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2015.04.27 02:00

BIGBANG、3年ぶりのカムバック!そのタイトルに相応しい公演を「MADE」

 

 

© YG ENTERTAINMENT

 

BIGBANGが3年ぶりとなるカムバックとともに、「2015 WORLD TOUR [MADE] IN SEOUL WITH NAVER」のソウル公演で、ワールドツアーの盛大な幕を開けた。
4月25日~26日の両日間、ソウルオリンピック公園内体操競技場にて開催された公演は、チケット全席が完売。二日間でおよそ2万6人のファンが動員された。

二日目の公演は午後4時20分から始まり、最初は「MADE」のトレーラー映像が大型スクリーンを通じて流れた。
ファンの歓声が一斉に上がる中、オープニングは2012年に発表した「ALIVE」のヒット曲『Fantastic Baby』が披露。続くステージは『Tonight』『STUPID LIAR』で場内は一気に熱狂の渦となった。

G-DRAGONは、「昨日より今日はもっと興奮しています。今日はそのエネルギーをすべて使い切っていきます」とあいさつ。T.O.Pは、「3年ぶりのアルバムとともにする公演です。楽しい時間を送ってください!」と叫び、D-LITEは「昨日と今日、すごく熱い時間をともにしています。みんなで盛り上がっていきましょう」とファンらを熱狂させた。

 

 

© YG ENTERTAINMENT

 

今回の公演は、これまでとは違うさまざまな演出技法を採用し、ワールドツアーに相応しくクオリティの高いステージが用意された。室内公演では初めて試みた48トンのスチールトラス(Steal Truss)を活用して、客席からの視野がはっきりとした“ヌードステージ”を設置。音響は最新のAdamson Energia Systemを投入して、周波数の干渉による音質の低下を解消した最高のライブが実現された。

さらに、スコーピオンズ、プリンス、ポール・マッカートニー、レディー・ガガ、リアーナなどのコンサートステージをデザインしたロイ・ベネットがクリエイティブディレクターとして参加。ビヨンセのビデオグラッファーとして活躍しているエド・バーク。BIGBANGの初ワールドツアーから日本ドームツアーまで息を合わせてきたギル・スミスIIが音楽監督を務め、ビジュアルはもちろん、オーディエンスたちを満足させる圧倒的なスケールを自負する公演となった。

 

 

© YG ENTERTAINMENT

 

アコースティックバージョンでアレンジした『HARU HARU』のステージでは、ファンとメンバーが息をピッタリ合わせて合唱。『HOW GEE』を披露する時は、V.IがDJに変身して場内を盛り上げた。
そして、この公演で初めて公開することを約束したカムバックプロジェクト「M」のタイトル曲『LOSER』のミュージックビデオが遂に解禁。リリカルなギターリフとピアノ演奏にドラムビートとラップが加わったポップバラードの楽曲となっており、刺激的な歌詞はBIGBANGならでは強烈なメッセージが感じられた。

『BLUE』のステージでは、子役女優のカル・ソウォンがサプライズ登場してイントロを歌う異色的なステージが見られ、『BAD BOY』『CAFE』『Lie』を披露する熱狂のステージが続いた。

ソロ、ユニットステージも充実。V.Iは『Strong Baby』とG-DRAGON&SOLが加わった『Let’s Talk About Love』を熱唱し、D-LITEは『WINGS』。T.O.Pは『DOOMDADA』。SOLは『EYES, NOSE, LIPS』。GD X SOL(TAEYANG)『GOOD BOY』。G-DRAGONの『CROOKED』など、それぞれのヒット曲で個性あふれたステージを披露した。

終盤には、もう一つの新曲『BAE BAE』が公開。ウィットに富んだ歌詞で愛する人へのメッセージを盛り込んだミディアムテンポラブソングとなっており、『LOSER』とは全く相反した楽曲で、来月から始まる新曲プロジェクトに大きな期待を寄せた。

 

 

© YG ENTERTAINMENT

 

そしてリーダーのG-DRAGONは、本格的なカムバックを控えて率直な心境を語った。彼は、「昨年からアルバム作りを続けていましたが、久しぶりのアルバムだけに、良いものを作らなきゃというプレッシャーがありました。途中スランプに陥ってしまって不安もあったけど、やはり頑張らなければならないと思って、今年からメンバーらと一緒に制作に取り組みました。デビューの時から今まで、僕らが他の人たちより優れていると思ったことはありません。ただ、音楽が好きでやっただけなんですが、運がよくてたくさん愛されるようになりました。3年ぶりに新しいアルバムを出すことになりましたが、ファンの皆さんと離れた分、どうすればおもしろいプレゼントをあげられるが悩んだ末、毎月2曲ずつ新曲を発表することにしました。これから公開するすべての楽曲はタイトル曲でもあり、それは自信を持って言えるものだと思います」と述べ、大きな歓声に包まれた。

 

 

© YG ENTERTAINMENT

 

最後にBIGBANGは『Last Farewell』で締めくくり、ワールドツアーのソウル公演は盛況のうちに終了した。

今後BIGBANGは、15カ国70公演を開催しながら140万人の観客動員を目標にワールドツアーを展開する予定。
ツアーのスタートとともに、5月1日から8月まで、毎月の初日にプロジェクトシングルを発表。9月1日には、これらをまとめたフルアルバム「MADE」が発売される。

THE FACT|芸能チーム

 


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