宇宙最強俳優は宇宙一優しい人でした!
 
2018年3月13日、大宮ソニックシティで開催された「Gil Veot 5th Anniversary 2018 KIM NAM GIL Fan Meeting ROAD SHOW ～Haru～」キム・ナムギルさんの約1年ぶりのファンミーティングです。
昨年はドラマと映画で大忙しだったナムギルさんは一体どんな姿で出てくるの?髭はあるの?ないの?と、開演前にどんどんテンションはあがってきます。
 
春らしい音楽が流れるとスタスタとあの長い足で登場!!会場から湧き上がる大歓声!
今日はスカイブルーの片袖がないユニークなデザインの春ニットに白いシャツ、紺色のパンツ。なんとなく少年のような雰囲気です。でも、おひげはあり(笑)!
軽くウェーブのかかった髪をかき上げ、どこか照れたような笑顔でごあいさつ。ちょっと日焼けしているかな?という印象を受けました。

　
「今日は何の日?」というナムギルさんの問いかけに会場はもちろん「センイル～(誕生日)!!」
しかし、ナムギルさんのお答えは「火曜日」と。
そう、今日はナムギルさんのお誕生日!ご本人は記念日をあまり気にしない、と言いますが、ファンクラブ“Gil Veot”が用意してくれた「宇宙最強俳優　お誕生日おめでとう!」の緑色バナーと共に会場全体で「センイルチュッカヘヨー(お誕生日おめでとう)」。
尚、今回のイベントタイトルの「Haru」は日本語で「春」そして韓国語で「1日の」という意味、みなさんと特別な1日を過ごしましょう!ということでした。
 
その後、Gil Veot会員からのおめでとう画像・動画がスクリーンに映し出されます(私のもありました、きゃっ)。　ナムギルさんは感動してくれた、とは思うけどなぜか「息子さんに無理につきあわせるのはやめてあげて。いやーな顔してたよ(と顔マネ)。申し訳ない」とも言っていました(画像の中にあったんですよ)。どこまでもツンデレなのです。
 
Gil Veotも5周年ということで、今までを映像で振り返る「My Gil Veot」コーナー。
まずは4年前の大阪でのオープニングの詩の朗読の映像。「연기를　하고 싶다(演技がしたい)」　この言葉がとても心に響いたのを記憶しているのですが、その再現をしてくれて今回もこの言葉に感激しました。(「この時はちょっと詩を読んだだけできゃーっと盛り上がったのに、今じゃ愛が覚めているよね」と自虐モードのナムギルさん。「もっとほめてー」と。褒められて伸びるタイプ。韓国では褒めるとクジラも踊る、って言うんだとか)
2つ目の映像は私も参加した「映画≪海賊≫プレミアム試写会　in Seoul」。
若い!本人も「自分も老けたけど、みなさんもこのころはもっとはつらつしている」と、またドS節を炸裂させます。3つ目の映像は2年前の舞浜アンフィシアターで客席を歩く姿でした。
 
その後は「どうして僕のことが好きなの?ずっと応援してくれるの」と、どうしても聞いてみたい、とナムギルさんがカメラでキャッチした20代の女性と、カップルでいらした若い男性を選んで、熱く?語っていただきました。男性のファンがいると嬉しいんですって。
お父さんから「女性は女性、男性は男性に支持されてこそ本物」と言われているそうです。
 
 
そして、待望の1曲目。うわぁ、このイントロは「言葉にできない」。
私は昔から小田和正さんのファンでもありますが、この歌はもうナムギルさんのものと言っていい、と思います。DVDを何度見たことか。また聴きたい!とずっと思っていました。
今回ピアノは弾かず歌に集中した、と言うだけあって、本当にさらに歌がうまくなっていて、のびやかで、その声に胸が熱くなりました。
バンド紹介の後、ギターのチョン・ヒョンギさんが前に出て来ます。彼のアコギをちょっと手に取りますが、どうもギターはなかなか…とすぐ返します。「いつかは披露するからね、待っててね、僕のギターが聞きたかったらずっとファンミ来てよね」と、ファンをじらします。
 
2曲目のタイトルは「春が好きか」。ナムギルさんはいたずらっぽく「歌詞をよく味わって～特にカップルの方」と。ナムギルさん選曲にはちょっとめずらしいPOPな曲調です。
歌詞を見てると、いちゃいちゃしている恋人たちに、バカ、別れちまえ、ということなのね!場内が笑いに包まれます。
「マンヘラ～(別れてしまえ)」と歌う時の表情!やっぱりドS王子です(いや、本当は気遣いの人でとても優しいって知っていますよ～)。この曲で一旦休憩。はけるときも「マンヘラ～」と言い残していました。
 
 
休憩中は、カレンダー撮影の様子が流れてました。どの表情も素敵。この動画がほしいーと思わせるような素敵さでした。
そして今度は紺と緑のタータンチェックのスーツで再登場!3曲目の「Roman」を歌います。
「Roman」はちょっと久しぶり。やはり胸にしみます。
 
歌の後はGilとGalleryをかけた　「My　Gillery」のコーナー。
「名不虚伝」の名場面を見ながらのトークです。西洋医療は攻撃型で、東洋医術は守備型。ナムギルさんはプライベートでは攻撃型だそうですよ!
そして抽選でファンと名不虚伝のシーンのポーズでポラロイド写真を撮るというコーナー!
ファンはヨンギョンになりきれるのですが、どのポーズも妬ましいぐらいナムギルさんと近い!きっといい香りがしたんだろうな…。
この後は歌が続きます。
まずは「名不虚伝」のOSTから(ナムギルさん「みんなが通訳前にわかった」ってびっくりしてましたね。わかりますよ、もちろん!)「Not Gonna Wait」。
ナムギルさんの包み込むような暖かい声に癒され、ドラマの場面が思い出されます。
 
