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『応答せよ1997』『W-君と僕の世界』『プレイヤー』など数々のドラマや映画(本当に多い!)に出演する実力派俳優で、最近では人気リアリティ番組『シングル男のハッピーライフ(原題:나혼자산다/ナホンジャサンダ)』でもその飾らない素顔と機転の利くトークセンスで人気を博している、俳優イ・シオンの自身初となるファンミーティング「Si BAR～shinagawa～」が2月24日、東京の品川クラブeXで開催された。今回KOARIでは2部の様子をレポートします。

開演時間になり客席の明かりが消えると、会場内に設置されたモニターには次々とイベント開催のお祝いコメントが映し出される。クリスタル(f(x))、Rain(ピ)、イ・ホンギ(FTISLAND)、Apink、イ・グァンス、ソン・スンホン、チャンミン(東方神起)と、錚々たるメンバーからのコメントに、会場の空気も盛り上がっていく。コメントが終わるとステージ後方からイ・シオンが登場し、歓声と共に大きな拍手が起こった。

今回のファンミーティングは「Si BAR」というタイトル通り、イ・シオンがバーのマスターというコンセプトで、常連客という名のMC古家正亨と共に話を進行していくスタイルだ。韓国でもまだファンミーティングをしたことがなく、自身初となるファンミーティングをここ日本で開催することとなった。

連続して出される10個の質問に即答していくコーナーでは「10億円もらったらどうする?」の問いに「まず半分は両親へ渡し、残った5億の半分は寄付、もう半分で建物を買います」と答え「不動産で生まれる利益でさらに違うこともできますね」と財テク上手な一面を覗かせて笑いを誘った。また「無人島に持っていくもの3つ」には「ライター、鉄砲、ナイフです。虎やライオンが出てくる可能性もありますから」と現実的な回答。その他の質問も古家の鋭いツッコミに絶妙な掛け合いで終始笑いが絶えないコーナーとなった。

続いては借り物ゲーム。指定された10個の品物をお客さんから借りてくるというもので、韓国語や英語の使用が禁止されているため日本語かジェスチャーで欲しいものを探さなければならない試練に悪戦苦闘。「かんこく」「しゃしん」などまだ少ない日本語レパートリーの中からどうにか絞り出した単語と、ファンたちの積極的な協力によりなんとか6個の品物を借りてくることに成功した。

そしてここで物を貸してくれたファンの中から2名にイ・シオンからカクテルが振舞われることに。ジャケットを脱いで気合いを入れ「SiBAR」のマスター、イ・シオンの本領発揮!用意してきたレシピを確認しながらリキュールを調合し、フルーツを絞り、シェイカーを振るバーテンダー姿に客席からも歓声が。「1部では飲み干してもらえなかったので、今度は全部飲んでもらえるように頑張ります」と渾身の2杯、グレープフルーツをベースとしたノンアルコールカクテル「夜に咲くバラ」と、ブラジルをイメージしたというヘーゼルナッツの香りとシナモンがポイントのカクテル「ナホンジャ・サンバ」を作り、自分でも味見をし今回は満足のいく仕上がりとなったようだった。

続いてはステージ上に用意されていたカラオケマシーンの登場。緊張しながらもサザンオールスターズのカバー曲でもあるV.Oneの「그런가봐요/クロンガヴァヨ」を熱唱した。ところどころ日本語で歌うなど、今回のために考えて準備してきた様子が伺えたが、歌には自信がなく、今回のイベント前にイ・ホンギからトレーニングを受けてきたと裏話も明かしてくれた。またカラオケの画面には歌詞と共に、今回の来日で空港から品川まで電車で移動してきた過程が映し出されていて、切符の買い方に迷ったり日本の電車にはしゃぐ姿は「東京2回目の外国人の姿です(笑)」と説明し会場は笑いに包まれた。

続いては質問コーナー。2018年のMBC芸能大賞ではバラエティ部門で最優秀賞を受賞するなどバラエティ番組で見せる素の姿も好評なイ・シオンだが、今後挑戦したい仕事についての質問には「バラエティよりもドラマや映画などの作品での姿をお見せしたいです。機会があれば日本の作品にも出演してみたいです」と俳優としての意欲を見せた。小栗旬や山田孝之など日本の俳優の作品やインタビューもよくチェックしているという。また逆にイ・シオンからファンへの質問として「(自分のことを)どの番組で知りましたか?」「今後どんな役をしたらいいと思いますか?」という質問を投げかけるなどし、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

最後にこの「Si BAR」は日本全国移動式BARということで、次回の出店先を決めることに。東京、東京以外の関東地区、大阪、静岡の4つの候補地からステージ上で抽選し選ばれたのは「東京以外の関東地区」。すぐに会場探しに入るということで「おひとりでも来ていただけるなら開催します」と謙虚に宣言すると「次は歌もカクテルも、最善を尽くして準備します」と更なるやる気を見せ、そう遠くない日に日本で再会できそうな期待感でファンたちのテンションも上がっていた。

最後の挨拶では「感謝しかないです。たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございます。みなさんを失望させないように一生懸命頑張ります」と話し、また「今は韓国で映画『妻を殺した(原題)』の撮影中で、その次にはドラマ「『アビス(原題)』への出演も決まっているので応援お願いします」と今後の予定も知らせた。またイ・ホンギから教えてもらったという日本語のメッセージのメモを取り出し「今日は来てくれてありがとうございます。まだ信じられないですね。これからも俳優として頑張ります。本当に感謝しています。ありがとうございます。イ・シオンでした」と読み上げ、集まったファンたちにたくさんの感謝を伝え締めくくった。

初めてのファンミーティングということで緊張していたり人見知りな姿も多く見られたが、ウーロン茶に入っていた氷をおもむろに食べたりと本来の明るく自由で人懐っこい姿も垣間見え、これからも俳優として様々な姿を見せてくれることに期待しつつ、また次回の「Si BAR」を楽しみにしたい。

※写真は1部と2部が混在しております。

LEE SI EON FAN MEETING in JAPAN「Si BAR 〜shinagawa〜」
2019年 2月 24日 (日) @品川クラブeX
1部 12:30開場 / 13:00開演 
2部 16:00開場 / 16:30開演
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イ・シオン イベントオフィシャルHP:http://sieon-japan.com
イ・シオン JAPAN OFFICIAL twitter:@LEESIEON_SiBAR

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