[韓国エンタメニュース]
 
 
SBS水木ドラマ「スイッチ-世界を変えろ(以下「スイッチ」)にて、天才詐欺師サ・ドチャン(チャン・グンソク)が法の網を避け不法行為を犯す権力層に立ち向かい、正義の詐欺師としてお茶の間に痛快な楽しみを与えている。
 
麻薬を密輸し不正を犯すクム・テウン(チョン・ウンイン)、チェ・ジョンピル(イ・ジョンギル)の裏をつき権力を是正する詐欺師サ・ドチャンだが、ここでこれまでに見せた“痛快な行動”を整理してみた。

 
1.詐欺にあっても通報できない者を選ぶ“正義の詐欺師”
初回でサ・ドチャンは詐欺にあっても通報できない者だけを選び、詐欺行為を行うと風のように消える、そのため前科が一つもない特別な詐欺師という事実が明らかになった。
 
不正と悪行を犯す者だけを対象に詐欺をはたらくサ・ドチャンは違法行為を犯していたチョ・ソンドゥ(クウォン・ファウン)を相手に賭博場で30億という大金を横取り犯罪者らを一掃した。
 
またサ・ドチャンは、妊婦を利用し麻薬を運搬した麻薬密輸組織に対し命を投げ出す覚悟で捜査に加わり、執拗な捜査の末に麻薬を横領して金を稼ぐことができたにもかかわらず、麻薬組織の総責任者とされるファン社長を逮捕し視聴者を歓呼させた。
 

2.不正権力と対抗する“頼りがいのある詐欺師!”
サ・ドチャンの行動が注目をされる理由の一つは麻薬を密輸し利益を得ようとする権力層と対立し、彼らを一掃しているためだ。
 
先日の放送分にてチェ・ジョンピル(イ・ジョンギル)とクム・テウン(チョン・ウンイン)は麻薬密輸を通じ秘密資金を調達し、その金で私組織を運営、韓国を掌握する権力を手にした。
 
自分たちの目的のために拉致、監禁、殺人を繰り返し、濡れ衣を着せることも辞さない権力不正の弊害をそのまま体現している二人にサ・ドチャンが孤軍奮闘しながら一撃を与えた。
 

制作側は「権力層の不正を見ても何もできない現実に無力さと倦怠感を感じている視聴者たちがサ・ドチャンの行動を見て痛快さを味わい、満足感を感じているようだ」とし、「これからどんな不正と対抗し、彼らを是正してゆくのか、サ・ドチャンの活躍にご期待ください」と伝えた。
 
一方、「スイッチ」第13、14話は18日夜10時、韓国にて放送予定。
 
 

写真提供:CJeS PRODUCTION
 

 
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