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2020.08.06 17:00

大人の韓国+han暮らしまわり通信 ~ポジャギ編~

 

ポジャギをご存知でしょうか?

韓国通の皆さんならご存知の方も多いと思います。

ポジャギは韓国特有の伝統の布工芸です。
朝鮮時代の女性にとって針仕事が必須の時代、女性たちはアンパンと呼ばれる部屋に集まり身の回りの布ものをつくっていました。布団や衣服や小物…その余り布を縫い合わせ作られた布がポジャギです。

ハギレのピースの配列と気の遠くなるような細かい縫い合わせの作業にただただ驚くばかり…
ここまで手間と時間をかけ作られたポジャギが当時は生活の実用品として日常的に使われていたのです。衣類をくるんだり、食事の上に被せたり、贈りものを包んだり、仕切ったり…。
小さいころから針仕事は女性のたしなみとして祖母や母から厳しく教えられたといいます。
当時に生まれていましたらきっと私は落第生だったと痛感します。

 

 

「福を包み、福を呼ぶ」…市井の女性が作るポジャギはやがて工芸品となり、現代ではその美しさからアートとしても世界的に認識されるようになりました。
そして現在、ポジャギはインテリアファブリックとしていろいろな楽しみ方をされています。
窓辺にそっと飾られ光を遮ったり、パーティションやのれん、照明のカバーにも…。
新しく作られたポジャギには吊り布がついていることがありますので突っ張り棒を通したり、リングフックを使うとカーテンレールのランナーに引っかけるだけで簡単に雰囲気が変わり楽しいのです。

 

 

光を通すことでより美しさを発揮するポジャギ…
布が重なり合う部分が浮き上がりまた別の素晴らしい姿を見せてくれるのです。
「布のアート」と称賛される理由は一目瞭然です!

 

 

絹・綿・麻…白、きなり、染、ミックス。同じ素材で同じ色。またいろいろな素材でいろいろな色の組合わせ…。パッチワークの布は心ときめきます。
強く降り注ぐ日差しを一心に受け止め、私たちにを運んでくれる夏の季節のポジャギは格別の魅力があります。また夜は夜で月のあかりや向こうに見える家々の窓の灯りがぼんやり見え、なんだかロマンチックな時間を届けてくれるのです。

日本と同様、四季のある韓国の伝統布「ポジャギ」。ルールなど何もありません。
自由なスタイルでもっと日本の暮らしになじむとうれしく思います。

 


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