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2015.12.29 02:53

「KOARIスタッフの勝手に推します!プロジェクト」第3弾 ユ・スンホ~Part.2~

勝手に推しますっ!プロジェクト第3弾の主人公 ユ・スンホ。

Part.1では彼のプロフィールと俳優としての成長過程を簡単に紹介しましたが、今回のPart.2では子役俳優時代から現在まで、ユ・スンホがずっと変わらない人気を持ち続けている理由について探求してみることにしましょう!

 

【人気の理由①: 子役から大人役に…成長の良い例】
ユ・スンホを国民的人気にしたのは、映画「おばあちゃんの家」での幼い少年サンウの姿。
その中でのあどけなくて可愛らしい姿は万人に愛され「国民の弟」となり、その後の出演作でもサンウの可愛らしい面影を残しながらも演技に磨きがかかっていく姿が見る人々をほのぼのさせました。

ただ、子役として幼い頃から活動していると、いつまでもそのイメージが大衆の脳裏の中に残ってしまい成人俳優として成功しないケースが多く見られます。
あどけなくて可愛らしい印象を持つユ・スンホの場合もそのケースになる可能性も大きかったはず…。
しかし、主人公の子供時代役から始まり、青春ドラマの主人公からチョイ役まで、現代物や時代物といったジャンルを問わず幅広く出演する中で、ユ・スンホは一つのキャラクターにイメージが固定されることなく俳優として成長を見せていきました。
 


KBSドラマ「ドラゴン桜」(韓国原題:勉強の神)

【人気の理由②: 可愛らしさだけじゃない!男の香りが漂う俳優に】
そんな子役時代を経て本格的に成人役として認められるようになったのは、2011年のドラマ「ペク・ドンス」の頃から。
人を殺してしまう不吉な運命を持って生まれ、ペク・ドンス(チ・チャンウク)と幼馴染でありながらも対立することになるヨ・ウン役を演じたユ・スンホは、自身の運命と友情の間で苦悩する悪役に初挑戦。

憂いを含んだ眼差しを持った長髪のヨ・ウンの姿からは「おばあちゃんの家」の可愛らしかったサンウの面影は全く見られず、こうして子役俳優出身ではなく成人俳優 ユ・スンホが誕生したのでした。
 


SBSドラマ「ペク・ドンス」

そして、子役のイメージを完全に脱皮したユ・スンホが再び印象深い演技を見せたのは、パク・ユチョンとユン・ウネの共演で注目を集めたドラマ「会いたい」。

このドラマでユ・スンホが演じたハリーは、足が不自由でありながらも穏やかな性格でいつもフィアンセのスヨン(ユン・ウネ)を温かく見守る好青年。しかし、温和な表情の裏側にはスヨンに対する異常な執着と冷酷さを持っているという二面性のある難しいキャラクターを見事に演じ、大人のラブロマンスドラマの中でユ・スンホが演技をしていることに違和感を主張する視聴者はいませんでした。
 


MBCドラマ「会いたい」
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【人気の理由③: 兵役もチャンスに…若くしての入隊】
「ペク・ドンス」「会いたい」の2作品で、彼だからこそ作り出すことができた悪役を演じたユ・スンホ。
子役俳優ではなく“成人俳優 ユ・スンホ”として認められるようになり「次の作品が楽しみ」と期待が集まっていた矢先の2013年3月。19歳という若さで彼は入隊の道を選び、入隊後にその事実が報道されると人々は衝撃に陥りました。

前回でも述べましたが、盛んに活動をおこなっているスターがこの年齢で入隊するというのは本当に異例ともいえるケース。
なぜなら、人気の移り変わりが激しい韓国芸能界では兵役の為に活動を中断することによって大衆から忘れられてしまうことも多く、これまで築いて来た人気や認知度を失う危険もあるからです。

しかし、ユ・スンホの場合、この決断が彼の俳優人生において大きなプラスに転じました。
スター達の兵役関連の問題は過去に何度も浮上しているように、人気に大きく左右するものです。
免除や公益勤務でもなく、現役で、しかも同年代の一般男性達と同じ時期での入隊した彼には「スターだからと特別扱いを受けようとしない姿が素晴らしい」と、更に好感度が上昇。
また「子役俳優のイメージを払拭し成人俳優としてのイメージを確固たるものにする為に、兵役の2年間というブランクがむしろ良い結果を生み出した」という声も多数上がっていたように、少年から大人の男に成長するこの時期に軍隊で過ごしたことにより、除隊後のユ・スンホは大人の男としての魅力が増し、俳優としても一層魅力的な姿で戻って来たのです。

【除隊、そしてカムバック!】
2014年12月、大衆の注目を受ける中、兵役の義務を全うし立派に除隊したユ・スンホがカムバック作に選んだのはケーブルチャンネル MBC every1のドラマ「想像猫」。
ユ・スンホのドラマ復帰がケーブルチャンネルのドラマで、しかも軽いタッチの「想像猫」だということを意外に思った人々が多かったものの、制作発表会で出演のきっかけを問う質問に「本当に猫が好きだからというのもあるし、このドラマを通じて猫や他の動物に対する認識が変わればという思いがあった」と、カムバックだからと力んだりすることもなく、作品の規模にこだわらないユ・スンホらしい選択を見せました。


軽いタッチとはいえ、猫との共演はなかなかの高難度。にもかかわらず演技も自然にこなし、ボクキル(猫の名前)に優しく声をかけるユ・スンホの姿に「ボクキルになりたい~!」と思う女性視聴者多数(←その中の一人が私…)
 


MBC every1「想像猫」
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子役俳優にとって大きな難関となる「成人俳優になるプロセス」、そして、男性俳優にとって大きな岐路となる「兵役」を見事に乗り越えたユ・スンホ。
若いながらも十分なキャリアと、兵役を経験する中で人間としても一回り成長した彼の第二の俳優人生が今から始まります。

次回はそんなユ・スンホの本格的なカムバック作で現在大人気放送中のドラマ「リメンバー」と、12月30日に公開となる映画カムバック作の「朝鮮魔術師」にスポットを当てて彼の魅力に更に迫っていきたいと思います!
※本文の内容は2015年12月時点の情報となります。

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