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2017.09.08 10:50

映画「MASTER/マスター」舞台挨拶でイ・ビョンホンがスクリーンジャック!

イ・ビョンホン
 

 
11月に日本公開が決定した映画「MASTER/マスター」の主演俳優イ・ビョンホンが来日し、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた舞台挨拶に登壇。しかも今回は海外俳優としては初となる、劇場内の10スクリーンをジャックして連続で舞台挨拶を行うスクリーンジャック。会場にはたくさんのファンが詰めかけすべて満席となり人気の高さを証明した。舞台挨拶ではMCからの質問に答えながら映画について語った。

 
Q.スクリーンジャックは海外の俳優としては初となりますが、どんな気持ちですか?
劇場を独占するということは映画の多様性や色々な映画を観客の方々に観ていただくということを考えるとあまりいいことではないのかもしれませんが、今日一日は試写の意味もありますので許していただけるのではないかと思います。そして海外の俳優としてはスクリーンジャックをするのは初めてだと聞き、とても光栄に思いますし気分が良いです。
 
Q.今回の映画で悪役を演じる上で難しかったことや楽しめたことなどは?
どんな役を演じるときにも自分がしっかりその役柄をつかまないと演技ができません。今回私が演じた人物は実在する人物で、彼の言葉や行動は残ってはいるんですがなかなか理解するのが難しくて大変でした。ですからアプローチや役作りをするのがとても大変なキャラクターでした。
 
Q.お気に入りのシーンは?
映画の冒頭で、数万人の会員の目の前で演説をするシーンがあります。そこでは会員たちからお金を搾取しなければならないので純粋な仮面をかぶったように話すわけなんです。観ている観客の皆さんもこういう人だったら投資してしまうんじゃないかと思えるようなシーンを作らなければいけなかったので、非常に真実味・リアルが大事でした。なのでいかに現実的に見せるかどうかを考えながら演じました。監督もスタッフも私も皆で精魂込めて作り上げたシーンです。そして個人的に好きなシーンは、チン会長(イ・ビョンホンの役名)は権力と手を組んで悪を重ねるんですが、ハン局長という人物に対して『記者に何か言われたらうまいこと言って乗り切ってほしい』という風にお願いするシーンがあって、そのシーンがとても気にっています。
 
Q.最後にメッセージを
映画の試写会ではなくて小さなファンミーティングのような感じがしますね。見慣れた顔の方もいらっしゃいますし、なぜかここでHANAKO(※日本のファンミーティングでイ・ビョンホンが扮したキャラクター)を演じなければいけないような気持ちになっています(笑)今日は来てくださってありがとうございます。先ほども少し触れましたがこの映画は実際に韓国に実在した稀代の詐欺師をモチーフにして商業映画にしたものです。なのでこんなことも起こりえるんだなということを考えながら観ていただければ、より楽しめると思います。どうぞ楽しんでご覧ください。

イ・ビョンホン

イ・ビョンホン

イ・ビョンホン

イ・ビョンホン
 


マスター
 

【ストーリー】 
投資会社のチン会長(イ・ビョンホン)は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模の金融投資詐欺で多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン)は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン)を仲間に引き入れ、チンの足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行する。はたしてチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、二人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか―!
 
【映画概要】
監督・脚本:チョ・ウィソク キャスト:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンほか
2016年/韓国/143分/カラー/スコープサイズ/5,1chデジタル/字幕翻訳:根本理恵        
英題:『MASTER』 配給:ツイン
公式HP:master-movie.jp

11月10日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか、全国ロードショー!


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