誘います。

すると「Party tonight」が流れ、ピーターパンの親分とフック船長のBBが登場‼
会場のボルテージも一気にアップ。
親分のピーターパン姿が本当によく似合っていて見とれていると、ふと見えてしまった顎にかけてある帽子のゴムが幼稚園児のようで可愛さを倍増しています。
かっこいいのに可愛らしいところも親分の魅力ですね♡

スタートからノリノリの二人。手を耳にあて歓声を求める親分。
「ラララララ♪」「もっともっと声出して～」「Everybody Jump‼」とさらに煽られます。
ステージを本物のピーターパンのように飛び跳ねながら走り回る親分。ブース上に雄々しく立ち、天空を指さすBB。
二人ともかっこよすぎます。

3曲を一気に歌い上げてから挨拶。
親分は「11月の最初の日。昨日は本物のハロウィンだったけど今日はもっと意味がある。新しい月のスタートをみんなと一緒にいる。そして11月はチャン・グンソクのソロコンサートがあるからお楽しみにね♡」と宣伝もばっちり。本当におちゃめさん。

その後「Gold digger」と「I’m so ghetto」で危険な男を見せつけ、二人はステージに吸い込まれるかのように消えていきました。
もうすでに二人の創りだす世界の虜です。

「Do it on the speaker」では金髪の美女になった親分が登場‼
椅子を使って、それはそれはセクシーに観客を惑わせます。さすが俳優です。
女性の私でも到底できることのない妖艶な表情と仕草。
髪をかき上げる指先や流し目、ステージの柱を使ってのポールダンス、寝そべってキュートに妖しく誘うなどなど、挙げ出したらきりがありません。

そうかと思えば男前に足を広げてがばっと立ち上がってみせたりで、そのギャップに思わず萌え萌えになります。
最後はいきなりウイッグを鷲掴みで投げ、ガウンをべりっと脱ぎ棄て。良かった～やっぱり間違いなく男でした(笑)。
熱演のあまり、つけまつげは頬に張り付き、片方はどこかにいってしまったようです。

男に戻った親分は「What is your name?」でTシャツの両肩を左右に引っ張りだし「おぉ～お待ちかねのTシャツビリビリ?!」かと思いきや、ベローンと襟元を広げて自慢の鎖骨の披露で大サービス。
Tシャツがいい感じのボートネックになりました。いつの日かTシャツビリビリをまた見せてください(笑)。

「Raining on the dance floor」では長く伸びる花道にドラキュラ姿の親分が登場。髪をほどいて現れた親分の髪が、汗で頬に張り付いているのが超絶セクシー。
骸骨に扮したBBと圧巻のパフォーマンスをみせてくれます。

青のレーザー光線が四方を照らし、グンサギのリストバンド型のペンライトもそれに合わせて青く一斉に光りだし、会場に雨が降っているかのようでとても美しく思わず息をのみました。グンサギライトはコントロールされていて曲に合わせて光るのでTEAM Hの公演で大活躍です。
ダンサーとの息もぴったりでクールに魅了してくれる二人。
昨年の公演での水の演出にも引けを取らないものを用意してくれるとはさすがです。
それにしても親分のマントさばきのなんと鮮やかなことでしょう。
マントをパンと手ではじいて翻すところに、何度もはっとさせられました。

「東京。休み時間なくていいの～?だいじょうぶ～?これからTEAM Hの本物のパーティはじまる。いつやるの～?」と問いかける親分。
「いまでしょ～」と会場の大歓声‼観客とも息がぴったりです。

マントをはやばやと脱ぎ捨てたBBはDJブースで本領を発揮。最高のパフォーマンスで会場を沸かしてくれます。
やはりBBのDJ姿はかっこいいです。
その間、親分は自由自在に会場を周ります。ヒートアップしたうなぎにスモークバズーカを浴びせたかと思うと、ダンサーやSPに集中攻撃までして会場を沸かせます。
みんなが大好きな水鉄砲ももちろん登場で、いたずらっ子全開。
かぼちゃのバケツからキャンディーを投げるプレゼントもあり、みんな大喜びです。
その時ひときわ優しく投げていたのは、車椅子の方が受け取れるように頑張っていたようです。優しい人柄にさらに惹かれました。

