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2014.11.13 02:41

​「未生」「悪い奴ら」「ライアーゲーム」…ケーブルドラマが人気

最近、韓国ドラマの市場が変化してきていると言われています。
かつては地上波で放送されていた人気ドラマの視聴率は20%を越える場合が多かった反面、近年は陳腐な素材や行き過ぎたストーリーに飽き飽きした視聴者たちが、ケーブルチャンネルのドラマに目を向け始めているのです。
 
実際、現在放送中の地上波ドラマ。月火ドラマの中でMBC「高慢と偏見」だけが12.8%と10%を越えている状態です。
一方tvN「未生」は最高視聴率6%、OCNの「悪い奴ら」は4.6%という視聴率を記録しています。通常、ケーブルドラマの場合は実際の視聴率がこの3倍だと換算されるケースが多いため、その人気は確かなものだと言えるでしょう。
 
それでは、実際に現在話題を集めているのケーブルチャンネルのドラマを見ていきましょう。
 

DAUMの人気Web漫画をドラマ化したリアル会社員ドラマ「未生」

・tvN 毎週金・土 午後8:30~
公式ホームページ(グラビア現場フォト)、公式Facebook原作漫画
・登場人物
・あらすじ:幼い頃に囲碁を始め、囲碁しか知らないまま育ってきたが、プロになることに失敗したチャン・グレは人脈を使って総合商社へ入社。“天下り”だと言われながら会社で生き残っていくために孤軍奮闘する。そんな中で新人社員はもちろん様々な人々がそれぞれの悩みを抱えながらも職場で熾烈な生き残りをかける姿を描いたドラマ。

・人気の理由:多くのファンを抱える大人気漫画のドラマ化ということで多少の憂慮があったものの、男女のラブストーリーというよりは、それぞれのはっきりとしたキャラクターや素材を基盤としたストーリ展開が高評価を得る。新入社員の目に映る会社員の喜びと悲しみ、そして痛みをうまく表現しており数多くの働く人々からの支持を得ている。
 

ラブストーリーのない男のドラマ「悪い奴ら」

・OCN 毎週土 午後10:00~
公式ホームページ(グラビア現場フォト)
・登場人物

・あらすじ:オ・グタク刑事が犯罪者たちとチームを組織し、より悪辣な犯罪者たちを逮捕していくというストーリー。

・人気の理由:緊張感あふれるストーリーと出演俳優たちのカリスマ溢れる演技、痛快なアクション、映画のような映像美が合さってシナジー効果を作り出している。ストーリーが進むにつれて登場人物たちのそれぞれの事情なども明らかになっていくことで視聴者たちの好奇心を刺激している。
 

強烈なストーリー&緊張感&演技力という3つを兼ね備えた「ライアーゲーム」

・tvN 毎週月・火 午後11:00~
公式ホームページ(グラビア現場フォト)
・登場人物

・あらすじ:総額賞金100億ウォンをかけて行われる心理ゲームを通じて繰り広げられるストーリーを描いたドラマ。日本で大ヒットとなったドラマ「ライアーゲーム」を原作としているが、本作ではナム・ダジョンのゲームに参加せざるを得なくなったその理由がいくつか加味されており、そちらも興味深い。

・人気の理由:イ・サンユン、キム・ソウン、シン・ソンロクの3人を始めとした全ての登場人物の優れた演技力と演出力が高い評価を受けており、見る者をハマらせてしまう力を持つ。