田代親世コラム☆韓国ミュージカルで大活躍のアイドルたち!
【田代親世のゆるふわ韓国ミュージカルDays】
韓国ミュージカルで顕著なのはアイドルたちの活躍だ。
その大きなきっかけとなったのが『モーツァルト!』にジュンスが抜擢されてから。
これを機に、人気アイドルをキャスティングすれば海外からもお客さんが来ることを韓国の制作者たちが知ったからこそ、次々とチケットパワーを期待されてアイドルたちがミュージカルのオファーを受けるようになった。
アイドルの方も、若いファン相手に普通にアイドル活動だけしていては兵役後が心配だったところをミュージカルが大切な居場所として浮上してきたわけだから相思相愛の関係性になっているといえよう。
しかし、韓国アイドルがいかに歌がうまいとはいえ、韓国で本格的にミュージカルで活動している俳優たちはそれ以上に歌がべらぼうに上手い!そしてアンサンブルという下積みから頑張っている俳優も多いので、パッと入って来て主役を取っていくアイドルに対して良い気がしていなかったのも確か。
でもその風潮もこの数年で変わってきた。
人気先行ではなくちゃんとオーディションを経て選ばれているケースが多いし、なにせ、アイドルたちがミュージカル界に新たなファンを運んできてくれているから。
私が主催する韓国ミュージカルについて語るサロンでも、好きなアイドルがミュージカルに出るようになったのをきっかけに見始めて、あまりにみんながうまくて見応えがあるのでミュージカルそのものにハマった~と言う声をよく聞く。
いわば、ジュンスを始めアイドルたちは韓国ミュージカルの親善大使の役割を担っているのだ。
今ではアイドルが出ていない舞台を探す方が難しい。
『エクスカリバー』で初ミュージカルとなったSEVENTEENのドギョムはミュージカルアワードで新人賞にノミネートされていたし、
『笑う男』でEXOのスホは優しくてソフトな歌声を伸びやかに響かせていた。
『笑う男』(2020)で主役を演じるスホ
『アイアンマスク』に出ているB1A4のサンドゥルは嫌な王と双子の弟の二役を演じていて、歌い上げの部分など聞いていて胸が高鳴る素晴らしさだったし、
同じ役のノ・テヒョンも抜群の安定感ある歌声を披露していて、もうみんなクオリティーが高くて、アイドルなのか普通にミュージカル畑の新人なのかもはやわからないほど。
元々身体能力に適応能力の高い選ばれし「韓国アイドル」たちはこうしてチャレンジを続けながら進化を遂げていくのだ。
韓国エンターテイメント・ナビゲーターとしてテレビやイベントで活躍中の田代親世さん!
田代親世さんもスペシャルサポーターとしてご参加頂いています!
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