『密輸』チョ・インソン、よどみない好演と活躍!
[韓国エンタメニュース]
映画『密輸』チョ・インソンの好演が話題だ。
『密輸』は海に捨てられた密輸品を回収して生計を立てていた人々が一生に一度の大きな戦いに巻き込まれながら繰り広げられる物語を描いた作品で、劇中チョ・インソンは全国区の密輸王“クォン上士”に扮し、再び新たな変身を遂げた。
絶え間なく繰り広げられる地上アクションから老練なカリスマ性で観客の目を引いた彼は、他の主要俳優に比べて出演の比重は大きくないが、決定的な局面転換の役割を果たし、スクリーンを圧倒した。
『密輸』でチョ・インソンの地上アクションは観客を一気に魅了した。チョ・インソンがパク・ジョンミン(チャン・ドリ役)らを相手に剣を振るうアクションは爽快感とスリルに満ちている。華やかなファッションと秀麗な容姿、長い腕と長い脚を活かしたアクションでチャン・ドリ一行を鎮圧するチョ・インソンの姿はまさに圧巻だ。
チョ・インソンは“短刀”一つでリュ・スンワン監督が意図した“現実的で通俗的なコンセプトではなく、カッコよく、派手で、品格のあるジャンルのアクション”を濃密に表現した。全身を使ったアクション演技はもちろん、瞬間的に変化する強烈な眼差しで観客に没入感を与えた。
また彼は強烈にぶつかり合うアクションシーケンスで今作の名シーンを完成させ、その実力を改めて証明した。
チョ・インソンがキム・ヘス(チュンジャ役)と初めて対面する“カミソリ”シーンは、全国区の密輸王であるクォン上士の悪徳さを断片的に見せてくれた。しかしパク・ジョンミンと対決するアクションシーンでは、キム・ヘスを守る姿で彼のもう一つの人間的な一面を見せた。
チョ・インソンはクォン上士の悪徳さとそれに相反する人間味、そして全国区密輸王としてのカリスマとマナー、セクシーさを老練に描き出すことはもちろん、時にはヘタレな姿で笑いを誘った。
さらに殺気を帯びた冷たい目と微妙な感情が凝縮された深い眼差し演技まで、多彩で魅力的なキャラクターを鮮やかに具現化し、まるで“総合ギフトセット”のようなキャラクターを完成させ、“さすがチョ・インソン”という反応を引き出した。
チョ・インソンは『密輸』を通じて全国区密輸王としての品格、マナー、格好良さ、セクシーさをすべて消化し、立体的なキャラクターを完成させ、スクリーンの中での強烈な存在感を改めて証明し、高い評価を受けている。
一方『密輸』は韓国にて絶賛上映中だ。
写真提供:NEW、IOKカンパニー
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