「スーツ」偽の弁護士パク・ヒョンシク、彼を応援する理由
KBS2新水木ドラマ「スーツ(Suits)」にて、パク・ヒョンシクは偽の新入弁護士コ・ヨヌ役を演じる。コ・ヨヌは天才的な記憶力と共感能力、類まれな能力を2つも持っている男だ。それだけでなく、人々の視線を奪う魅力まで兼ね備えている。ドラマの主人公がこんなにも完璧でいいのだろうか。しかし、コ・ヨヌは視聴者に「私とは違う」という違和感より「応援したい」という共感を引き起こす。
26日、韓国にて放送された「スーツ(Suits)」第2話にて、コ・ヨヌの特別な面がパク・ヒョンシク持ち前の表現力と調和し、強烈なインパクトを与えた。劇中にてコ・ヨヌは“偽の新入弁護士”として初出勤するやいなや解雇通知を受けたが、崖っぷちに立たされているという切実さで再び法律事務所に留まることになった。
以降、コ・ヨヌは本当の弁護士ではないが、自分だけの方法で与えられた状況を解決していった。 弁護士になる為の条件を何も満たしていないコ・ヨヌが、つたないながらも問題とぶつかり解決していく姿は視聴者に痛快な楽しさと満足感をプレゼントした。
このようにパク・ヒョンシクは明るさと闇、鋭さと柔らかさなど、コ・ヨヌの両面性を「スーツ(Suits)」の中に溶け込ませている。彼のひらめきは”天才”という感嘆詞が自然に出るほどだ。一方、自身を危機に追いやった友人を突き放すことが出来ないシーンや、入院した祖母の元を訪れ、狭いベッドで一緒に眠るシーンは見る者の胸を締め付けた。
コ・ヨヌのようなキャラクターを演じることは俳優にとって決して楽なことではない。そのような意味で今回パク・ヒョンシクが「スーツ(Suits)」にて披露したキャラクター表現力は特別だと言えるだろう。コ・ヨヌという人物が直面した複雑な状況、多様な顔、感情に視聴者が共感し応援したくなるように導いたからだ。
コ・ヨヌを応援したくさせる、俳優パク・ヒョンシクが「スーツ(Suits)」第3、4話への期待をさらに高いものにした。
一方、KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」は毎週水・木曜、夜10時より韓国にて放送中。
写真提供: KBS2水木ドラマ「スーツ(Suits)」
韓国エンタメ総合情報サイトKOARI
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