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2014.09.16 05:35

これ一つでフォトジェニック!韓国で流行中の“セルカ棒”

アンニョンハセヨ!コムドリです。
 
写真を撮るのが大好きな韓国人にとって、写真を撮る時に当たり前なのが“セルカ”。
セルカ(셀카)とは“セルフカメラ”の略語で「自分撮り」「自撮り」のことをいいます。

特に若い子達は、カフェだろうと地下鉄の中だろうと、セルカモードのスマートフォンのカメラに向かいポーズを取りながら、パチリとしている姿を目撃するのは日常茶飯事。
皆、“オルチャン角度(写真写りの良い角度)”を熟知しており、他人に撮ってもらうよりもセルカの写真がお気に召すようです。
韓流スター達もSNSでセルカをよく公開していますよね。

日本の皆さんにすると「自分で自分の写真を撮っている姿を周りの人に見られるなんて恥ずかしい~」的な感覚が先立ち、なかなかマネ出来ない行為かと思われます。
(韓国生活が長い私の場合、すっかり韓国人化してしまったのか、セルカ撮影に抵抗が無くなってしまっていますが…)
でも、大好きな俳優やアーティスト達がSNSにアップするセルカ写真を見慣れていく中で、韓流ファンを中心にこのセルカ文化が日本でも徐々に広まりつつあるのではないでしょうか?

そんなセルカ文化大国の韓国で今、革新的な商品が登場し大流行しています。
 
その名も…

“セルカ棒~~~!(셀카봉)” (←ドラえもん口調で!)
 

これまでのセルカといえば、自分の腕を精一杯伸ばして撮っても自分の顔が超アップになってしまうので、他人に公開するのはちょっと恥ずかしい写真になることもしばしば。
また、大人数で撮影しようとすると全員がフレームに入り切らなかったり、旅先の美しい景色をバックにセルカを撮っても背景は写っていなくて自分の顔だけだったり…。
 
だ・け・ど!!
 
そんな問題を解決できるのが、このセルカ棒なのです!

使い方は超簡単! 
 
 
①セルカ棒の先にスマートフォンを固定し

 
②長さ調節可能な棒をビヨーンと伸ばし

 
③セルカモードでタイマー設定をしてポーズを取ると
(お見苦しいコアリスタッフの顔は隠して…)


こんな自然なセルカ撮影が可能に!
 
 
…ただ、撮影している姿はちょっと笑えますけどね…^^;;;
 
 
 
セルカ棒流行の火付け役となったのは、tvNで放送された人気番組「花より青春(꽃보다청춘)」

ミュージシャンでありながら、最近バラエティ番組でユニークなキャラクターを発揮し人気急上昇のユ・ヒヨルがこのセルカ棒を使いながら、番組の中で訪れた旅行地 ペルーの美しい景色と共にセルカ(動画も!)を撮影したことで一気にセルカ棒への注目が集まりました。
 

 
 
その後、ファッションリーダーとしても女性ファンが多い人気女優 コン・ヒョジンが、出演したドラマ「大丈夫、愛だ」でセルカ棒を使っている姿も注目を集めました。

 
写真出処=「大丈夫、愛だ」ドラマ公式ホームページ

また、“アジアプリンス”チャン・グンソクは、万里の長城を訪れた記念にセルカ棒でセルカ撮影。
 

写真出処=チャン・グンソク中国公式サイトWeibo
 

かくいう私も、韓国国民達の一大行事 秋夕(チュソク:旧盆)の連休期間の旅行の為にセルカ棒を購入!
旅先で道行く人達に「すみません、写真撮ってもらえますか?」と頼まずに、セルカ棒を利用して旅先の景色をバックに友人と一緒に記念写真を撮ったりするのに大活躍!
セルカ棒で撮影した写真をSNSにアップしたところ、日本在住の友人達から「セルカ棒って使えるねぇ!」という賞賛(?)の声を受けたのでした。
  
 
また、セルカ棒は自分撮りの為だけに使うものではありません!
ジャカルタで開催されたEXOのコンサートでは、ステージ上のメンバーに向けてセルカ棒につけたスマートフォンを突き出すという新手の活用法が登場!

 
コンサート会場で観客からセルカ棒で伸ばされたスマートフォンのシャッターを押してセルカを撮ってあげるルハン。

こうして撮られた写真はこちら!

写真出処=EXOファン ブログ

す、すごい!!

※日本や韓国で開催される大部分のコンサートでは、公演中の撮影は禁じられていますのでご注意くださいね。 
 

日本ではマイナーな存在のセルカ棒(というかセルカ文化自体がまだまだマイナー?)ですが、こんな活躍を見ていると近い内に日本で“セルカ棒”という新たな韓流ブームが巻き起こるのではという予感がするコムドリでした。


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