『もしもの愛』トロントで北米プレミア!韓国人監督初の快挙も
【この記事のポイントは?】
◆Netflix映画『もしもの愛』が、第51回トロント国際映画祭で北米プレミア上映を行い、1,721席が満席となる盛況ぶりを見せた
◆ヴェネツィア国際映画祭で審査員大賞(銀獅子賞)を受賞した本作は、イ・チャンドン監督やソル・ギョング&チョ・インソンらが登壇し、約25分間のQ&Aも実施
◆韓国・日本での劇場上映を経て、11月6日からNetflixで配信される本作に引き続き注目が集まる
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[韓国エンタメニュース]
Netflix映画『もしもの愛』が、第51回トロント国際映画祭(TIFF)で北米プレミア上映を盛況のうちに終えた。
TIFFのスペシャル・プレゼンテーション部門に正式招待された本作は、14日(現地時間)午後6時、プリンセス・オブ・ウェールズ劇場で北米プレミア上映を実施。1,721席の客席が満席となる盛況ぶりを見せた。
第83回ヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映され、審査員大賞(銀獅子賞)を受賞した『もしもの愛』は、トロントでも熱い反響を呼んだ。
さらに、イ・チャンドン監督が韓国人監督として初めてTIFFエバート監督賞を受賞。授賞式にはソル・ギョング、チョ・インソン、チョ・ヨジョンも出席し、『ペパーミント・キャンディー』『オアシス』『もしもの愛』でイ・チャンドン監督とタッグを組んだソル・ギョングがトロフィーを贈呈した。
北米プレミア当日のレッドカーペットには、イ・チャンドン監督とソル・ギョング、チョ・インソン、チョ・ヨジョンが登場。上映後には約25分間のQ&Aも行われ、作品について様々なトークを繰り広げた。
『もしもの愛』は、解雇された労働者とその妻、ドキュメンタリー監督とその夫という2組の夫婦が、ドキュメンタリー制作を通して出会い、それぞれの人生と心の奥に秘めた欲望に向き合っていく物語。
Q&Aでは、イ・チャンドン監督が「人々が自分のアイデンティティや自我を失っていく現実は、決して韓国だけの問題ではない」と作品に込めたメッセージを語った。
またソル・ギョングは、『オアシス』以来23年ぶりとなるイ・チャンドン監督との再タッグを振り返り、「監督は昔と変わらず、私自身も23年前に戻ろうと努力しながら、当時の記憶を懐かしく思うこともありました」と感慨を明かした。
チョ・インソンは自身が演じたサンウについて、「監督が描こうとした“サンウ”というキャラクターを通して、現実で私たちが目にする財閥や資本家の姿を新たな角度から解釈してお見せしたいと思いました」と説明。「正解がなかったので、現場で監督とたくさん話し合いながら、オープンな気持ちで役に向き合いました。そのおかげで、キャラクターを演じる中でむしろ大きな自由を感じました」と語った。
チョ・ヨジョンも、「現場で自然にキャラクターに溶け込める環境を作ってくださったおかげで、最後まで“イェジ”として存在することができました」と監督への感謝を伝えた。
一方、『もしもの愛』は韓国では9月23日から一部劇場で公開されるほか、日本でも10月23日より東京・大阪をはじめ全国の一部劇場で期間限定上映される予定だ。その後、11月6日よりNetflixで配信される。
写真提供:Netflix
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