【一問一答】パク・ヒョンシクが語る『ドクタースランプ』とは？
【この記事のポイントは？】
◆パク・ヒョンシクが『ドクタースランプ』最終回を迎え、一問一答インタビューに応えた
◆インタビューではドラマ出演のきっかけや撮影エピソード、特別な思い出などに言及
◆最後は視聴者に感謝の気持ちを伝えた
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[韓国エンタメニュース]
パク・ヒョンシクがJTBC土日ドラマ『ドクタースランプ』を見送る名残惜しい気持ちを一問一答で伝えた。
『ドクタースランプ』は右肩上がりの人生を送ってきたが、突如ブレーキがかかってしまったナム・ハヌル（パク・シネ）とヨ・ジョンウ（パク・ヒョンシク）の“ダメな人生”の心肺蘇生記を描いたロマンチックコメディ。すべての不幸を乗り越え、一段と成長したヨ・ジョンウの姿が見る者を温かく包み込み、去る17日に好評のうち幕を閉じた。
以下、パク・ヒョンシクの一問一答
Q.『ドクタースランプ』のどのような点に惹かれて出演を決めたのか気になります。初めて台本を読んだときの感想は？
A. スランプと燃え尽き症候群に関するテーマに共感と関心があり、読んでいるうちに、このようなテーマを温かく深く掘り下げている点が良かったです。 また登場人物が皆、それぞれの魅力を持っている点も面白かったです。
Q. ヨ・ジョンウはバラ色の人生を過ごしていたのに、一瞬にして崖っぷちに追い込まれた人物です。演技する上で重視した点は？
A. 突然の医療事故で人生最悪の危機を迎えることになったジョンウの姿と、その危機を乗り越えていくジョンウの姿をどのように描くか、とても悩みました。 監督、作家先生ともたくさん話し合い、ジョンウは僕が思っていたよりもずっと心が広くて素敵な人だと分かりました。自分を愛し、守ることができ、深い傷があってもハヌルが心配することを恐れ、その痛みさえも隠して笑うことができるジョンウの“大きな心”がすごいと感じました。
Q. 俳優同士の呼吸や現場の雰囲気はどうでしたか？
A. まさに完璧でした。俳優とスタッフの思いやりと熱意に満ちた現場でした。みんなで集まって台詞を合わせたり、監督とコミュニケーションを取りながら修正する部分について話し合ったり、瞬間瞬間のアドリブに現場が大騒ぎになることもありました。いつも明るいエネルギーが溢れていて、毎シーンまたどんなアドリブと呼吸が出るか分からないので楽しかったです。仲間の俳優さんや先輩方の熱意と機転にたくさん驚かされ、勉強になりました。シネ姉さん、ユン・バク兄さんとは、より深まった姿で久しぶりに会い、息を合わせることができ、嬉しくて胸が熱くなりました。
Q. 撮影中の特別な思い出があるとしたら
A. 釜山でチャン・ヘジン先輩とベンチに座って、許すのは簡単ではないとジョンウが苦しい気持ちを吐き出すシーン（14話）を撮影した時が記憶に残っています。 撮影の途中で先輩が僕に心のこもった応援と、感じたことを言ってくださったのですが、その時の感謝と感動が忘れられません。この場を借りてチャン・ヘジン先輩に改めて感謝と愛を伝えたいです。
Q. パク・ヒョンシクさんの“体当たり演技”が話題になり、今作を見るもう一つの楽しみでもありました
A.“この時はこうしよう”と準備をして行くわけではありません（笑）。幼い頃からジャッキー・チェンやジム・キャリーのコメディ映画をよく見ていました。僕を笑わせてくれる彼らの作品が大好きで、その影響が突然出てくるアイデアやアドリブに対するインスピレーションになったのではないかと思います。
Q. パク・ヒョンシクさんにとって『ドクタースランプ』はどのような意味の作品として記憶に残りますか
A. 今作は僕にとっても多くの慰しとヒーリングを与えてくれた作品であり、長い間記憶に残るドラマです。スランプや燃え尽き症候群は誰にでも起こりうることで、決して隠すことではないので、病気になったら病院に行くのと同じ様に心の傷も病院に行って治療を受けることが当たり前になればいいなと思います。傷を乗り越えるためには、自分を守り、自分を愛することが何よりも大切だと思います。『ドクタースランプ』が多くの方の共感と癒しになれば嬉しいです。
Q. 大変なことを乗り越えたヨ・ジョンウです。ヨ・ジョンウを見送るにあたり、彼に伝えたいことは？
A.ジョンウ、大変だったよな？ 君を気遣い、愛してくれる人が周りには沢山いるから心配しないで、これからは君がやりたいことを思う存分やってほしい。いつも幸せで、温かい気持ちを持って前を向いて走り続けてほしい。
Q. 最後に視聴者の皆さんに一言お願いします
A. これまで『ドクタースランプ』とヨ・ジョンウを愛してくださってありがとうございます。皆さんに良い意味と笑い、慰しと共感になればいいなという思いで作品に取り組み、それがうまく伝わればいいなと思いながら最善を尽くしました。このように最後の挨拶をすることになり、とても寂しいですが、多くの方から関心と愛をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
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写真提供：SLL、HighZiumStudio
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