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2018.06.15 12:01

「スーツ」で開花した“俳優パク・ヒョンシク”の真価

パク・ヒョンシク,スーツ
パク・ヒョンシク,スーツ

[韓国エンタメニュース]
 
 
「スーツ(Suits)」パク・ヒョンシクがもう一つの代表的キャラクターを誕生させた。
 
パク・ヒョンシクは卓越したキャラクター表現力で作品に息を吹き込む俳優だ。彼が演じれば世間知らずの末っ子君も、愛の病を患っている財閥2世も、悲運の王も全部本当のようだった。おかげでパク・ヒョンシクの人生を代表するキャラクターは毎作品ごとに更新されてきた。そして2018年、もう一つのキャラクターが誕生した。KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」の天才的記憶力と共感能力を持つ偽の新入弁護士コ・ヨヌだ。
 
コ・ヨヌは弁護士になることが夢であり、その才能もあったが弁護士になることが出来なかった男だ。そんな彼に韓国最高のローファームの新入弁護士として働く機会が与えられた。彼は奇跡のようなこの機会を掴み取り、自分だけの方法で事件と向き合い弁護士として成長してきた。たとえ偽者だとしても。
 
しかし、劇中の台詞のように誤った選択には代価が伴うものだ。14日、韓国にて放送された「スーツ(Suits)」最終回にてコ・ヨヌが自らブーメランのように帰ってきた代価を支払う姿が描かれた。正体が明るみにされコ・ヨヌは自首を選択、善処なく全ての罪の償いをしたのだ。彼はよく分かっていた。初めから誤った選択をすれば誤ったところに辿り着くしかないということを、正しいスタートラインで新たにスタートしなければならないということを。
 
すべての代価を支払った後、やっと彼の人生は新しい始まりを迎えることができた。彼の前にはいつでも彼を信じ、彼に機会を与えたチェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)が待っていた。このようにコ・ヨヌの新しい始まりを暗示する形で「スーツ(Suits)」最終回は終了した。ある意味で「スーツ(Suits)」がコ・ヨヌの成長ドラマであったことを感じられる第16話だった。
 
パク・ヒョンシクはチャン・ドンゴンと共に「スーツ(Suits)」の中心に立ち、ドラマをリードした。先輩のチャン・ドンゴンと抜群の演技の呼吸を披露し歴代級ブロマンスを完成しただけでなく、“コ・ヨヌの成長”というキーワードを集中力を持って描き出し「スーツ(Suits)」の中心軸を確固たるものにした。ドキドキするロマンスはおまけに過ぎなかった。
 
以上のことが可能だったのは俳優パク・ヒョンシクが持つ卓越したキャラクター表現力、緊張感を誘う緩急の調節、ブロマンスとロマンスを行き来する見る者を惹きつける演技力、強力でありながらも柔らかな存在感がしっかり支えていたからだ。このすべてを備えた俳優パク・ヒョンシクであるからこそ視聴者はコ・ヨヌに感情移入ができ、「スーツ(Suits)」に集中できたのだ。
 
パク・ヒョンシクに魅了され続けた2ヵ月間だった。毎回毎回、役者としての彼の真価を確認することができた。これが「スーツ(Suits)」の中のパク・ヒョンシクへ、パク・ヒョンシクの演じるコ・ヨヌへ熱い応援と愛を送った理由だ。多くの視聴者たちはこれからも「スーツ(Suits)」のパク・ヒョンシクを心に留め、愛し続けるだろう。
 
 
写真提供:KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」
 
 
韓国エンタメ総合情報サイトKOARI

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