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2018.10.16 12:00

イ・ミンギ主演ドラマ「ビューティー・インサイド」

KOARI Drama Pick Up

「ビューティー・インサイド(뷰티인사이드)(原題)

ビューティーインサイド,韓国ドラマ,韓国エンタメ,イ・ミンギ,ソ・ヒョンジン,イ・ダヒ,アン・ジェヒョン

 
***「ビューティー・インサイド」あらすじ***

私たちはとても多くのことにとらわれて生きている。私たちを定義する多くのもの。名前、性別、年齢、職業。そのうちの一つを失ってしまったらどうなるだろう?例えば「顔」。もうそうなったら、その人生は不幸だろうか、幸福だろうか。このドラマはそんなところから出発した。
 
本当に大事なことは目に見えない。それはおそらく、「愛」というものたち。
 
見られるために生きる女がいる。ハン・セゲ。
ある日から、月に一回、一週間ほど他人になる病気にかかった。こんなにおかしな病気はどんな社会人にとっても大変なことだが、セゲの場合はもっと特殊なケースだ。セゲは、テレビやスクリーンで自分の「顔」を見せなければならない、女優だ。それもとても有名な大女優。 
 
見えるものだけ信じる男がいる。ソ・ドジェ。
ある日からこの世の誰の顔もわからなくなる病気にかかった。外見、財力、能力、何一つ欠けることのない完璧な人生に、こんなにも強烈な汚点とは。グループの後を継ぐ財閥3世で航空会社の本部長に、汚点はすなわち奈落を意味する。
 
誰も自分をわからなくなるのではと恐れながら生きるこのハン・セゲと、一生誰のこともわからず誰かを愛することもできないと 考えたこのソ・ドジェが出会い、どんな姿になっても見つけられる女ハン・セゲと、どんな姿になっても見つけてくれる男ソ・ドジェになっていくこのドラマのジャンルは、まさしく予測不能ドタバタヒーリングロマンス!
  
美しさとは何か。
 
見た目が誰よりも大事だったセゲと、見た目にまったく意味を感じていなかったドジェ。この二人が出会い、真の美しさを探っていく。
自分を定義するものは見た目だろうか?中身だろうか?このドラマは軽快に、けれどディープに、問いを投げかける。

 
****
1ヶ月に1週間、他人の顔で生きる女と他人の顔を識別できない男の特別なヒーリングロマンスを描いたロマンティックコメディー。

「ビューティー・インサイド」
放送開始:2018月10月1日(月)~
JTBC月火 午後9時半~
公式HP:http://tv.jtbc.joins.com/beautyinside

 

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<<「ビューティー・インサイド」登場人物紹介>>

ハン・セゲ(ソ・ヒョンジン)
女優
韓国ドラマ,韓ドラ,ビューティー・インサイド,ソ・ヒョンジン
 
女は月に一度魔法にかかる。そして私は月に一度「本当の魔法」にかかる。
 
セゲを形容する言葉は無数にある。中でももっとも代表的なのが、神秘主義、スキャンダルメーカー、シンデレラ。彼女の魅力はこの3つから来るとして、巷ではこれをハン・セゲバミューダ3個セットと呼ぶ。神秘主義というには神秘とは程遠いスキャンダルメーカー、スキャンダルメーカーというには必ず帰宅して眠るシンデレラ。どんでん返しにどんでん返しを重ねるこの魅力に一度ハマると抜け出すことができないとかなんとか。
 
トップ女優の家の門前を行き来する人間監視カメラたちの噂話によると、セゲの家に出入りする男は何十人にも及んだ。男たちの顔はごく平均的だったり、好みを特定することができないほど多種多様だという。それだけでなく、人種までも多種多様。ここまでくれば、ただ男というものが好きで仕方がないのだろう…人はそうささやき合った。
 
そうして浮名を馳せていたが、決して家の外では目撃されなかった。出かけないかわりに、仕事をする人間が絶え間なく出入りした。巷では、彼らはセゲの使用人のように思われた。ヨガのインストラクター、家政婦のおばさん、エステティシャン、甚だしくは占い師まで。まるでお姫様のような生活だ。
自分では何一つできないんだそうな…毎日切りなくあふれるレスポンスにも、セゲは反応しなかった。
 
中でももっともホットな噂は、セゲに子どもがいるというものだった。神秘主義、スキャンダルメーカー、シンデレラ。3つともトップ女優に相応しい別名だけど、母親はダメよ。だから言ったじゃない、都度私に電話しなさいって。マネージャーで古い友人のウミはカンカンだ。どんな噂にも動じなかったセゲだったが、この時ばかりは少しぐらついた。怒りよりも、哀しかった。
 