次は「飛べひよこ」。ここでファンにとっては衝撃的な話が。
ツアータイトルを「Haru」にするかどうか迷ったというナムギルさん。なぜなら、ナムギルさんの愛犬ハルが昨年末に亡くなったというのです。
ファンはナムギルさんがどれだけハルを愛していたか知っているので、本当に驚き、そして悲しかったです。大きなスクリーンに映るナムギルさんの眼が赤くなっています。
愛していたひよこを亡くした悲しみを歌った歌詞、“Good-bye　ヤルリ～”と歌うナムギルさんの眼に涙が…もらい泣きしてしまいました。
 
次の曲は、昨年末に亡くなったSHINeeのジョンヒョンさんが作った「ため息」。とても癒される歌ですと。この歌のサビの部分にも、泣かされました。続けて歌ったバラード曲「手に入れられない君」もナムギルさんののびやかで、そして泣かせる歌声が心をしめつけました。
この後、みんなで「もうナムギルさんなしでは生きられぬ」のバナーを持って記念撮影。どんな写真になっているか楽しみ!
 
 
そして、ナムギルさんも言っていたように時間がすぎるのが早くて、もう最後の曲。
でもその前に、このGil Veot 5周年という特別なファンミに、ナムギルさんは自筆で手紙を書いてきて読んでくれました。
Gil Veotは友達のような存在、と。ナムギルさんの言葉がとても、とてもうれしくて、うれしくて。親しい友人だから、すねたり、冗談言ったり甘えてくれてるんですよねー。
 
ラストは「名不虚伝」のOSTからもう1曲「Here I Am」!
ナムギルさんが「OSTからだけど、何だと思う?」と会場に聞いた時「Always」という声が多かったのですが、私はこのオープニングのハードなロックチューンの「Here I Am」が聞きたかったのです!
ドラマを見ている時から、ナムギルさんなら絶対かっこよく歌ってくれるはずと思っていました。あの印象的なイントロからナムギルさんが歌いだすと、私の予想をはるかに超えたかっこよさ!もうしびれました。この歌も完璧に自分のものにしています。
 
とっても盛り上がって、いったんアンニョン。でもアンコールの手拍子に応えて、すぐに再登場してくれ「愛してはいけないの」を歌います。
合いの手「キムナムギル!」に照れますが、みんなに歌うようにマイクを向け、そして、情感たっぷりに歌い上げます。そういえば字幕にカタカナで「サラハミョン アンデニ」と出ていましたね。
オーラスは、やっぱりこれがないと終われない「Forever」!ナムギルさん自身も「この歌好きなんだ～」みんなに立つように煽ります。
会場は大合唱、「サランヘヨ～」という叫び声もたくさんあがる。もちろん私も。ナムギルさんもステージを右に左に行って、最高の笑顔で手を振ってくれました!
 
本当に楽しい時間はあっという間です。気が付けば始まってから3時間も経っていました。
本当に本当に楽しくて、感動したファンミでした!来なかった方、本当に後悔しますよ!
ナムギルさんにこう言ってね、と言われたからじゃなくて、本当に素晴らしいファンミでした。歌は10曲も歌ってくれて大満足。
しかも、もともとお上手なのにさらに声が伸びていたし、日本語の歌は、発音がさらに良くなっていてびっくりしました。ずいぶん練習されたのかな?
そして、いつも思うことはナムギルさんの歌は人の心にぐっと入って来て、感情をすごく揺さぶられます。これはやはり彼が一流の俳優さんだからでしょうか。月並みな言い方かもしれませんが、歌に感情が込められていて、歌の世界観が見えるように思います。だから人を感動させることができるのでしょう。
 
 
あ、忘れていけないのが今回初の試みの「お見送り」。
どんな風にやるのかな、どの程度の近さかな?と思っていたら、ステージ下に細長い机が1台セットされます。そしてナムギルさんがその向こうに、ファンは机をはさんでこちら側を通るのです!
ナムギルさんは机ぎりぎりに立ってくれて、通りすぎるファン一人一人に目を合わせ、手を振ってくれます。背の小さい(ほとんどのファンがそうですが)方には身をかがめ、何か話しかけるファンにはちゃんと耳を傾け、指ハートには指ハートで返しくれます。
私はどうしよう?と悩んでいるうちにどんどん順番が迫ってきます。お友達はたぶん韓国語で「また絶対来てね(コッ ト ワジュセヨ)」と言ったのですが、その声を聞こうとしたナムギルさんのお顔がぐっとこちら側に寄って来ていました。私の時も、あの小さいお顔がすぐ目の前に!私は何も言えずに指ハートをするのが精いっぱいでした。ああ、後悔。ファンミの前半でステージに上がって固まってしまった方の気持ちがよくわかりました。
 
その後も、ずっと笑顔を絶やさず、ファンを見送ってくれたナムギルさん。宇宙最強俳優は、宇宙一優しい俳優でした!
 
サランヘヨ!そしてありがとう!またすぐ来てね。
今度は日本の素敵な季節、秋はいかがでしょうか。

■DVD発売情報

KIM NAM GIL 「ROAD SHOW -Haru-」DVD

価格 / 6,500(税別)　 発売時期 / 2018年7月末予定

仕様:オリジナルLP仕様パッケージ　フォトカード付き

埼玉公演のステージ映像に加え貴重なインタビューの模様も収録

販売サイト:https://www.koari.net/products/detail.php?product_id=11574



■公式ファンクラブ情報■

Kim Nam Gil JAPAN OFFICIAL FANCLUB　「GiL Veot」

https://www.namgil.jp/

※新規会員申込み受付中

※年会費6,480円(税込・入会金なし)

日本公式オフィシャルツイッター:@kngjapan