「第54回 百想芸術大賞」みんなの予想結果&受賞結果発表!!
映画、ドラマ、バラエティ番組等のテレビ部門と映画部門を併せた総合エンターテイメントの授賞式として毎年大きな注目を集める「百想芸術大賞」
第54回目となった今年は5月3日(木)、ソウル 三成コエックス Dホールにて開催されました。
これに関連してコアリでは「第54回 百想芸術大賞 みんなで大予想」と題しアンケートを実施、今年はドラマ部門と映画部門の作品賞を皆さんに予想していただきました。
では、早速アンケート結果と実際の受賞結果を見ていきましょう~!
まずは映画部門から…
昨年も数々のヒット映画が誕生しており、どの作品が受賞しても文句なしという名作がノミネートされた映画部門。
そんな中で皆さんが選んだのは…
1位 タクシー運転手(ソン・ガンホ、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル主演)
理由は…
・韓国の歴史をまた学びました。笑えて泣けて記憶に残る感動作でした。
・単なる海外レポーターの話ではなく時代背景歴史事件そこで暮らす方の気持ちを上手く表現していると思います。またベテラン俳優さんも素敵です。
・内容も私は良かったです。ユヘジンさんの演技が本当に大好きで、何を見ても素晴らしいって感じます。好きな映画の1つに加わりました。
・ソンガンホさんがいるだけで素晴らしい作品だと思ってしまう。
・日本でも上映されるので沢山の人に観てもらいたい作品です。
☆歴史的な出来事をモチーフにした「タクシー運転手」は、ソン・ガンホ、ユ・ヘジンといった韓国を代表する演技派俳優達の熱演で、韓国映画としては韓国で15番目に観客動員数1000万人を突破、世界でも評価を受けました。
アンケート開催中の4月21日から日本でも上映をされていたので、ご覧になったという方も沢山いらっしゃるのではないかと思います。
2位 神と共に-罪と罰(ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、チャ・テヒョン主演)
理由は…
・どれも見てないんですが、見たいとしたらこの作品だから。
・ハ・ジョンウとチュ・ジフンのキャスティング
・CG効果で画面に迫力もあったし、実力派の俳優たちの演技もよかった。シナリオも良く家族愛が暖かく感じられ最後のシーンは感動的でした。
・チュ・ジフンさんが素敵でした。日本でも公開してほしいですね。
3位 朴烈(パクヨル)(イ・ジェフン、チェ・ヒソ主演)
理由は…
・新境地で見事に演じきったイ・ジェフンssiの存在感が光っている!
・低予算で作られた作品にしてはしっかりと美術が描かれていて農事の雰囲気が伝わり、作品の内容的にも面白かった。日本の俳優が日本人をきちんと演技できてるのも良かった。
・歴史を知らなかったから、衝撃的でした。イジェフンの演技もすばらしかった!
そして、実際に映画部門の大賞を受賞したのはこちらの作品!
1987
1987年に起こった事件をモチーフにした「1987」が第54回 百想芸術大賞の映画部門の大賞に。
大賞だけでなくシナリオ賞も、そして主演のキム・ユンソクが最優秀男優賞、パク・ヒスンが助演男優賞と四冠の栄誉を獲得したのを見ても、作品性や演技力で納得の大賞と言えますよね。
これまでこの事件を知らなかった人達にも大きな衝撃を与え、歴史の中に埋もれていた国民達の苦しみや痛みを伝える意味でも大きな役割を果たしたという意味でも評価を受けたのではないかと思います。
続いて、今年もセンセーショナルな話題を集めた作品が多く誕生したドラマ部門に行ってみましょう~♪
皆さんの投票結果は…
1位 KBS2「サム、マイウェイ」(パク・ソジュン、キム・ジウォン主演)
理由は…
・主人公のパク・ソジュンとキム・ジウォンの演技がよかった。ベストカップル!
・ラブコメなのに、笑いあり、感動あり、胸キュンありでソジュン素敵だったから
・ドンマンとエラのじれキュンが最高!!
・パクソジュンの肉体美が良かった。
・まさに 一言!パクソジュンの大ファンの為!
ファンに対しての神対応の接し方、礼儀正しく、律儀で誠実で、このドラマはパクソジュン自身、そのものかと…!!
