チャン・グンソク×キム・ギドク監督新作映画、ベルリン映画祭へ!
[韓国エンタメニュース]
来る2月15日から25日まで11日間ドイツ・ベルリンで開催される第68回ベルリン国際映画祭のパノラマスペシャル部門に、キム・ギドク監督の新作「人間、空間、時間そして人間」が公式招待を受けた。
ベルリン映画祭はカンヌ、ベニスと共に“世界3大映画祭”に名を連ねる歴史と名声を誇る映画祭。キム・ギドク監督は映画「ピエタ」にて、2012年ベニス国際映画祭最高の黄金獅子賞を受賞している。
ベルリン映画祭パノラマ部門のキュレーターは、「大胆な作品、深い感銘を受けた。この作品は人間という種の深淵を覗いた大胆かつ強烈な映像美を通じて観客をテストするだろう。また、現代社会に蔓延した家父長制度的な秩序に向けられた残酷で必死の渇望への警戒心を抱かせる。超現実的で無慈悲な反転は、挑発的な描写を超えたディストピアを構築している。この作品は、私達自身の責任感を信じるように煽る、正直な刺激だ。ベルリンの観客への素敵な挑戦となるだろう」と絶賛の言葉を伝えた。
一方、「人間、空間、時間そして人間」は、様々な年代、職業の人達が引退した軍艦に乗って旅をする中、軍艦が未知の空間に近づき、搭乗客らが生存のための悲劇的な事件を起こすようになる。貪欲さと利己心の残る空間で各登場人物が見せる生と死への対処方法を通じて、人類の人生における歴史もまた、巨大な自然の歴史の中の一部だというストーリーを描いた作品。チャン・グンソクを始め、 藤井美菜、アン・ソンギ、イ・ソンジェ、リュ・スンボム、ソン・ギユン、オダギリジョーらが競演するキム・ギドク監督23番目の長編作品となる。
写真提供:FineCut
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