『ファラン』ソン・ジュンギの努力とは？
[韓国エンタメニュース]
第76回カンヌ国際映画祭の話題作『ファラン』が濃い感性を予告する強烈なビジュアルのスチールを公開した。
まず冷酷な現実を生きる組織の中間ボス チゴン役のソン・ジュンギのスチールは、これまで見せたことのない外見的な変化から、心の内を推測するのが難しい冷たい顔まで、新しい演技変身を予告している。特にソン・ジュンギは整った体ではなく、生存を争いながら生きてきた苦しい人生が込められたチゴンの体格を作るために高強度トレーニングを行い、体のあちこちに残された傷跡のメイクを加え、キャラクターになりきるための努力を惜しまなかった。
地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュ役のホン・サビンのスチールは、揺れる眼差しから生き残るための毒々しい姿を行き来する複雑な内面が盛り込まれている。
さらに表向きは無愛想だが、ヨンギュを憐れみ彼を守ろうとするハヤンを演じたキム・ヒョンソは、悲惨な現実にも揺るがない強さを眼差しで表現し、観客に深い余韻を与えるだろう。
チゴンに従いながらも不安なヨンギュ、そんなヨンギュを自分の世界に引き込もうとするチゴン、そしてヨンギュを守ろうとするハヤンまで、3人の姿を捉えたスチールは彼らの複雑な感情の中にある激しい物語に対する好奇心を刺激する。
一方『ファラン』は、地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュ（ホン・サビン）が組織の中間ボス チゴン（ソン・ジュンギ）に出会い危険な世界と共にすることになり繰り広げられる話を描くノワール映画。韓国にて10月11日公開予定だ。
ソン・ジュンギのノワール映画『ファラン』、メイン予告編公開！
写真提供：PLUS Mエンターテイメント
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