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2014.08.29 04:39

2014年上半期、韓国で流行った言葉とは…?!

アンニョンハセヨ、mariです。
いつの間にやらもう8月も終わりに近づき、気がついたらもう9月!あれよあれよという間にまた年末が来てしまうのかしら…と時の早さをしみじみと感じる今日この頃。
 
先日テレビを見ておりますと、2014年上半期の流行語についての特集がされておりました^^
いったいどんな流行語が生まれたのでしょうか?いくつか見てみましょう!
 

<バラエティ編>

「ウウン、アンデヨ!으음, 앙대요!」(ううん、だめよ!)

(ギャグコンサート放送キャプチャ)
なかなかパンチが効いております。後ろの方の視線が物語っておりますね笑

女性芸人キム・ヨンヒさんがKBSで放送されているバラエティ番組「ギャグコンサート」で使用し、一躍流行語に!少女時代らもかわいらしく真似をすることで話題にもなり、老若男女問わずみんなが「アーーンデヨ!」と真似をしました^^


少女時代テヨン(KBS放送キャプチャ)


キム・ヨンヒと少女時代ユナ(KBS放送キャプチャ)

 

「タンファンハジ アンコ 당황하지 않고」(あわてずに)

(ギャグコンサート放送キャプチャ)

こちらも芸人であるチョ・ユンホが先ほどと同様「ギャグコンサート」で使用。この他にも「イルギョゲ パッ!クッ!일격에 빡, 끝!(一撃でパーン!終了!)」というフレーズも大流行し、なんとチョ・ユンホはこのフレーズのおかげで10社ものCMに出演することになったそう!

 
チョ・ユンホが出演したCMのひとつ

 

<ドラマ編>

「イゴン トゥックプ チンチャンイヤ! 이건 특급 칭찬이야!」(これは特級の賞賛よ!)

(「密会」放送キャプチャ)

これは今年春に放送され大ヒットとなったキム・ヒエとユ・アイン主演ドラマ「密会」でのセリフ!20歳差の男女が描く不倫劇ということでドラマ自体ものすごく話題となりましたが、劇中でキム・ヒエがユ・アインのほっぺたをつねりながら「これは特級の賞賛よ!」と言うセリフが様々なところでパロディーとして使用されるなど、大流行しました。また、キム・ヒエ本人が百想芸術大賞授賞式にてプレゼンターを共に務めたソン・ヒョンジュを相手に「特級の賞賛」を披露し話題にもなりました!

百想芸術大賞授賞式でのソン・ヒョンジュとキム・ヒエ。
思いっきりやってますね笑

(「百想芸術大賞」キャプチャ)

 

 
その時の様子がこちら!

 

<映画編>

「アジク シンエゲヌン ヨルトゥチョゲ ペガ ナマイッサオムニダ 아직 신에게는 열두 척의 배가 남아있사옵니다」(私たちにはまだ12隻の船が残っております)

現在大絶賛公開中の映画「鳴梁」でのこのセリフ。韓国の国民的英雄イ・スンシンが、絶体絶命の中でも希望を失わずに果敢に戦う際にこのセリフが使われるのですが、これをもじって「○○にはまだ、’が残っております」というフレーズが流行!(ダイエットの広告で「私たちにはまだ12斤(重さを表す単位)の脂肪が残っております」など笑)イ・スンシンを演じたチェ・ミンシクの真似をしながら力強く言うのがポイントです!笑

 
「鳴梁」予告編(話題のフレーズは後半に登場)

 

「サム 썸」(SOME)

K-POPでの流行語は間違いなくこれでしょう!
SISTARのソユとチョン・ギゴのデュエット曲として発売されたこの曲。タイトルの「サム」とは、いわゆる“友達以上恋人未満”のような関係のことを言い、「最近良い感じなんだけど、まだ付き合ってるわけじゃないのよね」という状況のときに“サムタダ썸타다”という表現が使われ、若者の間で大流行しました^^
そしてとにかく歌詞がものすごく印象的で、一度聞くと忘れられない!しかし自分で歌うとなると正確には歌えない!!という摩訶不思議現象が続出(笑)私も何気なく家で鼻歌交じりに口ずさもうとしたら全く歌えなくて思わずネットで歌詞を検索した覚えが…(笑)
その話題の歌詞とはこちら→「ネッコイントゥ ネッコアニン ネッコカットゥン ノ 내 거인 듯 내 거 아닌 내 거 같은 너」(僕のもののようで 僕のものでない 僕のもののような君)
 
結局どっちやねん!と言いたくなるようなこの微妙な状況をいわゆる「サム」と言うのですが、この歌詞がやはりわかりにくいのか、時には「僕のものでも 君のものでもない 僕のもののような僕」、「寝ている 寝て起きて また寝ている君」などなど、色んなパロディが生まれ、大きな話題となりました笑

「SOME」のPVにはSISTARのダソムとB1A4のバロが出演。
二人が可愛らしい“サム”をよく表現しています^^

 

<総合編>

「ウリ!의리!」(義理)

(キム・ボソン出演CMキャプチャ)
先ほどのサムからはうってかわって・・・^^;

上半期の流行語と言えば、これを外すことは出来ないでしょう!!聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか??俳優であるキム・ボソンが飲料水のCMでこの言葉を使用したことから爆発的に広まったこのフレーズ。なぜCMで「ウリ(義理)」という言葉が使われたのかはイマイチ謎なのですが(笑)、みんなが右腕を曲げてドスの利いた声で「ウリ~~!!!」と真似をし、最近ではKBSのバラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」に出演中のサランちゃんの母であるモデルのSHIHOもこれを番組内で多用し、話題となりました^^
 

(KBS放送キャプチャ)

話題となったキム・ボソンの飲料水のCM

 
さてさて、2014年上半期も韓国ではたくさんの流行語が生まれました^^

日本でもそうですが、流行語とはその時代を反映していたり(サムなんかは若者事情をよく表しています^^)、その国自体の文化を反映していたり(義理という言葉が流行るというのは“情”を大事にする韓国の国民文化なのかな?)と色々と興味深くもあり、また今回色々と振り返ってみることで「ああ~あったあった!」とすでに懐かしくなってしまうこともあったりして^^
 
 
すでに下半期へ突入している2014年、今後一体どんな流行語が登場するのか、期待です^^