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2018.05.11 11:01

「スーツ」パク・ヒョンシク、ドラマを揺さぶる集中力!

パク・ヒョンシク,スーツ
パク・ヒョンシク,スーツ

[韓国エンタメニュース]
 
 
「スーツ(Suits)」パク・ヒョンシクがドラマを揺さぶった。
 
休む間もなく言葉を続けなければならないキャラクター。俳優にとって決して簡単ではない役柄だ。その多くの台詞が法律用語などの日常的に使うことのない単語であれば俳優の負担はさらに大きくなる。それでも集中力のある演技でキャラクターとドラマを生かすのが俳優の役割である。このような意味でKBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」のパク・ヒョンシクに注目せざるを得ない。
 
「スーツ(Suits)」にてパク・ヒョンシク演じるコ・ヨヌは天才的な記憶力の持ち主だ。彼が偽の新入弁護士として韓国最高の法律事務所の伝説的弁護士と見ごたえのある法廷プレーとブロマンスを繰り広げるドラマが「スーツ(Suits)」である。このためパク・ヒョンシクは毎回専門的な法律用語を休まず吐き出し、ドラマに色彩を加えている。
 
しかし、パク・ヒョンシクはこれだけでは終わらない。刻々と変わるキャラクターの感情と状況を集中力を持って熱演、絶妙に緩急を調節して描き、ドラマのテンションを揺るがしたのだ。10日、韓国にて放送された「スーツ(Suit)」第6話の模擬法廷シーンでは俳優パク・ヒョンシクの集中力と緩急ある演技が強烈に輝いた。
 
劇中の模擬法廷は新入弁護士たちにとって絶好のチャンスだ。コ・ヨヌはこの重要な模擬法廷にて卑怯な敵と対峙することとなった。彼は天才的記憶力を生かして機転をきかせ模擬法廷を掌握したが、本当の法廷がそうであるように模擬法廷も白と黒を単純に分けることが出来なかった。コ・ヨヌと秘密を共有したキム・ジナ(コ・ソンヒ)の存在により様々な感情が複雑に絡み合ったためだ。
 
模擬法廷にて勝訴するため、キム・ジナへ強く働きかけなければならない状況。しかし彼女の秘密を知っている唯一の人物コ・ヨヌは、秘密が明かされると誤解し動揺しているキム・ジナをこれ以上追い詰めることが出来なかった。勝訴への意志、追及、揺れる感情、相手のための勝訴放棄まで。劇中の模擬法廷シーンは比較的短い時間であったにもかかわらず、パク・ヒョンシクはこの感情変化を繊細に描き切った。
 
眼差し、表情、行動、口調、声まで。パク・ヒョンシクのすべてがコ・ヨヌの感情とかみ合った演技であった。状況に応じ感情に幅を持たせ完成した緩急のある演技は模擬法廷シーン全体のテンションを上昇させ、TVの前の視聴者をコ・ヨヌに、コ・ヨヌの感情の変化に集中させた。
 
「スーツ(Suits)」は様々な長所を持ったドラマだ。2人の男のブロマンス、見ごたえのある法廷プレー、魅力的なキャラクターたちが見せる呼吸、他にもう一つ重要な視聴ポイントが追加された。息が詰まるような緊張感だ。そしてその緊張感を与えてくれるキャラクターがコ・ヨヌであり、彼を描き出す俳優がパク・ヒョンシクだ。「スーツ(Suits)」の中のパク・ヒョンシクが作っていくまた別の緊張感にも期待が高まる。
 
一方、KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」は毎週水、木曜夜10時、韓国にて放送中。
 
 
写真提供:KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」
 
 
韓国エンタメ総合情報サイトKOARI


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