『もしもの愛』、釜山国際映画祭で熱い反響!レッドカーペットからGVまで
【この記事のポイントは?】
◆Netflix映画『もしもの愛』が、第31回釜山国際映画祭で公式イベントを盛況のうちに終えた
◆チョン・ドヨン&ソル・ギョング&チョ・インソン&チョ・ヨジョンらが作品に込めた思いや役柄について語った
◆人と人との関係や「視線」をテーマに描く本作は、日本でも一部劇場で期間限定上映後、Netflixで配信予定
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[韓国エンタメニュース]
イ・チャンドン監督のNetflix映画『もしもの愛』が、第31回釜山国際映画祭で公式日程を盛況のうちに終えた。
第31回釜山国際映画祭のアイコン部門に公式招待された『もしもの愛』は、開幕式のレッドカーペットを皮切りに、オープントークや観客との対話イベント(GV)まで、すべての日程を成功裏に終えた。
『もしもの愛』は、解雇された労働者とその妻、ドキュメンタリー監督とその夫という2組の夫婦が、ドキュメンタリー制作をきっかけに出会い、それぞれ異なる人生や心の奥に秘めた欲望と向き合っていく物語だ。
6日(火)、映画の殿堂で開催された第31回釜山国際映画祭の開幕式レッドカーペットには、チョン・ドヨン、ソル・ギョング、チョ・インソン、チョ・ヨジョン、イ・チャンドン監督が登場。観客や取材陣から熱烈な歓迎を受け、公式日程の幕を開けた。
7日(水)には、映画の殿堂ルーフシアターを埋め尽くした映画ファンとオープントークを通じて交流。イ・チャンドン監督とソル・ギョングが互いのジャケットを交換して着てきたという微笑ましいエピソードも明かされ、会場を笑いで包んだ。
イ・チャンドン監督は、作品の出発点について「10年以上前、大企業の人員削減をきっかけに解雇された労働者と会社に残った人々の間に深い溝が生まれた。当初はこの問題を映画で描くことに確信が持てなかったが、ドキュメンタリー監督の物語を組み合わせることで、彼らの苦しみを自分自身がどのような視線や姿勢で見つめるべきかを描けると考え、作品を完成させた」と語った。
さらに「この映画は視線についての物語。カメラを持つこと自体が一種の権力を生み出すと考えている。人と人との関係に生まれる力や、互いにどう向き合うのかを観客にも考えてほしかった」と作品に込めた思いを語った。
俳優たちも、それぞれが演じたキャラクターや作品について語り、映画への期待を高めた。
チョン・ドヨンは「誰もが大小さまざまな不安を抱えて生きていると思う。ミオクが抱えるのは、愛や夫、家族を守るための不安。その気持ちにはとても共感でき、自分と似ている部分があると感じた」と語った。
ソル・ギョングは「ホソクは、まさに自分自身だと思った。韓国の男性にとって普遍的な男性像を象徴する人物だと考えている。苦労して生きてきたものの、気持ちを表現できず、心の中で苦しんできた父親のような人物だ」と説明した。
チョ・インソンは「イ・チャンドン監督の作品には、明確な悪人が存在しないように感じる。善と悪を二分して登場人物を描くわけではないので、自分もサンウに先入観を持たず、彼の人生をありのままに受け入れようとした。スティーブ・ジョブズになれるよう、最大限努力した」と振り返った。
チョ・ヨジョンは「撮影現場では、イェジとして存在することを心がけ、撮影の合間にも何かを撮り続けるようにしていた。実際のドキュメンタリーチームのスタッフが撮影に参加してくれたことも、役に入り込むうえで大きな助けになった」と明かした。
イ・チャンドン監督と4人の俳優は、7日(水)と8日(木)の2日間にわたって開催されたGVでも、観客と作品について多彩な話を交わした。特に7日のGVにはオ・ジョンミ作家も参加し、観客から寄せられた高い関心に応えた。
一方、『もしもの愛』は韓国で9月23日より一部劇場で上映中で、日本では10月23日より東京・大阪をはじめ全国の一部劇場で期間限定上映される予定だ。その後、11月6日よりNetflixで配信される。
写真提供:釜山国際映画祭、Netflix

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