そのすべての人物がすべて私だった。
 
セゲには目が覚めると顔が変わる病気があった。この世のどこにもない病気。魔法と言うしか、あるいは呪いと言うしか説明がつかない病気。二十歳の時に初めて発病し、きっちり10年患ってきた。月に一度特定の周期になると、セゲは他人の顔に変わった。噂に登場するすべての人物は、魔法にかかったセゲだった。あるいは呪いにかかったセゲ。セゲはその期間を影の期間と呼んだ。影として過ごす期間は、時に女優のつらい生活からの逃げ場となった。人が大勢いるところに意味もなく訪れて、その辺の居酒屋に入って酒を飲み、ダイエットのために食べられなかった夜食を満喫した。どのみち元の自分に戻るからこそできることだった。
 
セゲのすべての契約条件にはこの特定周期に関する条項が入っていた。月に一週間は決していかなる撮影もいかなるスケジュールも行わないこと。まさか口だけだろうと軽い気持ちでハンコを押すと、必ず大事になった。ドラマ初期の生放送の状況で一週間スケジュールに穴を開け、ドラマが放送されなかったことも3回はあった。業界から追放されないのが不思議なほどだ。セゲは傲慢でワガママな俳優として放送界から烙印を押された。にも関わらずセゲが変わらずトップの地位にいられる理由は、セゲの幅広い演技力のためだった。
 
百面美人
 
百の顔を持ち百の演技をするとしてついたセゲの別名は、百面美人。男、女、中年、老人、さらには子どもまで、セゲの演技の幅は激しかった。その別名を初めて聞いた時、セゲは鼻で笑った。百ではなく千、万の人生を過ごしてきたから。ただ、その千、万の人生の中に、喜怒哀楽はあったが愛はない。それもそのはず、顔が変わる自分を、しかも性別まで変わる自分を、数千のガセネタに覆われた自分を、真に愛してくれる男はそうそういなかったから。魔法にかかった私の姿まで美しいと言ってくれる人がいるだろうか?いや、それが私だとわかってくれる人がいるだろうか?
 
そんなセゲの前に、セゲのことを知らないドジェが現れる。私を知らないですって?韓国を飛び超えてアジアまで掌握した、この有名すぎて大変な私を知らない?けれどそんなこの男、変化した私がわかるのだ。変化した姿では一度も言われたことがない言葉を投げかけてくる。僕たち、どこかで会ってるよね?

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ソ・ドジェ(イ・ミンギ)
ソンホグループティーロード航空本部長
韓国ドラマ,韓ドラ,ビューティー・インサイド,イ・ミンギ
 
彼は神がいるという証拠だ。そうでもなければこれは、納得ができない。
 
この世に平等という言葉ほど滑稽な言葉はない。ドジェを見るとそう思える。生まれた時、誕生日プレゼントに通帳の「0」が余裕で11個になるくらいは軽く受け取り、成長してからは、父親譲りの秀麗な顔立ちと高い身長、母親譲りの明晰な頭脳を誇った。本人が誇るのではない。ドジェの一族が、ドジェの一族のグループが、そのグループを有する大韓民国が誇った。この立派すぎる財閥3世を国中が注視し、ドジェは一度もそれを裏切ることなくその視線に応えた。それこそ優れた当代の男性像だった。
 
ただでさえ優秀すぎるのに、成長すると新しい父親と新しい妹までできた。一滴の血もつながらず、自分と一言も言葉を交わさなかったが、平気だった。いつも仕事に埋もれて生きている母が、健やかに育つ草木のようにいきいきと花開く様子を見るのは、たいそう気分が良かった。
 
新しい妹のサラが虎視眈々と自分の地位を狙っているという事実に気付いた時も、平気だった。どのみちその「空」は自分の「空」だったから。空は疑いの余地なくドジェのもので、ドジェの運命だった。サラでなくともソンホグループの核であるティーロード航空を狙う一族の人間は何十人もいた。だからそのティーロード航空で本部長として勤めるドジェの責任たるや重大だった。ドジェの顔はすなわちティーロード航空の顔、ティーロード航空の顔はすなわちソンホグループの顔だった。実はもっと言えば、会社の前の大きな看板に、客室乗務員の姿で写っているのはセゲだったのだが。
 
