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2016.09.14 12:51

本日最終回!イ・ジョンソクらが答える「W」の気になる10問10答

W

[韓国エンタメニュース]
 
 
MBC水木ドラマ「W」が、本日14日最終回を控え、視聴者たちが気になっている点を公開した。
 
「W」は現実世界に生きる女医オ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)が、偶然人気絶頂のWeb漫画「W」の世界に入り、主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)に出会いながら起こる緊張感あふれるストーリーを描いた全く新しいタイプのドラマだ。
 
「W」を作り出したソン・ジェジョン作家、チョン・デユン監督、主演を務めたイ・ジョンソク、そして劇中のWeb漫画「W」の作者でありオ・ヨンジュの父役を演じたキム・ウィソンらが直接答えた興味深い彼らの“Wにまつわる10問10答”を見てみよう。
 
 

1. ドラマのタイトル「W」の意味は?
 
ソン・ジェジョン作家:
カン・チョルが主人公であるWeb漫画のタイトルであり、漫画の中でカン・チョルが殺人事件を解決するための主な舞台となるTV局の名もWです。“Why”と“Who”を意味し、殺人事件の犯人とその理由を明らかにするための番組名でもあります
 
ドラマの中では省略されていますが、設定上の“Web漫画W”は、7年間もの連載期間中、カン・チョルの人生自体というよりも家族を殺した真犯人を追うカン・チョルのヒストリーを、TV局を背景に番組のエピソード事に難解な事件を解決していくカン・チョルとその仲間たちの活躍を主に描いています。
 
また、Wはオ・ヨンジュにとっては“Wonder World”を意味しています。「不思議の国のアリス」のように、突然不思議の世界に吸い込まれたヨンジュの目から見たWeb漫画の世界のことを指しています。
 
 
2. 劇中登場するWeb漫画Wは、どうやって作られたのか? 

制作陣:
ドラマの中のWeb漫画は、特に実在する原作があるわけでなく、すでに撮影された映像を元に作られました。イラストも有名な作家に依頼したわけではなく、専門業者に作画を依頼しました。3Dを2Dに変える作業は簡単ではありませんでしたが、ディテールの見える作業をしながら良い評価と頂けたと思います。
 
 
3. 実写と漫画を行き来する作業、真犯人の顔はどうやって作られたのか? 

制作陣:カン・チョルが漫画から現実世界へと向かうシーン、オ・ソンムの顔がなくなってしまうシーン、ヨンジュが水の中へ突然吸い込まれていくシーンなど、「W」は通常のドラマでは見ることのできないシーンが多く登場します。こうしてWeb漫画を映像にしていく過程はCGなのですが、繊細さと時間を多く要求する作業となります。
 
「W」ではこの部分は「太陽を抱く月」「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」「キルミーヒールミー」を担当したMBCの特殊効果チームたちが請け負ってくれました。20人を越えるチームは、「W」の小さなCGたち一つ一つに念を入れて作業を行ってきました。
 
 
4. 真犯人は誰か? 

制作陣:
Web漫画の真犯人ですが、オ・ソンム(キム・ウィソン)の顔に憑依する前後に見せた鋭いアクションシーンはキム・ウィソンではない別の演者がいました。オ・ソンムの顔が憑依するまでの背が高く黒いフードを被った真犯人は、武術俳優のコ・サンヒョンさんが演じています。
 
キム・ウィソンさんは、今回の10問10答を通じて「僕の代わりに素敵な演技を見せてくれたありがたい方たち」と語っており、彼らを称賛していました。そして最も大きなスポイラーである真犯人の本当の声は、驚くべきことにオ・ソンム、すなわちキム・ウィソンさんの声を加工したものです。
 
 
5. 最もかっこよかったシーンは? 

イ・ジョンソク:
14話の「パク・スボンさん 物がそちらへ行きます」という部分のシーンが一番かっこよかったと思います。現実世界でWeb漫画の世界を変えることができるタブレットが破壊され、カン・チョルはWeb漫画の世界にあるタブレットを探すためにハン・チョルホ(パク・ウォンサン)を探します。そしてタブレットを持ったハン・チョルホを現実世界に送るのですが、そのシーンが最もかっこよかったと思います。
 
 
6. 一番鳥肌が立ったシーンは? 

キム・ウィソン:
4話のエンディングでカン・チョルが初めて自身がWeb漫画の中の人物だということを自覚し、世界が止まって現実世界へと続く門を通過した時が一番鳥肌が立ちました。
 
 
7. 「W」を通じて伝えたかったメッセージは? 

ソン・ジェジョン作家:
人間の範疇、人類愛の範囲をどこまでとするか、という質問からスタートしました。1話のホテルの屋上で死んでいくカン・チョルを発見した時、オ・ソンムは生きているのをその目で見ながらも、イラストの中で彼をナイフで刺します。漫画の人物は人間ではないと考えているということでしょう。
オ・ヨンジュは医者としてカン・チョルを助け、彼が漫画の中の人物だということを知りながらも恋に落ち、助けようと努力します。生きているから彼を人間だと考えているのです。ハリウッドで長きにわたってテーマとなっているものの一つである“ロボットは果たして人間なのか、人間性を持つことができるのか”というのを、漫画の主人公という形でこの作品に持ってきました。
 
 
8. 最も力を入れたシーン、最愛のシーンは? 

チョン・デユン監督:
5話のカン・チョルとオ・ソンムが出会い、カン・チョルが銃を撃つシーンです。カン・チョルが自分を作ったオ・ソンムと初めて対面するシーンなので、ものすごく重要でインパクトがなければなりませんでした。1話分のうち1/
3もの分量を使っていますし、固定された空間の中で表現しなければならないので、すごく心配していました。しかし、キム・ウィソンさんの爆発的なカリスマと、それに堂々と立ち向かうイ・ジョンソクさんのパワーが、僕らの憂慮を払拭してくれました。本当に素敵なアンサンブルが出来たなと思っています。
 
 
9. あなたの考える脈略のあるエンディングは? 

イ・ジョンソク:
僕は個人的にはサッドエンディングを好む方なので、脈絡のあるサッドエンディングだったらいいな、と思っています。脈略もあって、道理にあった別れこそが、心は痛いけれど理解もできるし、ちくりと痛むけれど余韻が長く残るドラマになるからです。実はヨンジュの想像のように平凡で些細な恋愛、結婚、そして家族になる、というものが最も理想的なエンディングではないかと思います。
 
 
10. あなたが考える脈略のあるエンディングは? 

キム・ウィソン:
カン・チョルとヨンジュ、二人の主人公が現実世界で幸せになることだけを願うばかりです。そしてWeb漫画「W」の世界とその中の人物たちも、平和に続いていくことを願います。
 
 
 
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