2024.05.22 12:30

『ベテラン2』カンヌで世界初公開！リュ・スンワン監督”感無量”

【この記事のポイントは？】

◆映画『ベテラン2』がカンヌで世界初公開された

◆現地時間20日に行われた上映では満席の中行われ、最後にはスタンディングオベーションも

◆リュ・スンワン監督は「言葉で表せないほどうれしい」と心境を明らかにした

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[韓国エンタメニュース]

映画『ベテラン2』がカンヌ国際映画祭で世界初公開された。

1341万人の観客を集めた映画『ベテラン』の続編『ベテラン2』のファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、リュ・スンワン監督が20日（現地時間）、カンヌ国際映画祭のメイン上映館であるリュミエール大劇場で行われた公式上映イベントに参加した。リュ・スンワン監督と主演を務めたファン・ジョンミン、チョン・ヘインが出席し、遅い時間にもかかわらず2300席のリュミエール劇場は観客でいっぱいになった。ミッドナイト・スクリーニング部門はアクション、スリラー、ノワール、ファンタジー、ホラーなどのジャンル映画のうち、作品性と大衆性を兼ね備えた数少ない作品を上映する部門だ。

公式上映に先立って行われたレッドカーペットイベントで3人は各国の取材陣のフラッシュに笑顔で応えながら入場した。二度目のカンヌ国際映画祭となるファン・ジョンミンは、余裕のある姿で映画上映を待つ観客に挨拶して雰囲気を盛り上げた。人生初のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩いたチョン・ヘインは、ファンの歓声に満面の笑みで応えた。

本格的な映画上映が始まると、リュ・スンワン監督ならではの目が離せないアクションが観客を圧倒した。ベテラン刑事ソ・ドチョルと、ソ・ドチョルの目に留まり新たに加わった刑事パク・ソヌを演じた主演2人の演技は、観客の没入度を最高潮に引き上げた。中間に登場するユーモアで客席のあちこちから笑いが飛び出した。

映画が終わってエンディングクレジットが流れる時から始まったスタンディングオベーションと歓声は約10分間続いた。観客の歓声にリュ・スンワン監督、ファン・ジョンミン、チョン・ヘインは観客席に向かって笑顔と感謝の言葉を伝え、抱擁と握手でお互いに激励した。

リュ・スンワン監督は「この映画をカンヌで初めて紹介することができ、言葉では言い表せないほど嬉しいです」とし、「カンヌに来るまで50年かかりました。カンヌ映画祭の関係者の方々、今日劇場を訪れてくださった観客の方々、この映画にまだ出会えていない未来の観客の方々、そしてこの映画を一緒に作ってくれた俳優と家族の皆さんに心から感謝します」と感想を述べた。

マイクを渡されたファン・ジョンミンは「皆さんの無限の愛情と愛と感謝の気持ちを胸に秘めて帰ります。そして、この温かさを僕たちの映画を愛する韓国のファンに必ず伝えたいと思います」と語った。