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2023.06.15 14:00

『東京都大学路』開催!韓国ミュージカル俳優パク・ハングン&ユ・スンヒョンKOARI独占インタビュー!

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狂炎ソナタ』『女神様が見ている』など、日本でも上演されてミュージカルファンの間でも高い人気を誇る韓国の創作ミュージカル

そんな韓国創作ミュージカル界を代表するミュージカル俳優、パク・ハングンとユ・スンヒョンが2023年9月16日、東京・西荻センター(勤福会館) ホールにて来日コンサート『東京都大学路 ~パク・ハングン&ユ・スンヒョン編』を開催をすることが決定!

 

 

連日の舞台に、公演の準備に、毎日忙しく過ごされているお二人に、創作ミュージカルのメッカともいえるソウル・大学路(テハンノ)でKOARIが独占インタビューをおこないました!

 

 

 

 

─今回のコンサート『東京都大学路』について簡単に紹介をお願いします!

 

ユ・スンヒョン(以下 スンヒョン):コロナ禍により日韓の交流が少なくなっていたこの数年の間に韓国では沢山の創作ミュージカルが誕生しているんですが、今回『東京都大学路』というタイトルで開催するこのコンサートはそんなミュージカルの曲をご紹介できる場となるかと思います。

 

パク・ハングン(以下 ハングン):韓国の創作ミュージカルは日本でも沢山のミュージカルファンの皆さんにご覧いただいていますが、そんな創作ミュージカルの代表的なナンバーを僕たちの歌声でお楽しみいただけるコンサートになる予定です!

 

 

─大学路ミュージカル韓国創作ミュージカル、小劇場ミュージカルならではの魅力といえばどんな部分だと思われますか?

 

ハングン:ユ・スンヒョンが出演するというのが魅力です!(笑)
「ユ・スンヒョンが大学路の魅力だ!」と思っていただいて良いかと!

 

スンヒョン:大劇場のミュージカルも勿論魅力がありますが、ディテールな演技や俳優同士の掛け合いを近くでリアルに感じていただけるのが小劇場ミュージカルならではの魅力だと思います。

 

(左から)パク・ハングンさん、ユ・スンヒョンさん

 

 

─『ブラックメリーポピンズ』『SMOKE』『僕とナターシャと白いロバ』『サンキューベリーストロベリー』など、お二人が出演された作品をはじめ、韓国の創作ミュージカルが日本人キャストで日本で上演され好評を得ていますがご存じですか?

 

ハングン:僕は『ブラックメリーポピンズ』の日本公演初日に観に行ったことがあって、日本のキャストの方達に挨拶もしました。「僕は韓国のハンスです」って日本のハンス役の方と握手したんですが、実際にリメイクされた舞台を観てすごく嬉しくなりましたね。

また、韓国と日本では演技や歌い方や発声などに違いがあって不思議な感じがしましたね。

 

スンヒョン:僕はまだ実際に観たことはないんですが、先日「『サンキューベリーストロベリー』が日本で上演されるんだ」ってグループチャットに共有された日本キャストの写真を見ました。韓国と日本ではキャラクターに対して抱いているイメージが違うというのを感じて興味深かったです。

 

─大学路のミュージカル界を代表されるお二人はプライベートでも仲良しだとか?お互いについて紹介していただけますか?

 

ハングン:スンヒョンは僕が一番大好きな弟であり、一番信頼して共演している俳優であり、そして大学路のミュージカル俳優の中で一番性格がいいです。

(ハングンさんの言葉を聞いて「そんなことは…」というスンヒョンさんのリアクションに)

インタビューですから(笑)…というのは冗談で。本当に沢山の俳優と会っていますが一番性格がいいんです。それと、すごく真面目に自己管理をしているところは年上の僕も見習いたいところです。

これはちょっとプライベートな話なんですが料理がすごく上手いんですよ。よく二人で旅行に行くんですが、いつも料理を作ってくれるんです。

 

 

─スンヒョンさんが作ってくれた料理の中で一番美味しかったものは?

