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2014.01.07 09:56

キレイな男 勝手にレビュー♪(第12話)

キレイな男<예쁜남자>
第12話 ~12/26 O.A.~

揺れ動くボトンの気持ちと共に揺れまくりのコムドリです。
(だから私は関係ないっちゅーのですが…)

ダビデの決断により、ついにユラから暗号を手にすることになったマテ。
あんなにも望んでいた暗号を聞くことになった…と思いきや、ユラが言った“愛の為に自分の人生を投げ出した人間”…つまりダビデのことが心に引っかかります。

暗号が録音されたユラの携帯電話を持ちしばし考え込むマテ。

そして…

“削除”

ぎゃーーーーーーー!!

「俺の母さんの遺言、その大切な暗号を、俺ではない誰かを犠牲にして手に入れたくないんだ」

自分の為に土下座までしてくれたボトン、そんなボトンの為に自身の人生まで投げ捨てようとしたダビデ…、ボトンを巡ってのダビデの恋敵として恥ずかしくない存在でいたいというマテの強い気持ちが現れていた一言ですね。
ストーリーが進む中でマテが成長していることを感じさせられました。

それでもまた電話掛けて来て「今からでも遅くないから素直になりなさい。暗号をえてあげるわ」と言うユラ。
確かに、録音ファイルは削除されましたが直接聞いたユラは覚えてますもんね。
っていうかあなた、しつこいから。ホントは教えたくて仕方ないんでしょーが!

しかし「あなたに今後暗号を聞くことはない」とはっきりと断るマテ。
よっ!男だぜ。

電話を切ったユラは「暗号を見つけたらあなたはムチャクチャになるのに…」と意味深長なことをつぶやきます。
一体どんな暗号なんですか!!マテは聞かないと言ったけど私は聞きたい!

一方、マテとダビデの間で揺れ動くボトンは、インターネット掲示板に書込みして意見を求めます。
その中で「二人とキスするのを想像してみたら答えが出ますよ」というコメントを見て考え込むボトン。


「マテさんは十年以上想像し続けてきたけど、ダビデさんとは…」

……

想像中…

そこに何にも知らないダビデが登場して大慌てっ!

「やってないですよ!やろうとしたけど絶対に触れるところまで行ってないから!」

ボトン会社には “人形”マテに夢中のキジがやって来てスタンバイ中。
マテはうんざり、ボトンはムカッ。

しかし、支店を視察中のマテ、そして勝手について来たキジはそこでも我がままお嬢様っぷりを見せて店内の客とトラブルを起こしますが、マテのフォローにより事なきを得ます。

昔のマテだったらキジに雷を落としそうなところですが、キジに対して優しい笑顔を見せながら話すマテ。

それは、パク・キソク会長の前で恥ずかしい自分の姿を見せてしまうことになった時の経験によってわかった、自分よりも幼いキジへのアドバイスでした。
マテ、本当に大人になったねぇ…(しみじみ)。

仕事帰りに二人で飲んでいるマテとダビデ。

その場所がオシャレなバーじゃなくて庶民的な居酒屋で…というのがなんだかいいですよね。

「暗号は手に入れたくて仕方ないけど、その為にボトンとダビデを犠牲にしたくない」と語るマテと、
そんなマテを「僕が思っていた以上に中身のある男だ」と言いながらマテのグラスに酒を注ぐダビデ。

二人の間に男の友情が芽生えているようでもあり、それでいて三角関係の火花が散っているようでもあり…ステキな構図です。
(私、こういう男同士で一杯やっている姿に弱いのです)

「キム・ボトンを巡る三角関係に関する緊急会議」を終えて酔っ払って帰宅したマテを迎えるボトン。
そんなボトンの為に買ってきたという焼き栗をボトンの為に剥いてあげて食べさせてあげるマテ。

酔った目で見つめてボトンの頬を掴みながら「ボトン、お前が好きだ…いや、愛してる」と告白!

「どうしよ、今日ニンニク食べたのに…」と慌てながらも目を閉じるボトン…
きゃー!!初のラブシーン!!!

…と思いきや

「嘘だよ」

やっぱりね(涙)。

…と思っていたら「俺は母さん以外を愛したことがない。だから人を愛するというのがどんな気持ちなのかわからないんだ」と話し出すマテ。

日本と違うと感じることの一つに、息子が母親に対して「愛している」と表現すること。
日本では息子は何となく母親にぶっきらぼうなのが当然だという感じですが、韓国では年頃の男の子でも両親に対して本当に優しくて「愛している」と口に出して言うのが珍しくありません。

納得いかない表情のボトンに対して話した言葉がこれまたいいのです!

