キム・ナムギル&キム・ヨングァン、俳優として今最も真摯に取り組んでいる事とは?
【この記事のポイントは?】
◆『トリガー』キム・ナムギル&キム・ヨングァンのグラビアが公開
◆二人はブラックカラーの衣装を完璧に着こなし独自のカリスマを発揮
◆インタビューでは『トリガー』でのアクションについてや俳優として今最も真摯に取り組んでいる事を明かした
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[韓国エンタメニュース]
Netflixシリーズ『トリガー』キム・ナムギルとキム・ヨングァンのグラビアが公開された。
公開された写真で壁とテーブルを挟んで向かい合った2人は、ブラックカラーの衣装を完璧に着こなし、独自のカリスマを発揮した。
『トリガー』は、出所不明の違法銃器が配達され、銃器事件が絶え間なく発生する社会で、それぞれの理由で銃を手にした2人の男の物語を描いた銃器アクション災害スリラーだ。
劇中、軍のスナイパー出身である警察官イド役を演じるキム・ナムギルは、アクション演技の準備で悩んだ点を問われると「選択を迫られる極限の状況で、イドが抱えていた感情が設定に沿って微妙に滲み出るポイントがある。単に善人が悪人を制圧するのではなく、また誰かを懲らしめたり殺そうとするアクションではなく、(イドとして)銃を握る行為自体が間違っているというメッセージを伝えなければならない点が独特だった」と答えた。イドの謎の助力者ムンベクを演じるキム・ヨングァンは「このキャラクターを演じられること、選択されたことが嬉しかった。演技しながら“自分が演じられて良かった”と感じるほど」と答え、演じた役柄への深い愛情を明らかにした。
本作は多様な群像の心理的なトリガーを描いている。キム・ナムギルは「犯罪スリラーというジャンルで見ると、以前は直接殺人を通じて証拠を明らかにし逮捕する方法が多かったが、現在はオンライン上でガスライティングを装ったり、グルーミングを通じて自ら命を絶たせるような犯罪が多いのが現実だ。そこに銃が与えられた設定なので、私たちの社会について考える余地が数多くある」と伝えた。キム・ヨングァンは「(銃を)手にするかしないか、撃つか撃たないか、この問題が疫病のように人々や社会に広がっていく点が興味深い。“もしも”という前提が、このシリーズの中で鮮明に表現されている」と紹介し、作品への期待を高めた。
俳優として2人が今最も真摯に取り組んでいることは何だろうか。キム・ヨングァンは「些細なことかもしれないが、最高のコンディションを維持するために10時に寝て朝早く起きる。次の日に疲れた姿を見せることや、全力で取り組めない状況が嫌だ」と語った。
キム・ナムギルは「以前は長期的にいつどんな作品に挑戦したいか、何をするべきか、10年ほどの生活を計画したこともあった。結局、思い通りにはいかないものだ。継続の中で一日一日を真摯に過ごせば、その年齢で自分が見せられる演技が変わると信じている」と答えた。
一方、『トリガー』は7月25日にNetflixで配信予定。また、キム・ナムギルとキム・ヨングァンのグラビアとインタビューはBAZAAR 2025.8月号に掲載される。
キム・ナムギル翻訳付き!BAZAAR 2025.8月号を見る
キム・ナムギル&キム・ヨングァン『トリガー』、作品ポイントは“銃を手にした理由”
写真提供:BAZAAR
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