「パラサイト」ソン・ガンホ、“ポン・ジュノ監督の肋骨を…”
俳優ソン・ガンホが授賞式での受賞アクションと関連する面白いエピソードを披露した。
ソン・ガンホは、19日午前ソウル・中区ウェスティン朝鮮ホテルで行われた映画「パラサイト」の記者会見で、第92回アカデミー受賞式の受賞当時の感想を語った。
ソン・ガンホは「受賞映像の中の僕の表情を見ると分かると思いますが、すごく自制しました」とし「カンヌ国際映画祭のパルムドール賞受賞当時、僕がポン・ジュノ監督を強く抱きしめて、肋骨にヒビが入ったという話を聞いて衝撃を受けたためです」と語り、笑いを誘った。また「今回は、ポン監督の肋骨を避けて顔を中心にアクションしようと努力しました。受賞はとても嬉しかったですが、自制しようと努めました」と述べた。
続いてハリウッド進出の可能性について尋ねると「ハリウッドは重要ではないです。韓国国内からラブコールがあれば嬉しいです。13ヶ月の間、仕事がないです」と答え、もう一度笑いを誘った。
「パラサイト」は、去る5月行われた第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を始め、第77回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞、第26回米国映画俳優組合賞(SAG)でアンサンブル賞、第73回英国アカデミー賞で外国語映画賞・脚本賞、第92回アカデミー賞で作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚本賞を総なめにした。これは全て韓国映画史上初の受賞記録だ。
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