 

ハングン:うーん、全部美味しいんですよ。家に行くとお酒のつまみになるものも簡単に作ってくれたり。また、二人で旅行に行くってなると鍋やバーナーといった道具と食材まで全部家から持って来るんですが、この間はタッポックムタン(鶏肉や野菜を辛いスープで煮込んだ料理)を作ってくれました。

 

スンヒョン:ハングンさんと初めて出会ったのは6年前です。当時僕は新人で、ハングンさんは既に沢山活動をされていたので「ちょっと近寄りがたいな」って思っていたんです(笑)でも一緒に練習をして、一緒に公演をする内に仲良くなって一番大好きな先輩になりました。

ハングンさんの長所といえば、基本的に音楽に対する理解度がすごく高いことですね。

それと、すごく活動の範囲が広いのが長所ですよね。今、新人演出家としても作品も準備しているところで、頑張って欲しいと親のような気持ちで見守っています(笑)

 

ハングン:年下のくせに年上ぶるんですよ(笑)でも本当に面倒見がいい弟です。旅先でも僕が起きる前にご飯を作ってくれていて、起こしてくれて、って全部やってくれるんです。

…って、美談を話し出したらキリがないな。

 

スンヒョン:その代わりハングンさんは旅行先で写真をいっぱい撮ってくれます。ハングンさんの携帯は僕の写真だらけで(笑)二人で旅行に行ったら僕は料理を担当して、ハングンさんは写真を撮ったり運転してくれるので、旅行仲間として相性がいいですね。1年に1~2回一緒に旅行をするようになって、それがもう6年になりますね。

 

 

 

 

─複数のミュージカルに同時進行で出演されることも多いですよね。並行しながらの出演は大変ではありませんか?

 

スンヒョン:簡単な作品というのはありませんが、(今、同時出演している)『狂炎ソナタ』と『ナルチスとゴルトムント』で言うと、初演の時だったら並行して出演していないでしょうね。今回は再演だから可能でした。個人的には再演の作品を2つ同時にやるよりも、初めて上演される創作ミュージカルに出演する時に「この作品をどう表現したらいいか」と悩みながら毎日練習していた方が大変だった記憶があります。再演の時は楽しみながらやれるし、練習もスムーズでしたね。

 

ハングン:僕は年齢が…(笑)。体力的にも昔とは違うというのを感じますね。その代わり昔はとにかく時間をかけてやっていたことも、今は集中して短時間でやるノウハウができたんじゃないかなと思っています。その分旅行をする時間を作って旅先で気分転換すればまた集中ができるようになりますしね。

 

 

─同時にやっていると舞台の上で混乱することはないんですか?

 

ハングン:皆さんそれを不思議がられるんですが、僕たちにとっては難しいことじゃないんです。衣装を着て舞台に立った瞬間、そのミュージカルの主人公になるのでその作品のセリフしか頭に思い浮かびませんね。前日に別のミュージカルをやっていてもそのセリフや歌が頭に浮かぶスペースは一切ないんですよ。

でも、今日はこのミュージカルに出演するのに、うっかり別のミュージカルの劇場に行ってしまったりして「あ、今日はこっちじゃなかった」みたいなことはありますね(笑)

 

 

─ハングンさんはミュージカル『車輪の下』で演出もされていますが、俳優ではなく演出家として作品に携わる時に神経を使う部分や何か感じたことはありますか?

 

ハングン:難しい質問ですね。俳優として出演している時はキャラクターのことや相手役との動きについて考えるのに対し、演出家というのは出演俳優全員や全スタッフ、劇全体を見なければならない立場なので難しい部分がありますが、一つ一つを作り上げていくプロセスが面白いです。

もちろん俳優自体も劇を作り上げていくという意味では同じですが、そんな俳優達を集めて1つの良い作品に作り上げる演出家という役割が面白いなと感じました。

 

ハングンさんの演出家デビューミュージカル『車輪の下』の看板の前で

 

 

 

─演出家としてスンヒョンさんをキャスティングするならどんな作品にキャスティングしたいですか?

 

ハングン:Altar Boyz』みたいなのをやらせるべきだよな(笑)

とにかくスンヒョンはどの役をやらせても自分のものにするのが上手いし、どの作品をやってもそのカラーに上手く染まるから、どんな役でもやらせてみたいし何でも似合うと思います。だからこそ、すごく難しい役にキャスティングして苦しめてみたいですね(笑)。

 

 

─ミュージカル俳優としてだけでなく、演劇俳優、演出家、歌手など様々な分野で活躍されているハングンさん。今後挑戦してみたい分野はありますか?

