チソン、信じて見る俳優の本領発揮
[韓国エンタメニュース]
俳優チソンの活躍で支えられたドラマ「医師ヨハン」が放送終了した。
チソンは、SBS金土ドラマ「医師ヨハン」にてペインクリニック科教授チャ・ヨハン役でお茶の間に姿を見せた。チソンの強烈で様々な演技は、視聴者の心を奪い彼をなぜ“代替不可俳優”と呼ぶのかを確認させた。
チソンは、先天性無痛覚症を持っている医師役だ。痛みを感じることが出来ないペインクリニック科の教授という設定は、放送前から視聴者達の興味を誘った。そして“大賞俳優”である彼がチャ・ヨハン役でキャスティングされたというニュースと、ドラマ「ニューハート」チャ・ウンソン役で関心を一身に受けたチソンの“医師ドラマ”復帰は、ファン達の歓迎を受けた。
また「医師ヨハン」の中でチソンは、経験豊富且つ新鮮であった。外見的なスタイルは単純だったが、直接的で感情的な表現は少ないチャ・ヨハンを演じ、眼差しでキャラクターを完璧に表現した。自身は、痛みを感じることが出来ないが、患者が感じる痛みを分かり治療しようと奮闘する医療人たちの本質的な悩みと使命を余すことなく伝え感動を与えた。また、頼もしさや心の籠った眼差しで女性ファン達の心を奪った。直接的な台詞ではなく、人物が持つ感情やメッセージを伝え“信じて見る俳優”の進化を知らせた。
7日に放送された最終回では、3年振りに帰ってきたチャ・ヨハンがカン・シヨン(イ・セヨン)とお互いの気持ちを確認し、安定と余裕を持ちこれからも立派な医師として生きていくことを暗視し、有終の美で放送が終わった。笑顔を見せるチャ・ヨハンの姿と「誰かの痛みを知り分け合うこと。これは、人生が終われば無くなる痛みに対して私の最後の処方だ」というチソンのナレーションでドラマは幕を下ろした。このナレーションには「医師ヨハン」で伝えようとしたことの始まじまりと終わりがすべて含まれていた。
写真提供:SBS金土ドラマ「医師ヨハン」放送キャプチャー/「医師ヨハン」ポスター
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