ドラマ「W -君と僕の世界-」にまつわるエトセトラ
~[徒然コラム] 韓国ドラマ「W -君と僕の世界-」にまつわるエトセトラ~
[韓国エンタメコラム]
アンニョンハセヨ、コムドリです。
皆さん、今年のゴールデンウィークはいかが過ごされましたか?
日本程のゴールデン感はありませんが、韓国でも今年は5月1日が「勤労者の日」、3日は「釈迦誕生日」、5日は「子供の日」と、ピョン・ピョン・ピョンと飛び石連休となりました。
お休みは嬉しいものの、飛び石連休だけにどこかへ旅行に行くには会社を休まなきゃいけないし、近場に行くにもどこも人だらけで疲れそうだし…と、私は結局家でゴロゴロダラダラ。
そんな中、ついつい見てしまうのが過去にハマった韓国ドラマの数々。
先日も「W -君と僕の世界-」がケーブルチャンネルで再放送(韓国では放送終了後もケーブルテレビで何度も再放送するのが常)しているのを偶然見かけたことから、再び1話から最終話まで見直しているところで、私の中で再び「Wブーム」が再燃しています。
簡単なあらすじを申しますと…
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好奇心旺盛な研修医のヨンジュには、カン・チョルという主人公が人気のウェブ漫画「W」を連載中の父親がいる。ある日、教授に「W」の結末を聞いてきてほしいと言われ、父の部屋を訪れたヨンジュだったが、父の助手からカン・チョルはもうすぐ死ぬと知らされる。彼の大ファンだったヨンジュは衝撃を受けるが、突然カン・チョルの手に引かれ、ウェブ漫画の世界に吸い込まれてしまい…。
ナイン ~9回の時間旅行~』『イニョン王妃の男』を手がけた脚本家ソン・ジェジョンと、『彼女はキレイだった』のチョン・デユン監督による、現実とバーチャルリアリティの中で繰り広げられるハイクオリティかつスリリングなドラマ。(出処:衛星劇場「W-二つの世界(原題)」HP)
韓国では昨年の夏に放送されましたが、日本でも5月2日にDVDとBlu-rayが発売となったので、きっと私のようになっている方もいらっしゃるはず!
という判断のもと!(…というよりもむしろ独断)
韓国ドラマ「W -君と僕の世界-」のハマりポイントについて、チェックしてみようかと思います。
このドラマのハマりポイントといえば、やっぱりイ・ジョンソク演じるカン・チョルという魅力的な“マンチッナム”の存在でしょう!
☆マンチッナム(만찢남)とは…?
マンチッナムとは韓国語で만화를 찢고 나온 남자(漫画から飛び出して来た男)の頭文字を取って出来た流行語で、言葉通り“少女漫画の中から飛び出して来たようなステキな男性”のことを意味します。
カン・チョルの場合、漫画から現実の世界に飛び出して来るキャラクターなので、ある意味“リアル マンチッナム”ですよね。(いや…そもそも「W」がドラマなんだから、その時点でリアルではないのか?)
ややもすると現実感ゼロになりそうな設定のこのドラマがヒットした理由の一つは、少女漫画の中だけに存在しそうな非現実なビジュアルの持ち主であるイ・ジョンソクがカン・チョルが演じたことによって、本当は漫画の世界に生きているけど現実に飛び出して来たかのようなリアルさがプラスされたからではないかと思います。
そんなマンチッナムゆえにキザなセリフも、甘~~いラブシーンも違和感ゼロ!
(甘いラブシーンは韓国ドラマではマストアイテムですもんね^^)
例えば「W -君と僕の世界-」7話で登場したこのシーン。
「女性が喜ぶロマンスが全部この本の中にあるんだって」と、ヨンジュと一緒に絵本の中に登場する胸キュンなシチュエーションを実践するカン・チョル。
「髪を結んであげる」
「本を読んであげる」
「おでこにキス」
きゃっ♥
ドラマに登場する「W」という漫画本は現実には存在していませんが、二人が一緒に読んでいたこの本「楽で愛おしいのさ」は実際に韓国で発刊されているもので、このドラマの中で登場したことにより注目を集め、多くの韓国人カップルたちが購入してシチュエーション再現をしたとか??
2月に日本で開催されたイ・ジョンソクのファンミーティングでもこの本が登場、本の中にあるシチュエーションをファンと一緒に再現するコーナーがありましたが、なんだったらこの本をドラマ化してイ・ジョンソクに演じてもらえないかしらと思ったり。
一方、そんなカン・チョルとの甘いラブシーンを繰り広げるオ・ヨンジュ役を演じたのは、スラリとした長身、透き通るような白い肌と神秘的な褐色の瞳の持ち主で、今や韓国を代表する女優の一人でもあるハン・ヒョジュ。
そうそう!マンチッナムのお相手はやっぱりこの位のビジュアルがないとねー。
ただ、ヨンジュは研修医として忙しく過ごしている恋愛とは縁遠いキャラクターの為、普段のファッションはシャツやニットにパンツスタイルというシンプルなファッション&超ナチュラルメイクが殆ど。
それでも輝いて見えるのは、ナチュラルメイクが引き立つ美貌の持ち主だからですよね。
そんな普段は化粧っ気がないヨンジュですが、カン・チョルとデートする時は女子モードになりメイクをするシーンは女性視聴者達なら共感しちゃうところです。
ちなみに、このシーンに登場するリップとパクトは、ハン・ヒョジュが広告モデルをしている韓国のコスメブランド「秀麗韓(スリョハン)」の製品。
韓国での人気ドラマには今やもう不可欠な存在となったPPL(間接広告)がこんな風に登場しているわけですが、ヨンジュ役のハン・ヒョジュがキレイなので、PPLに対する違和感を感じるよりも、むしろ「どこの化粧品よ!?製品名までちゃんと教えてよ!!」と画面を食い入るように見て、すぐにインターネット検索!
※PPLについてはこちらのコラムで詳しく説明しています。
「人気ドラマに氾濫するPPL」
すると、ハン・ヒョジュ自身が描いた花の絵パッケージの“リミテッドエディション”だとかいうじゃないですか。
「限定品」と言われるだけでとりあえず購買欲200%増加する私という単純な女…。
ちなみにヨンジュの部屋に置かれているスキンケアラインも「秀麗韓」のものだそうです。
また、最近韓国ドラマ関連のグッズで増えているのがあるのですが、それがドラマのフォトエッセイ。
ドラマの名シーンや名セリフ、また未公開を含めたメイキングシーンなどが多数掲載されていることで、出演俳優のファンのみならずドラマのファンも多く購入しているのだとか!
そして「W-君と僕の世界-」も類に漏れずフォトエッセイが発売中!
これがまたちらっと見ただけでもドラマの感動と胸キュンがぶわわ~っとフラッシュバックしてきてしまい、もはや仕事どころではな~い!(実はフォトエッセイを会社で束の間の癒し用に常備している私←)
というわけで、色々と「W-君と僕の世界-」に関連する情報をお届けしてきましたが、今年のゴールデンウィークは「W-君と僕の世界-」と共に過ぎて行ってしまいそうです^^;;
「W -君と僕の世界-」をテレビで見てハマったという方も、また、まだ見てない!という方も是非是非見てみてくださいね!DVD&Blu-Rayは5月2日にⅠが発売されたばかり!
こちらも要チェックです~!
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