パクソジュン自身、今日に至るまでの長い下積み!!スターへのスポットライトあびる日の為に日夜頑張っているパクソジュンを是非応援したいかぎりです。
パクソジュンへ清き一票を皆さんよろしくお願いいたします‼っていう 心境ですね!(ㅎㅎㅎ)
☆日本でも人気急上昇中のパク・ソジュン主演ドラマということもあり、今回のアンケートでも1位となった「サム、マイウェイ」。
幼なじみから恋人へと発展していく主人公たちのラブストーリーをパク・ソジュンとキム・ジウォンがリアルに演じ、女性視聴者を中心に人気を集めましたよね。
また、投票コメントにあったようにパク・ソジュンのステキな肉体美も見ることができます♪
2位 tvN「マザー」(イ・ボヨン、ホ・ユル主演)
理由は…
・元々の作品の良さと日本作品リメイクも素晴らしいという意味や文化交流に繋がるのではないかと思い選びました。
・児童虐待など社会的に難しい問題をかかえた内容を取り扱ったドラマで毎回続きが気になりスジン(イ・ボヨン)とヘナが本当の親子なれることを祈りながら見ていました。最後まで目が離せないドラマでした。
・イ・ボヨンと子役ちゃんの演技に引き込まれて泣きました!
・日本版と韓国版で比較して見る楽しさもありました。
3位 tvN「秘密の森」(チョ・スンウ、ペ・ドゥナ主演)
理由は…
・チョ・スンウの久しぶりのドラマカムバック作だから!私はまだ見てないんですが、見た人達はみんなはまってましたね。
・脚本、演出、俳優、トータルで素晴らしい作品でした。
・チョ・スンウ&ペ・ドゥナという二人をドラマで見ることができるだけでも感動でしたが、主演だけでなく助演の人たちの演技も素晴らしく、ストーリーも最高でした!
実際に大賞を受賞したのはこちら!
tvN「秘密の森」
チョ・スンウ&ペ・ドゥナというドラマでは見ることができなかった俳優の共演で放送前から注目を集め、放送当時も熱狂的なドラマファンを集めた「秘密の森」が大賞に。大賞と共に脚本賞も受賞、主演のチョ・スンウが最優秀主演男優賞を受賞し三冠となりました。
シナリオや演出面での完成度の高さが必要となる犯罪&捜査ジャンルドラマとして文句なしの完成度を見せ、主演のチョ・スンウ、ペ・ドゥナはもちろんのこと、ユ・ジェミョンやイ・ジュニョク、チェ・ビョンモといった名脇役達の活躍が光った作品でした。
また、最優秀主演男優賞のチョ・スンウが受賞コメントで「僕もシーズン2をやりたいと思っている」と述べ、ドラマファン達の期待を高めました。
審査基準の公正性で大衆の信頼を受けている百想芸術大賞。
今年もノミネートから受賞まで、映画&テレビファン達を納得させる結果となりました。
今年の特徴を見てみると、映画部門では大賞を受賞した「1987」をはじめ「タクシー運転手」「朴烈(パクヨル)」「アイ・キャン・スピーク」等、歴史的や社会問題を取り扱った作品が多くノミネートされており、作品性や演技力はもちろんのこと、メッセージ性の強さが評価を受けたように感じられました。
一方、ドラマ部門では最優秀主演男優賞のチョ・スンウと最優秀主演女優賞のキム・ナムジュといった名俳優が久々にカムバックしたドラマが大ヒット、その演技力と存在感を改めて認識させましたよね。
また、ここ数年、地上波編成のドラマよりもケーブルチャンネル編成のドラマが圧倒的な人気を見せており、今年も「秘密の森」(tvN)が大賞を獲った他にも「マザー」(tvN)「ミスティ」(JTBC)等々、ケーブルドラマが主要部門で受賞、“ケーブルドラマ全盛時代”の到来を実感させられました。
その他では、ドラマ新人賞を受賞したヤン・セジョンや人気賞を受賞したチョン・ヘインといった次世代の韓流を担うスター達が授賞式でも脚光を集め、今後の活躍に対する期待が高まった第54回 百想芸術大賞 授賞式でした。
第54回 百想芸術大賞 受賞リスト
◆TV部門
大賞: 「秘密の森」
作品賞: 「Mother」(ドラマ)、「ヒョリの民泊」(バラエティ)
最優秀主演男優賞: チョ・スンウ(「秘密の森」)
最優秀主演女優賞: キム・ナムジュ(「ミスティ」)
助演男優賞: パク・ホサン(「賢い監房生活」)
助演女優賞: イェ・ジウォン(「キスを先にしましょうか」)
男性新人賞: ヤン・セジョン(「愛の温度」)
女性新人賞: ホ・ユル(「Mother」)
◆映画部門
大賞: 「1987」
作品賞: 「南漢山城」
最優秀男優賞: キム・ユンソク(「1987」)
最優秀女優賞: ナ・ムニ(「アイ・キャン・スピーク」)
助演男優賞: パク・ヒスン(「1987」)
助演女優賞: イ・スギョン(「沈黙」)
男性新人賞: ク・ギョファン(「夢のジェーン」)
女性新人賞: チェ・ヒソ(「朴烈(パク・ヨル)」)
男性人気賞: チョン・ヘイン
女性人気賞: スジ
BAZAARアイコン賞: ナナ