어떤 마음이 사랑하는 마음인지 그런것도 잘모르면서 사랑한다고 말하는건 거짓말이잖아
(どんな気持ちが愛しているという気持ちなのか、そんなこともわかっていないのに愛していると言うのは嘘じゃないか)

そして「どんな気持ちが愛するということなのか、それがわかる時まで…どこにも行くな」というマテ。
これは今のマテが言うことができる最高の告白の言葉だといえるでしょう。キューン…。

しかし最後には「ところで…ニンニク食った?」というオチつき。

一方、ユラの元夫であり、肩書きだけのMGグループの代表社長であるパク・ムンスの解任を決める臨時株主総会が開かれる日となり、落ち着かないユラ。
ホンランの思惑通り、ムンスの解任が可決という結果が出たその時…!


「MGグループの株主 チェ・ジュナンです」

そして、チェ・ダビデ…本名チェ・ジュナンの反対意見により、結局、ムンスの解任は否決されます。
これが、暗号を得る為にダビデがユラに出した条件だったのですね。

場所は変わり、マテの言葉により勉強の意欲を持ったキジの姿にカン会長は大喜びするものの「トッコ・マテと結婚させてくれなきゃ尼さんになる!」とキジから言われ、マテに会うことを決心します。

SSグループの婿になれと言われると思ったマテでしたが、カン会長から出されたのは「イ・ギム検事をうまく丸め込んでくれ」という思いもよらない提案。

ここで登場の第6の女!
“パワーのある女”イ・ギム

財閥であろうと何だろうと圧力に屈することなく正義を貫く、別名“財閥キラー女”イ・ギム検事。
カン会長のSSグループがこのイ・ギム検事の捜査にかかってしまって絶体絶命の状態にあり、じゃじゃ馬娘 キジまでも手なずけたマテの手腕を買い、イ・ギム検事も丸め込んで欲しいというのがカン会長の依頼だったのです。

そして、その代価は「SSホームショッピングの社長の座」!

その条件は3つ

1. 今回の捜査で会長が裁判を受けることなく釈放される
2. キジが勉強の為に自ら留学をする
3. 今からキジとは会わない

この条件を受け入れたマテはイ・ギム検事の情報を入手、本格的に攻略の作戦をスタート。
偶然を装ってバスに乗り合わせ、自分の魅力で誘惑しようとしますが、そんなのには目もくれません。

これまで攻略して来た女性とは勝手が違い、逆に酒に強いギムに潰されてしまう始末…。

酔い潰れて眠っているマテの頭を撫でながら「妾の子ごっこは面白い?あんたはMGの妾の子じゃないのよ」とつぶやきながらマテの髪の毛を持ち去るギム。

ギムは何を知っていて、何を企んでいるのでしょうか?そして、今回はかなり手強そうな相手です…・。

しかし、再びギムの調査資料を見ながら何かひらめくマテ。
それは、ギムの裏側に隠されたもの…寂しさ。

一方、マテが自分と二度と会わないという条件にサインをした事実をしったギジは信じられない思いでマテに電話しますが、マテはクールにそれを認めます。

ギムを誘惑する為の武装? ダテ眼鏡姿もステキなマテ。

ギムを誘惑する作戦を再開し、大きな人形を抱きながら待っているマテ。

どっちが人形!?と思うカワイさ。
普通の女性ならここでイチコロですが、やっぱりそう簡単にはいきません。

マテがカン会長の送った刺客であることに気づいているギムの言葉に一瞬驚きを見せますが、負けずに作戦続行。

一人暮らしの女性の家には男物の靴が無いといけないと言い、靴を置いて行くマテ。
寂しさを紛らわせてくれる人形と、一人暮らしの不安を解消する為の男物の靴。
この二つがギムの心を掴むポイントになっていくのでしょうか。

一方、パク・キソクからダビデが自分の息子であると告げられて取り乱すホンラン。
そして、マテの会社を訪れたユラは、ボトンがマテからミスクの遺品分けしてもらったという時計を見て、ホンランが昔持っていた時計と同じだと気づき動揺します。


え?ええ??どういうことなんでしょうか!?
ホンランが持っていた時計と同じ時計をマテが持っていたというのは何を示しているんでしょうか!??
ミステリーが一つ一つ暴かれていきます。