神は愛するものに痕を残す。
 
残念なことに神は公平だ。時に足並みが遅いだけ。神の公平さは25歳、アメリカ留学時代に訪れた。韓国に帰る日、車に轢かれそうになっていたおばあさんを助けようとして事故にあった。その事故でドジェは人の顔を判別できなくなった。いわゆる、相貌失認だった。
 
欠点のない人生に生じた亀裂を隠すため、ドジェはたゆまず努力した。前に立つ女性が母親なのか、通りすがりの近所のおばさんなのか、判別するために、よく着る服やしぐさ、歩き方、香り、ひとつひとつすべて記憶した。どこへ行くにも秘書を連れていった。それでも訪れる危機的状況は、天性の才で乗り切った。滑走路より広く滑らかに開けているバラ色の未来を失うわけにはいかないのだ。
 
ドジェの部署にいる全職員は、名札をつけた。社内で唯一この部署だけ。この風変わりな本部長が嫌になりそうなものだが、どういうわけか夢見る女性職員は日に日に増えていった。スジョンさん、髪型変えた?見違えたよ、などという至極もっともらしく至極ときめく言葉を乱発するドジェに憧れない女などいるはずがない。
 
本来ドミノとはある瞬間に倒されるために並べるもの。
 
セゲのスキャンダルが報じられた日は、会社の株が暴落する日だった。ゆえにドジェの気分も最低を極めた。契約を破棄した日、心の中で喝采を送った。遠くから一本の電話さえかかってこなければ、完璧だったはずだ。直行便がない路線を韓国の航空会社が初めて就航させる日が目前に迫っていた時だった。コードシェアをするはずの外国の航空会社の代表から直々に電話が入った。ハン・セゲをモデルに使わないのなら、すべての話はなかったことにする、と。曲者で知られるその代表が契約をオーケーしたのは、ティーロード航空のモデルがハン・セゲだったからだというのだ。路線就航は、シルクロード路線就航の問題だけにとどまらない。そこに入ることになっている巨大豪華リゾート、それに伴う観光事業まで。路線就航が水の泡になれば、次々とドミノのように何もかもが倒れてしまう。仕方がない。このドミノを守るためには、一番最初のブロックであるハン・セゲを倒さないようにするしか。
 
そうして必死にハン・セゲというドミノのブロックを立て直しているドジェの前に、見知らぬ女が現れる。膝までかかるワンピース、ヒールを履いてカッカッと自分に近づいてくる歩き方、指先の温度、手触り。初めて見るのにとてもよく知っているような。絶対にどこかで会ったことがあるんだけど。先週も、おとといも、絶対に昨日も会ったはずなのに。その時はもう少し背が高かったような、低かったような気もするし。それで訊いた。君は一体誰だ?と。するとその女は訊いた。あなたは一体何なの、と。その瞬間、ドジェの心の奥の堅牢なドミノが軽快に倒れはじめた。

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放送前から期待値の高いドラマ「ビューティー・インサイド」。
原作は、広告用のショートフィルムですが、韓国で一般的に知られているのは、
ハン・ヒョジュ主演の映画「ビューティー・インサイド」

映画では、男性主人公が寝て起きるたびに別人になってしまうキャラクターで、
パク・ソジュンイ・ジヌクイ・ドンウクユ・ヨンソクソ・ガンジュン…とそうそうたるメンバーが、
そして日本の女優、上野樹里まで…総勢123人が主人公キム・ウジン役を演じ話題となりました。

ドラマ版では、その設定をヒロインに変えたことで、またガラッと世界観が変わるのですが、
別人に変わってしまう苦悩と、それを逆手にとって別の人生を楽しんでしまう楽観的な部分を、
どう表現するのかがカギとなりそうですね。

そして、そんなヒロインを演じるのは、
愛の温度」、「また!? オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」など、
数々のヒットドラマを作りだしたヒットメーカーソ・ヒョンジン
数奇な運命を生きるハン・セゲをどう演じるのか…とても見どころです!!

一方イ・ミンギは、2017年放送のドラマ「この人生は初めてだから」以来のドラマ復帰作となり、
財閥三世で何もかも恵まれた完璧な男を演じるということで、スーツに身を包んだ完璧なルックスが毎回楽しみですね♡

その他にも、イ・ミンギ演じるドジェの血の繋がらない妹カン・サラ役にイ・ダヒ
そんなカン・サラに恋心を抱く(?)ピュアな癒し系男子リュ・ウンホを演じるアン・ジェヒョン
実力派俳優たちのケミに映画版を観た方も、 観ていない方もどっぷりハマってしまいそうですね^^

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(写真出処:JTBC「ビューティー・インサイド」公式サイト)

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