 

ハングン:うーん…作家かな?ちょっとした文を書くことが好きなので旅行エッセイを書いてみたいなとは思っていたんですが、今回演出を担当する中でミュージカルの台本を書いてみたいと思うようになって、アイディアや素材を集めているところです。いつかは自分が書いた台本で自分が演出もする作品をやってみたいなと思っています。

 

パク・ハングンさん

 

 

─お二人は『ヴィンセント・バン・ゴッホ』(2017)、『狂炎ソナタ』(20172023)、『月と6ペンス』(2019)で共演されていますが、これらの作品は芸術家が登場するお話ですよね。出演していて芸術家との共通点や似ていると感じた部分はありますか?

 

スンヒョン:芸術家に限らず人間というのは欲望や自我というのを持っていますよね。僕の場合は、芸術家だからっていう部分は関係なく、どんな欲望があってそれを芸術で表現したんだろう、何がきっかけで絵を描いたり作曲をしたんだろう、といった風に考えながらそのキャラクターを理解しようとしたように思います。自分だったらそれをどう表現しただろうと考えるようになりましたね。

 

ハングン:僕たちがやっていることも芸術といえるし、そういう意味では僕たちも芸術家ですよね。似ているというよりも演技をするにあたってそのキャラクターについて調べ、それを分析をしていく内にそのキャラクターを吸収していくような部分があるので、その中で似ていくこともあると思います。

 

二人が共演中のミュージカル『狂炎ソナタ』の看板の前で

 

─スンヒョンさんは複合的な性格を持ったキャラクターをよく演じられていますが、キャラクターになりきる為にどんな風に準備をされているんでしょうか?

 

スンヒョン:まずはそのキャラクターが生きていた時代について調べることが多いですね。今やってる『ナルチスとゴルトムント』の場合、ペストの流行というのが背景にあるので「その当時の人間の苦痛とは何だったのか」というのを把握しようとしました。『アルトー、ゴッホ』も同様で、格式にこだわる時代のヨーロッパでアルト―はなぜ残酷演劇をやりたかったのかを考えたり。

作品自体は創作ですがその時代に実存していた人物もいたりするので、その人物に関する本を読んだり同じ時代が背景になっている映画を観たりして参考にしています。

 

スンヒョンさんが現在出演中のミュージカル『ナルチスとゴルトムント』のポスターの前でポーズ

 

 

─複合的なキャラクターといえば『デミアン』『ナルチスとゴルトムント』など、ヘルマン・ヘッセ原作のミュージカルによく出演されていますよね。ヘルマン・ヘッセの作品の主人公達は自身に対する探究、その中で精神的に成長していく様子が描かれていますが、そのようなキャラクターを演じる中でインスピレーションを得ることはありますか?

 

スンヒョン:ヘルマン・ヘッセの作品の大きな魅力と言えると思うんですが、自分がどんな状況かによって作品が見えるポイントが変わるところだと思います。例えば『デミアン』の場合、3年前に出演した時はシンクレールに感情移入をしていたんですが、最近出演した時はピストーリウスにすごく感情移入したんです。

なので「あの頃はすごくつらくて逃げ出したかった」と思い出しながら演技をする中で癒されたり、気持ちが楽になる経験をすることが多いのでヘルマン・ヘッセの作品が好きですね。

 

ユ・スンヒョンさん

 

 

─スンヒョンさんが成長するにあたって原動力になったことは何ですか?

 

スンヒョン:実を言うと僕は大学時代の同期の中ではいつもほぼ最下位だったんです。そんなに才能もないので周りの同期のことが常にうらやましくて嫉妬の対象でした。僕を成長させたのはそんな羨望や嫉妬の感情だったのではないかと思います。僕の長所といえば、常に努力を続けようとする根気であって、それが今の僕を作り上げる原動力になったと思っています。

 

 

─プライベートでもよく日本を訪問されているとのことですが、記憶に残っている場所やエピソードを教えてください。

 