それにしても二人がたくさん会場をまわってくれて、近くで会えた方はもちろん遠くで見守っていた私もとても嬉しかったです。
円形のステージと四方に伸びる花道もまんべんなく行き巡り大きなモニターもあるので、直接見えなくても楽しめるように工夫されています。
ハロウィンクイーン探しの時は白衣姿のうな男さんたちのところに、BBがSP無しで歩いていくという場面もありました。
時にはステージがせり上がり回りだしたり、どの席でも楽しめるように考えてくれたことが感じられ、胸が熱くなりました。

「Rock and roll tonight」ではゴールドとグリーンのキャノンテープが空を舞いキラキラと輝き二人を彩ります。
スタッフがテープの飛んでこなかった席にさっと持ってきてくださり、それを受け取った方が奥の席にも渡してくださるという心暖まるエピソードもありました。
さすがTEAM Hのスタッフとファン。そこまでファンのことを考えてくれるなんて普通ないことです。

アンコールを求める「TEAM H‼　TEAM H‼」の掛け声にこたえて、グンサギパーカーを着た親分とツアーTシャツを着たBBが登場。
みんなで声を合わせて「Driving to the highway」を大合唱。もちろんいつもの振り付けもぴったりそろっていて、親分が思わず「すご～い」と声を漏らします。

「Take me」では大きなバルーンが会場を跳ね回り、ステージに飛んできたバルーンを投げたり蹴ったりして会場に返す二人と観客が一緒に楽しんでいるところを見ていると、ここは親分が私たちのために用意してくれた遊び場なのだなと改めて感じました。

曲の終わりにカメラの前で二人そろってTEAM Hの決めポーズ。
私も一緒に二人に向かってポーズを決めます。もう勝手にですがTEAM Hのメンバーになった気分です(笑)。

楽しいパーティも終わりが近づき最後の曲と告げる親分が、二人にとって特別のゲストを紹介してくれました。
23歳の時に漢陽大学で7人が集まって始めたTEAM Hのメンバーの内の二人が韓国から駆けつけてくれたそうです。
「5人は別の仕事をして結婚とかしているけれどカカオで話したりして、日本でのTEAM Hの成功している公演を見せられる」と本当に嬉しそうに話してくれます。

コンソールエリアに登場してくれた二人とお互いに少しはにかみながらの会話です。
一生懸命日本語で話してくれる友達の話を、おどけて音で遮ったりしながらも、誇らしげな二人でした。
7年たっても続いている友情は本当に素敵です。7人が集まったところもぜひ見てみたいです。

元祖TEAM Hのメンバーとの息もぴったりの掛け声で始まった「GOTTA GETCHA」はダンサーも交えて会場全体で大合唱。
花道ではブレイクダンスを披露するBBに対抗して、仰向けになり腰を上下に動かす親分。
親分とBBはダンサーの皆さんと仲良しで、団長さんのシャツの裾を引っ張ったり紙吹雪で涙をつくってもらったり本当に楽しそうです。

「もう一回、もう一回」のコールがなり響く中、あっさりとみんなで手をつなぎ「ありがと～カムサハムニダ～」と終わりの挨拶…。
少しがっかりしながらも声援を送っていると突然「Party tonight」がかかるではないですか。
嬉しいドS。会場が揺れるかのような歓声が上がる中、今日1番の盛り上がり‼

「ありがとう～みんな～ TEAM H ハロウィンパーティー、すご～い、ありがとう～～」と本当の終わりが告げられ、ステージ中央にセットされたカメラがみんなで仲良く寝ころび記念撮影をしている様子を映しだします。(この写真、是非見せて欲しいです)
短い期間の準備でよくぞここまでやり遂げたとTEAM Hの二人と縁の下の力持ちのスタッフに称賛と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
二人がステージから消えた後も「グンちゃ～ん、カート、ありがとう」の声が会場のあちこちで聞こえてきます。

夢のように楽しかったTEAM Hのパーティ。
終わってしまったことは寂しいですが、たくさんの元気とパワーをもらいました。
今から来年のアルバムの発売とツアーが本当に楽しみです。BB頑張ってくださいね(^^)/

親分はその前にソロコンサートですね。もちろん行きます‼ぐったりと疲れ切った体とは裏腹に心は上向き↗↗

TEAM H最高‼
ありがとうTEAM H♡

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