2022.02.17 17:00

『39歳』ソン・イェジン×チョン・ミドら、大人の“友情と愛”

[韓国エンタメニュース]

JTBC水木ドラマ『39歳』がお茶の間に活気を予告した。

『39歳』は40歳を目前にした3人の友人の友情と愛、人生についての深い物語を描いた現実ヒューマンロマンスドラマ。

去る16日午後2時に行われたオンライン制作発表会にはキム・サンホ監督、ソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョン、ヨン・ウジン、イ・ムセン、イ・テファンが出席した。

演出を手掛けたキム・サンホ監督は「演出的には3人の女性の話というより3人の友人、そして3人の人間に関する話だと思いました」とし「なので、人間なら感じる感情を最大限集中して見せようと思いました」と伝えた。

今作はそれぞれ違う3人の友人のキャラクターで視聴者から注目を集めた。劇中ソン・イェジンは成功した江南皮膚科の院長チャ・ミジョ役、チョン・ミドは率直さと大雑把さを装着した演技の先生チョン・チャニョン役、キム・ジヒョンはデパートのコスメマネージャーであるチャン・ジュヒ役を演じる。

ソン・イェジンはtvN『愛の不時着』から2年ぶりにお茶の間に復帰することになった。『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』以降、4年ぶりのJTBCドラマ出演でもある。これについてソン・イェジンは「『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』は私にはとても大切な作品であり、JTBC初の作品でもありました」とし「とても多くの方が愛してくださり良い思い出です。今作は『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』よりももっと愛されたら嬉しいです」と、ときめきを伝えた。

ソン・イェジン

劇中チョン・ミドが演じるチョン・チャニョンは、余命宣告を受ける人物として登場する。先立ってtvN『賢い医師生活』で優れた実力を持つ医師として登場したチョン・ミドは「最も大きな変化は、患者として帰って来たことです」と冗談を言いながらも「チョン・チャニョンという人物が前作のキャラクターとは正反対です。違う演技をせねばいけないと思うよりは、チャニョンを一生懸命表現すれば、ご覧になる方も違うように受け止められるのではないかと思いました」と説明した。

チョン・ミド

キム・ジヒョンはJTBC『工作都市』で数々の“怒りの演技”を披露した。しかし彼女が今作で演じるキャラクターは気さくで溌剌としたキャラクターだ。これにキム・ジヒョンは「ジュヒというキャラクターが少し突拍子のない部分があるので、友人の間であまり目立たないように気を付けました」と伝えた。

キム・ジヒョン

（写真左から）イ・テファン、キム・ジヒョン

実際に今年39歳になったヨン・ウジンは「現場で良い監督や良い先輩方、同僚たちに出会いました。39歳としてどのように良い人、良い俳優になるか悩んでいましたが、現場が僕に明瞭な答えを出してくれる模範解答のようでした」と深い愛情を表した。

（写真左から）ヨン・ウジン、ソン・イェジン

20年以上共にした友人役で出演するだけにソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョンは互いに対する深い愛情を表した。ソン・イェジンは「合わせなくても呼吸がとても自然に合いました。こんな経験は初めてでした」とし「無理やり親しくなったり、努力したりするよりは、撮影が進むにつれ自然にお互いに溶け込めました」と伝えた。

チョン・ミドは「私はジヒョンさんと10年以上前から友人です。（公演で）同じ役をやったこともありますし、違う役で同じ作品に出演したこともあります」とし「2人共イェジンさんのファンなので無限の愛情がありました」と伝えた。

また39歳の時にオーディションに挑戦して『賢い医師生活』に出演することになったというチョン・ミドは「（人生で）とても重要なターニングポイントでした」と当時を振り返った。続けて「お陰で『39歳』に出会えました」と作品への愛情を示した。

（写真左から）イ・ムセン、チョン・ミド

ソン・イェジンは「私は20代で女優になった時は、40代になるとは想像も出来ませんでした。40歳以降の人生を悩むことも想像したこともありませんでした。でもいつの間にか40歳になりました」とし「考えてみると、年齢はそれほど重要ではないと思いました。40歳になったからと言って大人になるのかということではないと思います。私たちのドラマもそんな話です。気持ちは青春なのに、前につく数字だけが変わるんです。みんな数字にこだわらず、一日一日、自分のことを考え、歳月を感じ、楽しみながら過ごして欲しいと思います」と視聴者に温かい気持ちを伝えた。