スンヒョン:『狂炎ソナタ』の公演が始まる前に2泊3日でハングンさんと福岡旅行に行って来たんですが、日本は美味しい物がいっぱいあるので1日に4~5食位食べていました(笑)

生ビールが美味しいのでお寿司を食べながらビールを飲んで、帰り道にラーメンとビール飲んで、って感じで。日本から帰って来たら3kg太っていたので頑張ってダイエットしました(笑)

 

ハングン:もつ鍋も食べて、中洲の屋台で食べたり。不思議なことに日本に行くと必ず3kg太るんですよ(笑)その分旅行中は沢山歩きますけどね。

 

大学路を歩いているとよく見かける『人生4カット』ショップで

 

スンヒョン:日本はこれまでにも旅行で何度も行ったことがあるんですが、その中でも京都が良かったですね。哲学の道はホタルがすごくキレイで印象に残っています。

以前、東南アジアの旅行中に肌が荒れてしまって、その後に京都に長期滞在した時に「京都の水は飲み水よりきれいです」って張り紙があったので意識して毎日長時間シャワーをしていたら本当に肌の調子が良くなったんです(笑)

 

 

 

ハングン:東日本大震災があった時、日本全国をまわるチャリティコンサートに参加したことがあって、その時10都市以上を訪問したことが記憶に残っていますね。

 

 

 

─最後に、今回のコンサート『東京都大学路』を観に来られるファンの皆さんに「ここに注目して欲しい&期待して欲しい」というポイントがあれば教えてください!

 

ハングン:ユ・スンヒョンの顔?(一同大爆笑)

 

スンヒョン:この最近は日韓の交流が少なくなっていましたが、日本でも上演されている作品以外にも良い作品が韓国には沢山あるので、そういった最近の素晴らしい作品の歌もお聴きいただけると思います。

 

ハングン:僕とスンヒョンならではの“ケミ”があるんですよね。他の人にはない、僕らだけのケミをお楽しみいただけると思います!

 

 

 

 

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舞台の上で物語の主人公として観客を魅了するカリスマ溢れる姿とは違う、気さくな雰囲気で沢山話してくださったパク・ハングンさんとユ・スンヒョンさん。

インタビューでもおっしゃっていたようにプライベートで一緒に旅行に行ったり大の仲良しのお二人だけに『東京都大学路』のステージでは素晴らしい歌声は言うまでもありませんが、歌の合間の楽しいおしゃべりも楽しめるのではないでしょうか。

普段のミュージカルの舞台とはまた一味違うコンサートにご期待ください♪

 

なお、サイン会に参加できる1回+2回スペシャルパッケージチケットの購入が可能な先行販売は6月16日(金)午後5時までとなっておりますのでお急ぎください!

 

 

<KOARIユーザーの皆さまへメッセージ動画を頂きました!>

 

【公演概要】

<東京都大学路 ~パク・ハングン&ユ・スンヒョン編>

公演日程:2023年9月16日(土)1回14:30(開場 13:30) 2回18:30(開場 17:30)

会場:西荻センター(勤福会館) ホール

主催:株式会社オープンライズ

企画・制作:YUMETOMO

イベント詳細:https://www.yumetomo.info/td-phkysh

 

【チケット販売期間】 (この時間以外のお申込みは無効になります)

先行販売:2023年5月17日(水)10:00~6月16日(金)17:00

一般販売:2023年6月19日(月)10:00~9月13日(水)17:00

【チケット料金】

先行販売 10,000円(税込)

一般販売 11,000円(税込)

1回+2回スペシャルパッケージ(特典付き) 20,000円(税込)

※スペシャルパッケージは「先行販売期間」に「夢友HP」からチケットを購入された方のみの特典となります。

※スペシャルパッケージの特典として、2回目の公演終了後に「サイン会」を開催!

※全席指定

※未就学児童入場不可・小学生以上必ずチケット必要

【チケット受付URL】

YUMETOMO:https://www.yumetomo.info/ticket

チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2317829

 

【公演に関するお問い合わせ先】

YUMETOMO:yumetomo@naver.com

 

 

 

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【応募方法】

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STEP 2: この記事を紹介しているKOARIのツイートにインタビューの感想を添えて引用RT(リツイート)!

 

応募期間: 2023年6月15日(木)12:00~6月22日(木) 23:59

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