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2014.06.11 03:49

韓国の新ファン文化“スターの森作り”が流行中

韓国のファン文化が進化している。
 
数年前であれば映画の製作報告会やコンサート会場にはファン達から送られた豪華な花輪が会場を埋め尽くしていたが、最近は殆どが“米花輪”になったのもその一つだ。
 
米花輪とは、飾られた後は捨てられてしまう一般の花輪の代わりに米を贈るというもので、贈られた米は後日恵まれない人々へ寄贈されることになる。
ファン達のスターを応援する気持ちが、スターの名前で善意に使われるという趣旨が共感を呼び、今やこの米花輪が一般的になった。
 
また、ファン同士でお金を集めて高価なプレゼントをスターに贈っていたのをやめ、ファンコミュニティで募金を募り、それをスターの名前で寄付するといった活動も増えつつあるのがニュース等でも取り上げられている。
 
 
この様な韓国のファン文化の中で、最近新たに注目を集めているのが「スターの森作りプロジェクト」だ。
都会の緑が失われ環境汚染が広まる中、ファン達で募った募金で木を植えてスターの名前が付けられた森を作るという活動は、ファンからのスター達へのプレゼントとして人気を集めている。
これまでに森をプレゼントされたスターには誰がいるか調べてみよう。
 
 
【東方神起】
昨年9月、デビュー10周年を迎える東方神起の為にファン達が募金を募り汝矣島近郊に“東方神起の森”を設立。
東方神起を象徴する色である赤にちなみ、紅梅等の木が植えられ、森の入口には参加したファン達の名前を確認できるQRコードが設定されている。
 
【VIXX】
デビュー2周年を記念したプレゼントとして、国内外のVIXXファンサイト連合により企画され200人あまりのファンが参加、ソウル中心部に作られる予定。
 
【イ・ヒョリ】
捨て犬保護やエコロジー活動に積極的に参加していることで知られているイ・ヒョリの誕生日を記念し、ファン達がソウル オリニ大公園のドッグパークに“イ・ヒョリの森”を設立。
 
【イ・スンギ】
デビュー10周年を記念し、韓国、日本、アメリカ、タイ等、12カ国のイ・スンギファンで構成されたファンコミュニティでおこなわれ、ソウル市内に“イ・スンギの森”が作られる予定。
 
 
これ以外にもSuperjunior、SHINee、INFINITE、B1A4、少女時代の各メンバーやEXOのD.Oやペクヒョンをはじめ、ファン達による沢山の“スターの森作りプロジェクト”がおこなわれており、スターの森はファン達の集まりの場所となるだけではなく、都会の中の癒しスペースとして一般市民達の憩いの場としても利用されている。